音楽

2018年12月 1日 (土)

魂の音楽祭マブイオトVOL.10に行ってきました

11月24日(土)は、『魂の音楽祭マブイオトVOL.10』に行ってきました。マブイオトは世界的なアコーディオン奏者であるCobaさんが主宰し、毎回様々なゲストとこの日限りのコラボを見せてくれるとても贅沢なコンサートです。
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記念すべき第10回目のゲストは、フラメンコギターの沖仁さん(初の2度目登場のゲスト)、クロマチックハーモニカの南里沙さん、沖縄民謡の歌手上間綾乃さんのお三方。大変申し訳ないのですが、南里沙さんがエクスペリアのCMに出ているということ以外、ほとんど何も知らず、期待度は今一つといったところ。
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会場に着くと、入り口付近に「振る舞い古酒」なる甕が置かれていました。
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このコンサートでは、最終日の終演後にゲストの方が泡盛を甕に入れて毎年つぎ足し、洞窟で貯蔵されて古酒として熟成されてきたのです。第10回目を記念して、このお酒が来場者に配られるのだとか。
ところで、開場を待つ人々の様子は、昨年と比べて少し大人しい感じがします。昨年はゲストがMay Jさんだったので、彼女のTシャツを着けた熱心なファンが大挙して訪れていたものです。
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コンサート会場は、このような天然の洞窟です。
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Cobaさんがこの会場を痛くお気に入りなのは天然の洞窟ゆえの音響の良さにあるのかも知れません。
35コーヒーのご子息であるお二人のユニットの前座が終わり、いよいよCobaさんが登場。オープニングはTHE BOOMの「島唄」。沖縄のファンへのサービスなのでしょうが、島唄って沖縄の歌じゃないんだけどな~と軽くツッコミを入れてみます。
次は早くもゲストの上間綾乃さんが登場、歌う曲はなんと再び「島唄」。こちらはうちなーぐちバージョンです。標準語の歌詞に若干違和感を持つ私も、うちなーぐちで歌われるとすんなり入ってくる(うちなーんちゅじゃないやし)し、「あ、島唄っていい曲なのね~」と思います。
綾乃さんの歌声に魅了されているとあっと言う間出番が終わり、そのあとのゲストは南里沙さん。
1曲目はエクスペリアのCMに使われている曲。
2曲目は「めぐり逢い」という美しいバラード。Cobaさんはステージ裏へ下がり、ギターの天野さんと二人だけの演奏です。(余談ですが、この「めぐり逢い」はどこかで聴いたことがあるような気がするということで、その昔、倉本聰さんが脚本を書いたドラマ「優しい時間」に使われていたのでは?という話になりました。調べてみると、「めぐり逢い」はアンドレギャニオンという方の作曲で、なんと、優しい時間にもアンドレギャニオンさんの曲が使われていたのです。北海道を舞台にしたドラマで、「北の国から」にも通じるような、美しいドラマでした。)
3曲目はCobaさんがステージに戻り、Cobaさんの曲「SARA」。この曲を含め、「Libertango」や「Maria」も演奏され、Cobaさんが弾くメロディを里沙さんが担当し、Cobaさんがバックを務めます。これが、めちゃくちゃカッコいいのです。コンサート会場へ向かう途中、今日はLibertango演らないかなあと言っていたので、この曲が演奏されたことは大きな喜びでした。
最後のゲストは沖仁さん。Cobaさんの「9000の夜」や、チックコリアの「スペイン」などが披露されました。フラメンコギターは、Gipsy KingsのTonino Baliardo氏のCDが1枚あるだけで、特に馴染みがなかったのですが、南里沙さんも加わった「スペイン」が特にカッコイイ演奏だと思いました。
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公演終了後、なんと、10周年を記念して写真撮影が許可されました。
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何枚も撮ってみたのですが、私は客席の端っこに座っていたので、私の方向を見ている人が誰もいなかったのがちょっと残念でした。左から、ドラムの天倉正敬さん、ギターの天野清継さん、Cobaさん、上間綾乃さん、沖仁さん、南里沙さん、ベースの田中晋吾さん。
私は、ドラムの天倉さんがにこやかに演奏されている姿がとても好きなのです。
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これはちょっとピントが合っていませんね。
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これがいただいた10年古酒。大切に、お正月にでもいただこうかと思います。
今年で10回目のコンサートで、私は4回目の参加でした。今年の期待度は今一つと書いてしまったのですが、満足度はこれまでで最高でした。今年のMVPは南里沙さんで決まりです。

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2018年9月30日 (日)

マルチーズロックライブに行ってきました

9月16日は、マルチーズロックの「音舟」発売記念ライブに行ってきました。

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とぅじさんは、マルチーズロックのリーダーであるもりとさんの親戚とお友達。でもだからと言って、お付き合いで仕方なく観に行っているわけではなく、マルチーズロックのファンになってから、お友達が親戚であることがわかったのです。今回はメンバーチェンジ後初めて接するライブであり、バンドのまとまりなどがどのようになっているのかとても楽しみでした。

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ライブの3曲目までは、アルバム「音舟」の曲順どおり。オープニングの「時代の流れ」は、ものすごく暗く重い曲。嘉手刈林昌さんの曲だそうですが、オリジナルがどんなアレンジなのか知りません。少し暑いホール、もりとさんが「誰か優しい人、ビールちょうだい」とせがむと、数本のビールが差し入れされました。

ライブも中盤に差し掛かってくると、アップテンポな曲が増えたこともあり、もりとさんもノリノリに。ウッドベースの重低音がビンビンと響いてきます。少し長めのアンコールもあり、約2時間のライブは無事(ベロベロに酔っている方が数名いらっしゃいましたが(笑))終了しました。

 

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もりとさんの親戚の方とも話をしたのですが、マルチーズロックを知人に勧めようとしても、どんな音楽なのか説明できないのだそうです。確かに、「ハードロックだよ」、とか、「AORだよ」、とか、簡単な言葉一つでは説明できません。私が思うに、「民族音楽やジプシー、フォーク、ロック、パンクなどをベースにしたびっくり箱的プログレミュージック」ではないかと思います。曲のメロディやリズムがめまぐるしく変わる部分などはイエスやジェネシスのようなプログレッシブロックの影響を強く受けていると思いますし、もの悲しいメロディはジプシーミュージックのようでもあり。まあ、彼らの音楽を前にすると、ジャンル分けなどというものがいかに無意味であるかわかるのですが・・・。

 

ちなみに、簡単に「音舟」の印象を付け加えると、これまでのダークなイメージが薄れ聴きやすくなっていて、沖縄の方言を使い、今までよりも沖縄をより強く意識したものになっていると思います。これまでも沖縄戦を題材にした曲もありましたが、直接的な言葉も方言もほとんどありませんでした。また、聴きやすくなっているとはいえ、3曲目の「ヒヤミカチロック」は、もりとさんの「イッちゃってる度」(失礼!)が増しているような気がしますが、「憂鬱なレイミー」のような、もりとさんらしからぬ(重ね重ね失礼!)可愛らしい曲もあります。相変わらず、もりとさんの詩人としての能力に脱帽です。

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2018年3月11日 (日)

琉球交響楽団第33回定期演奏会

3月4日は、琉球交響楽団の第33回定期演奏会を観に行ってきました。

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会場は浦添市てだこホール、ソリストはつい先日リサイタルを観たばかりの宮田大さん。

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全席自由席であるため、開場の30分前に到着するとすでに20名ほどの方が並んでいます。今回私たちが狙うのは、宮田大さんかぶりつきの最前列。あまりにも近すぎてオーケストラ全体の様子を見渡すことなどできませんが、目指していた大さんかぶりつきの席をゲット!です。

この日の演目は、

「アオリヤエ幻想~琉球古典楽器とオーケストラの為の~」(新垣雄)

「チェロ協奏曲 ロ短調 作品104」(ドヴォルザーク)

「交響曲 第2番 ニ長調 作品73」(ブラームス)

の3曲。

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「アオリヤエ~」は、沖縄の作曲家、新垣雄(あらかきかつし)さんの手による交響曲で、沖縄の古典音楽とクラシックが融合した全く新しい音楽です。メロディはまるでジェネシスかイエスかというほどめまぐるしい展開を見せ、激しく盛り上がったかと思った瞬間にぴたっと音が止み、琉球の古典楽器と唄三線が加わります。息をのむダイナミックな展開にすっかり引きずり込まれてしまいました。宮田大さんのアルバム「一會集」に収録されている「BUNRAKU チェロ独奏のための」(黛敏郎)は何度聴いても理解がなかなか及ばないのですが(笑)、「アオリヤエ~」はまた聴いてみたいと思いました。

「チェロ協奏曲」と「交響曲第2番」は、我が家にあるクラシックのシリーズではいずれも「上級者向け」に収録されている曲で、「チェロ協奏曲」はいよいよ宮田大さんがソリストとして参加されます。曲が始まり、自分の出番が来るまでじっと目を閉じて神経を集中させている大さん。曲が進むと目を開け弓を握ります。緊張感がこちらにも伝わってくるようです。大さんの前に譜面台はありません。曲後半では、バイオリンとバトルを繰り広げる展開があり、とても格好良かったです。

どちらも40分近い曲で、まだまだクラシック上級者などとは言えない私にとっては解説などはできないのですが、非常に聴き応えのある曲で、心地よい疲労感を感じながら帰路に就きました。

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2018年3月 5日 (月)

東京出張と「ガブリエルのオーボエ」

先週の月・火は東京出張でした。

沖縄発朝一便のANAで上京。

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お昼は、お決まりの「銀座デリー」で数量限定のプレート(1000円)。

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ここは私が社会人1年生で東京に勤務していた頃に先輩に連れて行かれ、それ以来のおつき合いですからすでに35年ほど。お店の雰囲気も少し変わった気がしますが、老舗の味は変わっていません。開店と同時の11:30に入店しましたが、11:45にはすでに満席で順番待ちの人が多数いました。

ちなみにこの日は、雨か雪の予報だったのに、どちらもなく、比較的穏やかな天気でした。

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宿泊は、最近お決まりの新宿で、ホテルは「新宿ワシントンホテル」。部屋はさほど広くはありませんが、ベッドはセミダブルでしょうか、結構広いです。丸の内線の改札からだと徒歩15分ほどかかりますが、地下通路でつながっているため、雨や多少の寒さは問題ないところがお気に入りです。

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私がこのホテルで特にお気に入りなのは、このロケーション。25階の朝食ルームから望む、都庁とその周辺。

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出かけるまで少し時間があるので、デザートやコーヒーなどもいただきます。

仕事を終え、沖縄に戻る機内のオーディオで、エンニオモリコーネさん作の「ガブリエルのオーボエ(Gabriel's oboe)」なる曲が流れていました。あ~いい曲だな~と思って聴いていて、タイトルを控えてきました。

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帰宅して我が家のライブラリーにある「ENNIO MORRICONE The Platinum Collection」を確認すると、

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3枚組CDの1枚目、1曲目に入っていました。これを聞きながら、とぅじさんに「これ機内で流れていたんだけど、いい曲でしょ?」と言ったら、「これ、ヨーヨーマのCDにも入っているよね?」との返事が。

確かめてみると、

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「YO-YO MA Plays ENNIO MORRICONE」に入っていました。しかも、オーケストラバージョンとチェロ&ピアノバージョンののべ2曲。しかもしかも。

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SARAH BRIGHTMANさんのCDに「ネッラファンタジア(NELLA FANTASIA)」というタイトルで収録されていたのです。これを含め、なんと、我が家にのべ4曲もあったのです。私は個人的にYO-YO MAさんのチェロ&ピアノバージョンがとても気に入っています。こんなにいい曲があることを、持ち主自身が気づいていなかったことは、いかにいい加減に聴いているかの証明で、お恥ずかしい限りではあります。

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一昨年東京からの帰りの機内では、スピッツの「醒めない」を聴いて購入し、この年のアルバムビッグ3に選んだほど聞き惚れました。

音楽って本当にいいですね。そして、ENNIO MORRICONEさんも最高。

機内オーディオ、侮るなかれ。

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2018年2月19日 (月)

今日の一枚~cobacabada/coba~

今回の「今日の一枚」は、世界的なアコーディオニストであるCobaさんの「cobacabada」です。このアルバムは、cobaさん初のカバーアルバムです。cobaさんは、①ソロはやらない②カバーはやらない③伴奏はやらないという3つの封印をしていたそうですが、2013年に①を解き、このアルバムで②を解きました。タイトルまで「コパカバーナ」のカバー(?)という徹底ぶり(笑)。意味は、コバ、カバーだ!ということなんでしょうか。

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収録曲は、

1.Bittersweet Samba

2.亡き王女のためのパヴァーヌ

3.Libertango

4.Copacabana

5.Travessia

6.Love Hat Trick

7.ダッタン人の踊り

8.太陽がいっぱい

9.Promise

10.I Just Called to Say I Love You

11.安里屋ユンタ

12.ゲゲゲの鬼太郎

私が特に好きなのは、3、6、7です。

3の「Libertango」は、グルーブ感がハンパないめちゃくちゃカッコイイ曲です。先日の宮田大さんのリサイタルでもアンコールで演奏された曲です。ハードに疾走するアコーディオンに、ヘヴィなベースと軽快なドラムがバックを支えます。ベースはヘヴィでも、ドラムがヘヴィすぎないところがまたいいのです。この曲は、前述のソロ演奏のアルバムに収録されているため、これはバンドバージョンということでセルフカバーになります。

6の「Love Hat Trick」は、元々cobaさんが作曲したものです。東儀秀樹さん、古澤巌さんとのグループ、TFC55のために書き下ろしたので、これもセルフカバーです。

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TFC55のバージョンでは、篳篥とバイオリンが加わっていて、アコーディオンは控えめですが、このアルバムでは当然ながらアコーディオンが大活躍。これもカッコイイ曲。ちなみに、TFC55のバージョンもオススメです。

7の「ダッタン人の踊り」は8分の5拍子という、これはKANSASかYESか?というくらいプログレッシブロックを彷彿とさせる複雑なリズムが印象的です。この曲は昨年11月の「魂の音楽祭~マブイオト」で演奏されとても圧倒されたことを思い出します。

1の「Bittersweet Samba」はオールナイトニッポンを聴いていた人には当時を思い出させるものでしょう。8の「太陽がいっぱい」は、アコーディオンのソロで、イタリアを思わせる少ししんみりした風合いがいい感じの曲です。11の「安里屋ユンタ」は、有名な沖縄の民謡で、沖縄県民としては嬉しい限り。12の「ゲゲゲの鬼太郎」は、その選曲に意外性を感じはしますがとても楽しい曲で、アレンジのセンスの良さには脱帽です。

カバーアルバムはいくつも聴いていますが、単に「完コピ」したり、歌の上手な人がいい曲を歌ったりすればいいカバーアルバムが簡単にできるわけでもありません。選曲やアレンジ、演奏も含めてよほど優れたものがないといいカバーアルバムはできないと思います。そういう意味で、これほどのアルバム作りをアレンジもプロデュースも一人でやってのけたcobaさんの才能にはただただ脱帽です。そして、このアルバムには有名な曲が多いので、cobaさんのオリジナル曲に興味がない人でもすっと受け入れられそうで、入門編としてもオススメします。

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2018年2月12日 (月)

宮田大チェロリサイタルに行ってきました

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今日2月12日は、宮田大チェロリサイタルを観るためにうるま市芸術劇場に行きました。

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(まあ、もう終わってしまったコンサートのチケットの番号を隠す必要があるのかどうかもわからないのですが・・・。)

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座席は、なんと1列め。これが標準で撮ったもの。

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ズームで撮るとこんな感じです。大さんは斜め正面から、ピアノのジュリアンさんも斜め後方からですが、ジュリアンさんの指の動きはよく見えます。実際、ここからは譜面台にも遮られず弓の動きまでよく見えました。座席表を見たときは、ちょっと端っこすぎるかな~と思ったのですが、とてもいい席でした。

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ちなみに、大さんの真正面ではこんな感じ。大さんは確かによく見えますが、ピアノのジュリアンさんの指先は見えそうにありません。

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ちなみに、宮田大さんとは、あの世界のオザワに認められた若手チェリストです。

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今日のプログラムは、

1.白鳥(サンサーンス)

2.夢のあとに(フォーレ)

3.小組曲(ドビュッシー 編曲:小林幸太郎)

4.チェロソナタ ハ長調作品65(ブリテン)

5.ソナタ イ長調(フランク)

でした。

3は原曲がピアノ連弾曲だそうですが、大さんの依頼によりチェリストであり編曲家でもある小林幸太郎さんが編曲したそうで、初めての試みだとか。とても美しい曲でした。

4では、アメリカのロックバンド、ナイトレンジャーの元メンバーだったJEFF WATSONのエイトフィンガー奏法ばりのチェロの弾き方を魅せてくれました(チェロの世界でこの奏法を何と呼ぶのかがわかりません・・・・)。不協和音が多用され、印象的なメロディがあまりないのですが、お二人の息の合った演奏がとても素晴らしかったです。

ピアノのジュリアンさんと活動してもう長いようで、息もぴったり。とても素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

そして、アンコールは、

アヴェマリア(カッチーニ)とリベルタンゴ(ピアソラ)でした。アヴェマリアは、最近買ったばかりの東儀秀樹さんのアルバムに入っているとても美しくもの悲しい曲。また、リベルタンゴは、これまた昨年買ったばかりのCOBAさんのアルバムに入っている躍動感あふれる曲です。アヴェマリアでは、その美しさ、もの悲しさに涙が出そうでした。

この日のお客さんは、大さんが曲の終わりに弓を下げずに目を閉じて余韻を大切にしている間、誰一人として拍手を先走ることなく聴いていました。2015年のチェコフィルストリングカルテットのときだったか、まだ余韻が残っている中でいち早く拍手をする人がいて少し残念な思いをしたので、今回はとてもよかったと思います。ピアノのジュリアンさんも静止画のごとく動きを止めて大さんの様子をうかがっていたのが少し面白かったです。

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コンサート終了後は、CD購入者にサインをしてくださいました。私がちょろっとしか写っていないのはご愛嬌。

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これがいただいたサイン。

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2年半ほど前にいただいたサインと比べると、相当簡略化されたような気が・・・。

でもそんなの関係ありません。こうしてサインをしていただくこと、それがとても嬉しいのです。

ちなみに私、当初の予定では5日から一週間程度入院することになっていて、この日は退院はしていても動けるかどうか不安だったので、この日のチケットも「誰かに譲る」と言っていたのですが、執刀医の都合で入院が延期になったので心配事もなく行くことができたのです。都合が悪いと言ってくれたM里先生に感謝!

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2018年2月 6日 (火)

今月のイチオシ~hichiriki ballad/東儀秀樹~

今月のイチオシのアルバム紹介です。

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東儀秀樹さんの「hichiriki ballad」です。

「ひちりき」って何? しかも東儀さんて? というのが最初の印象です。

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私が東儀さんの存在を知ったのは、「TFC55」というアルバムを聴いたのがきっかけでした。これまで3回のライブに足を運んだ世界的なアコーディオニストのCOBAさんが、東儀さん、バイオリニストの古澤さんと結成したグループです。ちなみに、東儀さんは篳篥(ひちりき)、雅楽に用いられる楽器の奏者です。雅楽などというものにまったくなじみがないので、驚きの連続でした。まったく関係のない話ですが、私の義母は東儀秀樹さんのお母様とお会いしたことがあるのだそうです。

この「hichiriki ballad」を聴いて思うことは、篳篥の音がサックスにとてもよく似ているということです。でもそれは、DAVID SANBORNなどの線の太い音ではなく、繊細なKENNY Gでも聴いているような印象なのです。そしてこのアルバムは、アレンジがまた素晴らしい。ビートルズの「YESTERDAY」などは、ジャズ風に仕上がっていて、これがあの名曲か、と思えるほど。また、バッハの「G線上のアリア」などはとてもおしゃれなアレンジで、カフェバーのBGMにでも使うととてもいい感じであると思います。また、この曲を含めていくつかの曲でシンセサイザープログラミングを使用していますが、バックの音を一部無機質な音にすることで、とても温かみのある篳篥の音をより引き立たせる効果があるのではないかと思いました。私の大好きな「ニューシネマパラダイス」が入っているのもこのアルバムを購入した大きな理由です。

先日外出した際に車の中で初めて聴きましたが、まだ少し暗い朝7:10頃で、外の様子とぴったりマッチしていました。また夕暮れが少し迫るなかでちょうど海を遠くにながめながら聴いた「ハナミズキ」はこれまた最高でした。

最高の癒しの音楽。おすすめです。

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2017年12月 2日 (土)

魂の音楽祭 マブイオト

11月26日、ガンガラーの谷へ、「魂の音楽祭 マブイオト」を観に行ってきました。中学生の頃、上級生のお姉さんに「へ~まぶいじゃん」って言われたことがありますが、その「まぶい」じゃありません。マブイ、沖縄の方言で「魂」のことです。

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マブイオトコンサートは、世界的なアコーディオニストであるCobaさんが主演のコンサートで、毎回素敵なゲストが彩りを添えてくれます。今年のゲストはMay Jさんで、

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過去に観た2012年は元ちとせさん、

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2013年は小野リサさんと、バイオリニストのNAOTOさんでした。これまで観た3回とも、歌に定評のある女性歌手ですね。

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会場はちょっとした洞窟で、色とりどりのライトが幻想的な雰囲気を盛り上げてくれます。

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ちょっと、ROGER DEANが手がけるYESのアルバムジャケットの雰囲気にも似ています。
17:30、「THE HYPES」という沖縄の若手バンドがオープニングアクトとして登場。ちょっとプログレっぽい曲を演奏するロックバンドで、私は個人的に気に入りました。
そして、18:00すぎCobaさんが登場。オープニングは「島唄」。2曲目の10分を超える代表曲のメドレーは圧巻でした。後半で演奏された新曲「She loves you」は、Cobaさん言われるところの「嘆かわしい音楽」であるEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)の要素を取り入れた曲で、私はこうした電子音楽には免疫がないのですが、この曲がまた実にかっこいい。

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19:00すぎ、いよいよMay Jさんが登場。「美人で上品なお嬢様で少しお高くとまっている」というのが彼女のイメージだったのですが、「大きな声で笑う元気な女性」というイメージに変わりました。ちなみに、「どこかで共演してよかったから沖縄でも一緒にやろうか」ということでゲストを選ぶのではなく、すべて「今回が初共演」なのだそうです。これまで一度も観ることができなかった、そして、今後再び観ることができないかも知れないゲストとの共演。

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May Jさんの新曲、「MY STAR~メッセージ」は原曲はしっとりとしたバラードですが、これをボサノバ風にアレンジしての演奏はとても素敵で、一気に気に入りました。そして、Cobaさんとのトークを挟んであろうことか、再びこの曲が演奏されました。私は、アップテンポの曲や声を振り絞るような曲よりも、こうしたバラード系の曲の方がMay Jさんの歌唱法にも合っていると思います。歌のうまさは絶対的なものをお持ちなので、こういう傾向の曲をこれからもたくさん歌ってほしいと思います。そして最後の曲はもちろん「Let it go~ありのままで」。私は、「アナ雪」なるものについて、映画にも音楽にも全く思い入れはなかったのですが、May Jさんの圧倒的な歌唱力に魅了されました。会場で小学生と思われる数名の子供たちを見かけました。きっと「アナ雪」の映画も音楽も好きなのでしょう。その子達の目の前でホンモノが歌っている。このことはこの子達にとってかけがえのないものになったに違いありません。

May Jさんを相手にエロおやじ化した(失礼!)トークを繰り広げたCobaさんでしたが、彼女がステージから去ったあとの曲は「花」でした。「今のさみしい気持ちを表現している」と語っておられましたが、実際そうかも知れません。

アンコールで再び現れたお二人。演奏された曲は沖縄の代表的な民謡、「てぃんさぐぬ花」。この曲は、沖縄のイベントに招かれたMay Jさんがステージで歌ったのだそうです。アレンジはなんとレゲエ調。この曲の最中、一匹の蛍が飛んできて私の手に止まりました。そしてその次は、隣にいたとぅじさんにも。ほんの一瞬の出来事でしたが、「数ヶ月前に他界した義父が来たのかもね」と思えるような感動的なシーンでした。

このステージをバックで支えるのは、伊丹雅博さん(g)、天倉正敬さん(ds)、田中晋吾さん(b)。伊丹さんと天倉さんは、2012年の元ちとせさんのときのメンバーでもあります。また、田中さんはT-スクエアのサポートメンバーなのだそうです。

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(MayJさんのツイッターから借用しました)

伊丹さんは白髪交じりのめがねの風貌で外見はちょっと学者風でありながら、ハードなプレイもびしっと決めて格好良かったですし、天倉さんは演奏中に時折浮かべる笑顔が印象的でした。本当に楽しんで演奏している、そう思えるのです。

この日のライブは、NHKのJ-meloのカメラが来ていたそうで、1月くらいには放送があるやに聞きました。放送が今からとても楽しみです。この日のステージの映像が観られるなら、受信料払ってもいい!(って、ウソです。ちゃんと払ってますよ~。)

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終演後、May JさんのCDを購入すると、直筆のサインをいただくことができました。もちろん、ご本人から直接ではありませんが。(丸々コピーされてしまうとちょっと悔しい(笑)ので、サインの部分だけ載せておきます。)

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2017年10月26日 (木)

エンケンさんのこと

昨日10月25日、エンケンこと遠藤賢司さんの訃報が飛び込んできました。

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私がエンケンさんを知ったのは、2008年、沖縄で開催された「うたの日コンサート」でした。東京から高校の同級生たちがこのコンサート目当てにやってくる。でも私は、この年の出演者のみなさんのことはさだまさしさん以外はよく知らず、失礼ながらあまり乗り気ではなかったのです。でも、エンケンさんや琉球ちむどん楽団、かりゆし58など、この年の出演者の皆さんは後に大好きな存在になったのです。このとき演奏されたのは「カレーライス」「夜汽車のブルース」「不滅の男」「夢よ叫べ」などエンケンさんの代表曲ばかりだったのですが、この系統に弱い私にはこの時点ではピンと来なかったのが正直なところでした。確か、このときは演奏終了後にステージを飛び降り、客席付近を走ったような記憶があります。

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この模様は後にWOWOWで放送されましたが、足を大きく開いて歌う後ろ姿が逆光でシルエットのようになり、それがとても格好良く、惚れ惚れしました。

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そしてその後、エンケンさんが沖縄でライブを演るたび私は足を運び、出張などで空港へ向かう際のBGMには「不滅の男」で気合いを入れたものです。また、エンケンさんのライブのタイトルだった「年末ワッショイ!」にひっかけて、「週末ワッショイ」などと言ってビールを飲んだこともありました。

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ステージ上では、美しいピアノを聴かせ、つぶやくように歌ったかと思えば、何かに取り憑かれたように激しく叫びドラムを叩く。その激しさゆえシンバルが吹っ飛び、抱えたギターは振動とあちこちに弦がこすれることで、グワングワン音が鳴り、まだ余韻が残っているそのギターを倒れたアンプの上に置き去りにステージを下りる姿は、もうすごすぎて唖然呆然。「言葉を失う」以外に表現できませんでした。

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そしてアンコールの「夢よ叫べ」が終わると、ギターを担いで歌舞伎のような啖呵を切ってステージを去るエンケンさん。「かっこいい」の一言でした。

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↑ これは直筆サイン入りチラシです。

私はエンケンさんを見ると江頭2:50さんを思い出すのです。以前、エンケンさんのライブで興奮した江頭さんがエンケンさんの楽器を壊し始めたのだそうです。青ざめるスタッフをよそに、エンケンさんはその光景をニヤニヤしながら見ていたのだそうです。エンケンさんは江頭さんのことを「純芸人」と呼び、親交があったのだとか。

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でも、そんなエンケンさんも、ステージを下りると声が小さくて照れくさそうに話をされます。「本当は恥ずかしいから写真は嫌なんだけど・・・。じゃあ、1枚だけね」などと言いつつ、ポーズをとってくれました。このときだったか、サイン会で顔を合わせると「久しぶり」と言っていただきました。お会いするのは約2年ぶり、しかもサイン会という場所なので会話をしたと言ってもせいぜい数十秒くらいのもの。それなのに、覚えていてくれた・・・。本当に感激でした。このライブの模様をブログに載せたところ、エンケンさんの招聘にかかわった方からメッセージをいただいたこともありました。

そのサイン会でエンケンさんに、「今度はバンドで来てください」と言うと、「来たいんだけど・・・」と言っていました。結局、バンドで歌う姿は一度も拝めなかったことがとても心残りです。

今月予定されていた大阪でのライブがキャンセルされました。癌告知後のことでしたから、もうかなり悪いのだろうと思ってはいました。また、古い音源の再発が続き、活動の総括をしようとしているのかな、というイヤな予感もありました。

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私がエンケンさんを知って10年弱。ライブに行ったのは08年、10年、12年、13年の4回。持っているCDは8枚、DVD1枚。昔からの熱烈なファンの方々から見れば私のような人物はひよっこであり、ファンと自称することは許してもらえないかも知れません。

享年70歳。ファンに断りもなく自分勝手に、こんなに早く逝きやがって。悔しいです。ご冥福をお祈りします。

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2017年10月21日 (土)

スーパーキッズオーケストラコンサートを観てきました

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10月8日は、沖縄市民会館に「スーパーキッズオーケストラ」(SKO)を観に行ってきました。

SKOは、言わずと知れた世界的な指揮者、佐渡裕さんが深い愛情を注ぎ育てているオーケストラです。私は以前、日曜朝のテレビ番組で、佐渡裕さんが指揮をし、さだまさしさんが歌う「風に立つライオン」を演奏している姿を観て、その高い演奏技術とあまりの美しさに涙したものです。

この日のプログラムは、

第一部

1 ホルスト:セントポール組曲より第一楽章

2 バッハ:シャコンヌ

3 モリコーネ:ニューシネマパラダイス

4 指揮体験

5 レハール:メリーウィドウメドレー

アンコール

6 アンダーソン:フィドルファドル

7 ウィーラン:リバーダンス

第二部~ゲストとの共演~

8 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(solo 島田真千子)

9 クーセヴィッキー:コントラバス協奏曲(solo 幣隆太朗)

10 ボッテシーニ:ヴァイオリンとコントラバスのための協奏的大二重奏曲(solo 島田真千子、幣隆太朗)

沖縄特別プログラム

11 芭蕉布(共演:浦添市ジュニアストリングス、沖縄市ジュニアストリングス、名護ジュニアオーケストラ、那覇ジュニアオーケストラ)

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この日のプログラムで嬉しかったのは、3の「ニューシネマパラダイス」。クラシック曲ばかりが並ぶ中での映画音楽で、我が家には映画のサウンドトラックだけでなく、溝口肇さん、2cellos、Yo-Yo Maという3大チェリストのバージョンもあるほどこの曲が大好き。

4の指揮体験では、会場から希望者を募って指揮者の体験をしてもらうというもので、偶然、小学5年生の男女が選ばれて指揮体験を行いました。テーマとなった曲は、モーツァルトのアイネクライネナハトムジークでした。まず、「この曲は四拍子ですので、四拍子をやってみましょう」と練習をさせ、いざ本番へ。素人の指揮者が振るタクトにもテンポ、強弱をしっかりと表現する即応力の高さも見せてくれました。

アンコールの6「フィドルファドル」と7「リバーダンス」はどちらも軽快な曲で、メンバーの皆さんは、曲に合わせて立ち上がって身体を左右に揺すったり、ステップを踏んだり、コントラバスはくるくると回転させたり、と魅せる要素満載の曲です。第二部のゲストとの共演では彼らの表情から笑顔は消えていましたが、第一部の特にこの2曲の生き生きとした笑顔満点の表情は観ている私たちも楽しくなりました。この2曲はYou Tubeで観ることができますので、興味のある方はどうぞ。

メンバーの皆さんが小学生~高校生のいわゆる「子ども」であるなどと見くびってはいけません。演奏技術や経験などは一流のオーケストラの方々にはかなわないでしょうが、彼らにはそれらを補ってあまりある純粋さや情熱があるのです。演奏会が面白くないと言われる某一流オーケストラは、高いお金を出してまで観たいとは思いませんが、SKOは別です。大人になると、経験や知識、技術がかえって邪魔をし、打算的になってしまう部分があるのではないかと私は思うのです。映画・ドラマでも、大人の臭い芝居に対して、子役の純粋な演技には本当に感心させられることがあります。ストーリーに感情移入できないくらい大人のヘタな演技は勘弁してほしいものです(笑)。

話がそれましたが、SKOの皆さんには、これからも純粋な感性を失わずに情熱を持って音楽に励んでいただくことを願うのみです。今後の活躍を期待しています。

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