旅行・地域

2016年12月29日 (木)

石垣の旅

Sn3s1354

先日は、石垣島を旅してきました。
Sn3s1349

ホテルから街の中心部へ向かう途中、こんな壁画を見つけました。

Sn3s1352

私が一番感心したのがこれ。サザエさんの画です。なんと、見ているテレビがちびまる子ちゃんなのです。これがドラえもんとかクレヨンしんちゃんとかだと他局の放送になってしまうので。そして、細かいところまで見ているなと思うのは、子どもだけ座布団敷いていないこと。大人は座布団があっても子どもにはない。気が付いていなかった方は今後放送をよく注意して見てください。

空港へ向かう途中、大浜にある「茶房 うふた」さんに寄ってみました。

Sn3s1356_2

ここのおそばが選手権で八重山そば選手権のオリジナル汁そば部門で準グランプリを受賞したというのです。

Sn3s1355

注文したのは、特製三枚肉そばセットの大。三枚肉が、とろっとろに煮込まれていました。何でも、圧力釜を使うと身が崩れてしまうので、圧力釜を使わずに長時間時間を掛けて煮込むのだそうです。ゆで卵が乗っているのも珍しいと思います。スープは、濃厚でもなく、あっさりでもなく、表現が難しい複雑な味です。また、ジューシーも、もちもち感があってとてもおいしかったです。

Sn3s1357

そして、12月下旬だというのに27度もあって、汗ばむくらいだったので、食後にはかき氷。

「あんた、沖縄の冬をなめとーとか?」。という九州の方の声が聞こえそうな石垣の旅でした。(なぜ九州の方?)





| | コメント (0)

2016年9月25日 (日)

富士山の旅~湧水散策

先日の富士山の旅では、富士山を見て五合目まで行くこと以外にも、近隣の湧水を訪ねるのも大きな目的でした。

Img_9865

最初に訪れたのは、静岡県の柿田川湧水。JR三島駅から車で5分ほどです。

Img_9868

Img_9866

第一展望台から、ぼこぼこと湧き出す水を眺め、

Img_9871

そばにいた柿田川みどりのトラスト理事長、下川原さんから柿田川湧水の仕組み、ヘドロの川だった柿田川から汚染源となっていた企業を追い出し、美しい環境を取り戻すために奮闘してきた歴史など貴重なお話を聞くことができました。

Dsc_2496

Dsc_2499

Dsc_2506

吸い込まれそうな美しく青い水に癒されていると、あっという間に2時間ほど経ってしまいました。

Img_9885

柿田川の水を使って作ったお豆腐が原料となっているアイスクリームで一息いれます。

Img_9889

おとなしくてきれいな猫にも会いました。

Img_9930

翌日は、山梨県の山中湖近くにある忍野八海へ行きました。

Img_9939

「富士山の雪どけ水」が豪快に湧き出ていました。

Img_9994

そしてその目の前にある「湧池」。名水百選にも選ばれているのだそうです。

Img_9944

有料エリア内にある「底抜(そこなし)池」。この池の透明度には驚くばかり。

Dsc_2572

「お釜池」は本当にちっちゃくてかわいらしいのですが、こちらもものすごい透明度。

Img_9968

ここから湧き出た水が流れていく水路に、バイカモと呼ばれる美しい花が咲いていました。

Img_9975

Img_9986

ぶどうや、湧き水豆腐なども楽しみました。

Dsc_2563

条件が良ければこの水車の向こうに富士山が見えるそうですが、あいにく雲がかってしまい、ここからの富士山は眺めることができませんでした。また次の機会に楽しみはとっておこうと思います。






| | コメント (2)

2016年9月19日 (月)

富士山の旅

9月9日~11日まで富士山周辺の観光に行ってきました。

Sn3s1114

9日は、朝イチのANAで上京します。出発直前の那覇空港、突然の大雨です。地上で作業している方は大変だろうな~と思います。

Sn3s1115

私は富士山近辺に行くのは30数年ぶり、とぅじさんは初めて。きれいな富士山を間近で見たことはないのです。

Img_9859_2


Img_9860_2

羽田~品川~三島と行き、三島からはレンタカーで河口湖まで来ました。この日、天気そのものは普通に晴れていたのですが、富士山には厚い雲がかかっていて見えませんでした。そもそもが、どのあたりにどれくらいの大きさで見えるのかすらわかっていなかった残念な私たちなのです。

Img_9905

10日は朝から晴れ。明け方は低い雲がかかっていましたが、日が昇るにつれ雲が取れてきました。泊まったホテルからは富士山が見えないようなので、富士山が見えるというホテル前までちょっと出かけてみます。すると・・・。

見えました。それも、想像よりもはるかに高い位置に。もう、テンションアゲアゲ状態です。

Img_9908

まずは、ホテルすぐ隣にあるカチカチ山展望台へ昇ることにます。

駅に着くと・・・ん?「湖」の字が違うのでは・・・? まあいいか。

Dsc_2517

Dsc_2518

Dsc_2530

見えました。雲が腹巻き状態ではありますが、頂上がしっかり見えています。

Img_9914

Img_9919

Img_9920

Img_9922

私も厳密に言えば初めてではないのですが、初心者みたいなものなので、心の中では大喜びです。

そして、雲が少しかかり始めたために、ここを降りてじゃあ、今度は五合目まで登りましょう、ということにしました。しかし、富士スバルラインゲートで配られたものは。

Img449
五合目は駐車場混雑のため3時間待ちとのこと。なんでも、お昼を向こうで食べようと、その時間に合わせてくる人が多いのだそうです。なのでまずは忍野八海へ先に行くことにして、五合目はその後再アタックしました。

Img_0002

まずは二合目あたりで休憩。すると、上から下ってきた方々が上を見上げて歓声を上げているので見てみると。

Img_0003

頂上が見えています。これは急がねば。

Img_0007

Sn3s1118

そして、五合目までもうすぐ、御庭入口駐車場まで来たときのこと。Img_0008

岩肌まではっきりと見えました。

Img_0012

Img_0015

Img_0017

こんなにきれいに山頂が見えたならもういいか、と思ったりもするのですが、ここで引き返すという選択肢はありません。

Img_0022


Img_0032

五合目まで来ると、雲がかかったり取れたり。

Dsc_2598

レストランで、80年前のお水をいただき、名水コーヒーやかき氷で一息ついたらもうそろそろ下りなければいけない時間となったので下りることにします。

Img_0028

Blog

五合目と書かれたプレートに、気温11℃と書かれていますが本当でしょうか。

Img_0035

下りで先ほど山頂がきれいに見えたあたりにさしかかると、とぅじさんから、「山頂と月が一緒に見える」との声が。車を降りて見てみると、おお~、山頂と半月(?)が。これはこれは最後にまた素敵な景色をありがとうございます。

Img_0044

Img_0046

翌11日は早くも帰沖の日。帰りのANA1097便は40分遅れ。でも私たちはラウンジでくつろいでいたので気になりませんでした。

Img_0047

Img_0049

この日の夕食は、ヨシカミさんのカツサンドでした。

| | コメント (0)

2016年9月18日 (日)

結婚記念日~ブリーズベイレイクリゾート河口湖

9月10日は、結婚記念日でした。

Img_9892

Img_9891

実は前日から小旅行の最中で、前日と当日は山梨県の「ブリーズベイレイクリゾート河口湖」に宿泊していたのです。部屋はトリプルでとても広く快適でした。

当日朝の朝食時に、理由を言って席の配置の希望を伝えました。

Img_0039

富士山観光を終え、18:30からしゃぶしゃぶの夕飯です。右奥のお肉は和牛だそうで、左は豚肉。豚はお代わりができます。席は一番奥の窓際を用意してくださいました。

海老フライやチキンからあげ、肉団子、ローストポーク、サラダなどは、バイキングで好きなだけ食べることができます。

ビールも注いでさあ、そろそろ始めるか・・・と思ったところ。

Img_0038

Img451_3
阪神タイガースの岩田投手に似たレストランのスタッフの方が、フルーツの盛り合わせと、勝沼ワインのプレゼントを届けてくださったのです。スタッフの方々から「おめでとうございます」の言葉をいただき、更にキッチン担当の方からも「字の書き方ももう少し工夫しようとしたのだけれど、間に合わなくて・・・」と祝福とお詫びのお言葉。いえいえそんな、私たちを祝っていただけたこと、そのお気持ちがとても嬉しいのです。

Img_0041

予想もしなかった出来事に、嬉しくて涙が出そうになりました。

Img_0042

しかし、とぅじさんはそんなにお酒が強いわけではないので、2人でワイン1本は多いかも・・・と思い、お隣さんにもお裾分けをしました。

やがて、遠く離れた席の外国人と思われる団体から「ハッピーバースディトゥユー」の歌が流れてきて、レストラン全体が祝福ムードに包まれ、自分たちのこともあって本当にうれしくなりました。

食事を終え部屋に戻ろうとしたとき、ワインをお裾分けしたお隣さんから、またお礼を言われたので、「失礼ですが、関東北部の方ですか?」と聞くと、「栃木です」。ぶっ飛びました。茨城と栃木の違いを聞き分けるほどの能力はありませんが、奥様(?)のアクセントが宇都宮にいた従兄弟に似ていたのです。

うれしいプレゼントと、お隣さんとのわずかですがふれあいもあり、本当に素敵な夜でした。

Dsc_2512

ちなみに、これは初日の夕食。和懐石の二段の重箱と、ほうとうのお鍋。後から、串盛りが追加で出てきました。お酒も90分飲み放題です。

Img_9894

Img_9895

Img_9896

食事の質・量ともに大満足でした。

Img_9906

これは朝食です。「そこらへんのビジネスホテル並み」と口コミでいい評価をしていない人も中にはいるようですが、私たちは和・洋ともに充実していると思いました。朝から麺類を食べる習慣もあまりないのですが、焼きそばも好きなので喜んで食べました。

レストランには2名の外国人スタッフがいましたが、どちらも日本語は堪能で、コミュニケーションでつまづくことなどありませんでした。むしろ、おかしな日本語を話す日本人よりずっといいかも(笑)。

私たちの旅行は、宿ではずれたことはなく、今回も同様でした。当初、部屋から富士山を望めるホテルを希望していましたが、富士山は見えなくともそれを補ってあまりあるホテルでした。

| | コメント (0)

2016年6月23日 (木)

伊平屋の旅

昨日22日~今日23日は伊平屋村へ行って来ました。用件は、伊平屋観光ホテルの満足度調査です(ウソです)。

Sn3s1066

遠くに伊是名島が見えます。伊是名島を通り過ぎて行くと伊平屋島があります。この日は、波も穏やかで、船に弱い私でも写真を撮る余裕があります。

Sn3s1067

伊平屋観光ホテルに到着しました。

Sn3s1073

建物は古くささは否めません。

Sn3s1074

しかし、水回りは改装されており、

Sn3s1075

Sn3s1076

歯ブラシや、カミソリ、コップ、バスタオル、タオルなどが備え付けられており、サービスは行き届いている感じがしました。

Sn3s1072

夜は、月と満天の星。星の写真は撮れませんでしたが、流れ星一つ、人工衛星を一つ目撃しました。ちなみに、この写真の緑色の光は港の入り口の光です。

Sn3s1077

朝食は7:30からなので6:30まで寝ているつもりでしたが、悲しいことにいつもと同じ5:00に目が覚めてしまいました。なので、私らしくもなく散歩などをしてみました。ちなみにこのとき5:20です。

Sn3s1079


Sn3s1082

朝ご飯です。残念ながら夕飯の写真はありませんが、2食付いて5000円は安いと思います。満足のいく旅だったと思います。









| | コメント (0)

2016年6月12日 (日)

東京~千葉の旅

先週は、東京と千葉へ行って来ました。用事は、検見川神社の水質検査です(ウソです)。

Img_9444_2

宿泊は、今もっとも旬な(?)東京都庁が真正面に見える新宿ワシントンホテル。ちょっと時間があったので、舛添知事が政治資金で購入したという知事の似顔絵入りのまんじゅうとやらを話題作りで購入したいと思い、庁舎内に行ってみましたが、「そんなものはない!」と冷たくあしらわれました。と言うのはウソで、総合案内の方が忙しい中こんなくだらない問いかけにもきちんと応対してくださいました。

Img_9446

翌朝の食事です。最上階25階のレストランです。

Img_9447

ちょっと、おしゃれな写真風に撮ってみました。

Img_9445

ちなみに、この日の都庁上層階は雲がかかっています。まるで、舛添知事の晴れない疑惑のようで、肝心な部分は雲がかかって見えません。

Img_9451

総武線と京成線を乗り継いで検見川へ。検見川神社は駅から徒歩2~3分のところにあります。

Img_9452

石段を登りきるとすぐ左に御神水がありました。

Img_9454

Img_9457_2

Img_9458

左右の龍の口から冷たい水が湧き出ていて、奥にある石の上からも水が滴り落ちていました。少しだけ飲んでみましたが、本当に冷たくておいしい水でした。

Img_9459

千葉のマンホールのふたもゲットしました。いや、ふたをゲットしたわけではなく、ふたの写真を撮りました。これは、メジロ? ウグイス? なんだかわかりませんが、鳥のデザインです。

Img_9461

検見川の駅は改札が一カ所しかなく、向こうのホームに着いたら線路を渡ってこっちのホームに来ないと出られないのです。なんだか、ちょっとのどかな感じがしてよかったです。

Img_9470

無事に任務を終え(?)羽田空港に到着。今回利用するのはANA1097便。これまで、東京発沖縄行きは、3時台のあとが夜8時で、その中間くらいがあればいいのにな~と思っていたところ、新しく便の設定がされたそうです。3時台の発では早いし、8時発だと家に着いたら日付が変わっていることもあるので、この時間の便はうれしい限りです。

Img_9473

離陸してしばらくすると、きれいな富士山が雲を突き破って姿を現していました。

Img_9477

冬に乗ったときは、雪を被った富士山がものすごくきれいにみえました。そのときは残念ながらカメラを持っていなかったので写真が撮れずじまいでしたが、今回は撮りまくりです。

それからしばらく、音楽を聴いたり機内販売を利用したりグダグダと過ごしていましたが、到着が近づくにつれ美しい光景が飛び込んできました。

Img_9480

夕陽です。この、翼と雲がよりいい感じにしてくれました。

Img_9483
これは私の一番のお気に入り。

Img_9484

この間、19:33~19:36。搭乗客が一人足りないということで出発が若干遅れたのですが、これが定刻の出発だったらこの時間は最終の着陸態勢に入ってシートベルト着用サインが出ていたかも知れず、そうであれば通路側の席だった私はこんなにきれいに写真を撮ることもできなかったかも知れません。なので、結果オーライでした。5分、10分の遅れは定刻のうちです。

思いがけず楽しい旅になりました。





| | コメント (0)

2016年4月25日 (月)

ばす駅長安らかに

福島県の会津鉄道芦ノ牧温泉駅の、名誉駅長である猫のばすの訃報が飛び込んできました。

101

私たちがばす駅長に初めて会ったのは一昨年の秋でした。

Img082

そして、去年も再会することができました。しかし、そのときすでにかなりの高齢で目もほとんど見えないとのこと。触ることも写真撮影なども厳禁でした。

11

遠くにちっちゃくばす駅長が写っています。

2

去年再会したときはずっと寝たままで動きませんでした。

今月の22日、最終電車を見送ったあと、息を引き取ったそうです。駅長としての最後の仕事をやり遂げたかったのでしょうか。ニュースを読んでいて、涙が出ました。

Sn3s1322

帰宅してから、ばす駅長の冥福を祈り、おみやげの日本酒を注ぎ手を合わせました。


| | コメント (0)

2016年4月17日 (日)

京都・桜と湧水をめぐる旅雑感

今回の3日間の旅は感じるもの・考えることが非常に多くてとても有意義でした。

Img_9223

初日に寄った小川コーヒーのスタッフの方々と、沖縄の桜について少しお話をしました。沖縄の桜はソメイヨシノに比べて色もどぎついピンク色で、散り方も風情がない。もし、森山直太朗さんが沖縄の人だったら、あの名曲「さくら」が生まれただろうか。沖縄の桜は2月頃。なので、「泣くな友よ 今惜別の時」という歌詞も生まれなかったでしょう。そもそも沖縄の桜にあんなセンチメンタルなメロディは似合わない。沖縄に戻って、そんなことを考えました。余談ですが、小川コーヒーのスタッフの方が「フレッシュです」とコーヒーミルクを差し出したときは心の中でクスッと笑ってしまいました。だって、コーヒーミルクのことをフレッシュと呼ぶのは関西人の証らしいですから。

Img_9068

そして、満開の桜はこれ以上ないほどの美しさ。でも、その美しさも長くは続かない。というよりも、見頃なんてあっという間に終わってしまいます。まさに「さくら さくら 今咲き誇る 刹那に散りゆく定めと知って」という歌詞そのもの。四季を愛でる。その日本人の感性にぴたっとはまる光景がこれなのだと思います。

Img_9065

そして、その美しい桜の中にとけ込む溝口肇さんのチェロの音色。世界の車窓からというわずか2分あまりの番組の冒頭、12秒ほどしか流れないテーマ曲。もちろんこの曲を知ってはいましたが、誰の曲か、などということを考えたこともありませんでした。その曲を演奏されている溝口さんのコンサートがあることを知ったのは開演のわずか1時間とちょっと前。夕暮れ時の第一部に間に合ったことも、前日は雨だったのにこの日は天気にも恵まれたことも、本当にラッキーで、何かに導かれた気がしてなりません。

Img435

そもそも、このコンサートは、チェロを勉強していたとぅじさんの強い希望で行ったものだったのに、私が溝口さんにはまりました。「Sakura days」を存じ上げなかったこと、ただただ溝口さんにお詫びを申し上げたいです。また、溝口さんの音楽のジャンルが「ニューエイジ」となっていて、「『千の風になって』がクラシックなのに、これはどうしてクラシックと呼ばないのか?」という疑問が生じ、そもそも「ニューエイジ」ってどんなジャンルなのか、テクノの一種か、と思い調べてみると、ニューエイジとは環境音楽などのことを呼ぶらしく、Enyaや喜多郎といった人たちがこのジャンルに入るとのこと。納得しました。溝口さんのCDを金曜日の仕事帰りに聴いたら、その心地よさに言葉がありませんでした。

Img_9047_2

Img_9079

今回私たちがお世話になった日昇別荘のおもてなし。お茶菓子がテーブルに用意してあるのは普通の旅館でもよくあることですが、部屋に入るとほどなくしてお茶を運んで来てくださいます。なぜか、英語で話しかけられたのはちょっと感じが悪いですが(冗談です)。そして、枕元に置かれた折り紙と女将のメッセージ。和風旅館ならではのおもてなしだと思いました。

Img_9191

Img_9195

そして、これもとぅじさんの希望で訪れた六道さん。小野篁なんて人を存じ上げなかったのですが、この人にも少し興味が湧きました。黄泉返りの井戸を見られなかったのは残念ですが、冥土通いの井戸は見られました。また、東京に住んでいた頃、近くにあった「六道の辻」の所以も調べてみたくなりました。

「京都なんて自然がなくて、やっぱり奈良よね」なんてことを言う人がいるそうです。確かに祇園あたりの人混みには閉口しますが、鞍馬周辺には広大な自然が残っていますし、街中にある湧水もしっかり残されています。それは、ときに頑固と言われる京都人の気質が、古いもの、大切なものをしっかりとぶれることなく守っていてくれるからだと思います。

そして、京都と並んで観光地として名高い沖縄に欠けているものは、京都並みのおもてなしの精神だと思いました。

「それはちょっと違うよ」と思われる部分もあるかとは思いますが、私なりに感じたことを書かせてもらいました。本当に素敵な旅をありがとうございました。


| | コメント (0)

京都・湧水と桜をめぐる旅(伏見編)


Img_9215

Img_9216

最終日は、街中を早めに離れ、名水の里である伏見を訪れることにしました。この日の朝ごはんは、ゆばのあんかけです。これをごはんに乗せて食べるとそれはもう絶品。

Img_9219

宿をチェックアウト、お見送りを受けて外に出るとこんな注意書きに気づきました。「駐車禁止」「駐車お断り」。こんな風に書くより、やさしくていいですね。

Img_9220

来たときから気になっていた、三条通にある歯医者さん。表にはそう書いてあるのですが、壁にはライブのチラシが張られていて、本業が何なのかよくわかりません。

Img_9225

この日は、京阪電車を伏見桃山で下車し、まずは御香宮神社へ。

Img_9234

ここも御香水と名付けられた湧水が有名な神社です。

Img_9236

Img_9235
ここの水は、本によれば「伏見の水は中硬水でありながら、口に含むと驚くほどまろやか」とのこと。違いのわからない男である私はこの本の解説をそのまま引用させていただきます。ただ、明らかに昨日の貴船の水と違うということはわかります。

Img_9244


Img_9246

ここで、とぅじさんは、再び水占いに挑戦します。結果は、ちょっと見づらいのですが、また大吉。これまで浅草寺などで凶を引きまくったとぅじさんとは思えないほど、水の神様から好かれている様子。

Img_9252


Img_9251

 白菊水を経て、次に訪れたのは月桂冠の記念館。

Img_9258


Img_9254

Img_9257

 ここにも「さかみづ」と名付けられた湧水があります。中へ入るには300円の入場料が必要ですが、300円で販売しているお酒のお土産が付き、三種類のお酒の聞き酒もできます。

Sn3s1313

ただし、お水を汲むのは500mlくらいにしてください、とのこと。聞き酒は、甘口、辛口、ワインとどれもおいしかったです(写真は、おみやげのお酒。箸置きはライバル会社「黄桜」で購入したもので、月桂冠のおみやげではありません)。

Img_9269

Img_9272

Img_9274

Img_9277

 その後は長建寺へ。ここには「閼伽水(あかすい)」という湧水があります。落ち着いた中庭で二胡を奏でている人がいました。曲は「川の流れのように」。ゆったりとした美しいメロディにうっとりです。

Img_9284

Sn3s1310

 そしてそのあとは黄桜へ。私が幼少の頃、黄桜のCMが流れると「キュッ、キュッ、キュッ」と言っていたのを思い出しました。こちらは月桂冠と違い、入場料は取りません。こちらの「伏水」はほぼ汲み放題(ただし、たくさん汲む人は途中で次の人に譲ってね、との注意書きがあります)。無料なので当然と言えば当然かも知れませんが、お土産はつきません。ここは、近所にお住まいの方々がペットボトルを数本持って水を汲みに来ていました。外見はちょっと強面でしたが(笑)その方にお話しを聞くと、週に2回ほど汲みに来ており、ごはんやコーヒーに利用しているとのことでした。また、同じ酒所である灘へのライバル心みたいなものもチラホラ見え隠れしていました(笑)。

Sn3s1315

敷地内にあるレストランで「竜馬御膳」なるものを食べ、そろそろ湧水めぐりも終わろうかというときに、坂本竜馬ゆかりの寺田屋がすぐそばにあるとのことで、行ってみました。

Img_9288

途中、竜馬通りと名付けられた通りを歩きます。

319762655601

 そこには、龍馬伝にはまった福山ファンと思われる(?)女性達が一杯。私は、草苅民代さんでもいないかと探してみましたが、残念ながら探しきれませんでした。

Img_9294

Img_9296

 敷地内に入ると、そこには維新時代の井戸が。隙間から下を覗くと今もお水が湧いていました。午前中だけで5カ所も湧水をめぐってきたこの旅に、最後を締めくくるにふさわしい光景が待っていました。一般公開をしていた京都御所に行こうとしていた私たちが伏見行きを決めたのは前日の夜。伏見にして本当によかったと思います。
 余談ですが、wikipediaによれば、『現在寺田屋を称する建物(同一敷地内)には、事件当時の「弾痕」「刀傷」と称するものや「お龍が入っていた風呂」なるものがあり、当時そのままの建物であるかのような説明がされている。しかしながら、現在の寺田屋の建物は明治38年(1905年)に登記されており、特に湯殿がある部分は明治41年(1908年。お龍はその2年前に病没)に増築登記がなされているなどの点から、専門家の間では以前から再建説が強かった。平成20年(2008年)になって複数のメディアでこの点が取り上げられ、京都市は当時の記録等を調査し、同年9月24日に幕末当時の建物は鳥羽・伏見の戦いの兵火で焼失しており、現在の京都市伏見区南浜町263番地にある建物は後の時代に当時の敷地の西隣に建てられたものであると公式に結論した』とのことです。

Sn3s1320

319762648196


319762642317

伏見十石船の乗り場付近にある竜馬とおりょうさんに別れを告げ、関西空港へと向かいます。那覇空港からゆいレールに乗った際、とぅじさんのおみやげ袋がないことに私が気づきました。聞いてみると、どこかに置き忘れたらしく、急いで探しに行きましたがほどなくして無事に荷物を持ったとぅじさんが戻ってきました。おみくじに「失せ物はすぐ出る、人手に渡らず」というようなことが書かれていましたが、本当でした。券売機前に置き忘れたものがそのまま置かれていたそうです。ちなみに、「失せ物出がたし」とおみくじに書かれていた私の片方の靴下、変わり果てた姿で発見されたのは2日後です。

 私たちが京都を訪れる前日は雨と強風だったそうで、ニュースでは多くの飛行機が欠航だったとのこと。そして、帰宅した翌日の京都は最高気温が13度だったとか。滞在中、最高気温は20度を超え、朝晩は多少肌寒かったものの、雨も降りませんでしたし、天候は最高だったと思います。そして、宿の方々や小川コーヒーなどの飲食店の皆さんのおもてなしにも感動しました。京都の気質というと、はんなり、おっとりというイメージがある反面、結構頑固で大変よ、なんて話も聞きますが、あれだけの歴史のある街、その大切なものを守るためには、なんでも新しいものに流されたり、お金に目がくらんでしまったりしてはそれこそ大変なのでしょう。自分をしっかり持っていることの大切さ、それが頑固と言われる原因なのかな、と思いました。

Sn3s1311

Sn3s1312

帰宅後、とぅじさんが思い出の品を整理しました。なかなかいい感じだと思います。

Sn3s1314

Sn3s1315_2

そしてお土産。春限定・桜味の八つ橋、ゆばごはんの素、つくだ煮。本当に京都はおいしいものばかり。

 3日間で歩いた距離は合計で約20km。我ながら良く歩いたものだと感心しています。本当にいい旅でした。

| | コメント (0)

2016年4月16日 (土)

京都・湧水と桜をめぐる旅(鞍馬編)


319762835216


 2日め、7時から宿の朝食です。

Img_9081

バイキングの朝食も好きではありますが、こうした和風旅館の朝食も大好きです。左上にみえる豆乳とお豆腐、お塩でいただくのですが、これがとてもおいしい。

319762824688

こちらは大徳寺納豆。ちょっとクセはありますが、これもなかなかおいしい。そのほかも味付けがちょうどよく、絶妙な味です。
 私たちはすでに京都は何度も訪れており、今更清水でも金閣でもないので、今回の旅は水と桜に特化した旅にすることにしたのです。
 この日は水の神様がいる貴船神社を目指します。出町柳から叡山鉄道に乗り換えて30分ほど。貴船口で下車し京都バスに乗り換えです。このバスの運転手さんの車内アナウンスが「貴船行きー、発車ーしまーす」とまるで和歌でも詠んでいるような口調でとてもユニークでした。

Img_9132

バスに揺られてわずか5分ほど、貴船に着きました。バス停から徒歩数分、貴船神社があります。

Img_9110

Img_9115

 社務所脇にある御神水を早速口にします。普通、湧水というと、まろやかとか、甘いとか、例えようがあるのですが、この御神水は、たとえが難しい。冷たくておいしい水であることに間違いはないのですが。

319762800104

Img_9104
 ここで「水占い」(200円)をやってみることにしました。水におみくじを浮かべると、文字が浮かび上がってくるのです。

Img_9117

私は吉、とぅじさんは大吉でした。
 次は鞍馬寺に行くことにしました。貴船口まで戻って電車で鞍馬に行くルートもありますが、私たちは歩いて鞍馬山を越えて行くルートを選ぶことにしました。受付の方に聞くと、「1kmほど山道を登り、500mほど下る。所要時間は1時間半くらい」、とのこと。

Img_9133

新鮮な空気を吸いながら、ひたすら山道を登り続けます。2日前の雨の影響もなく道もスムーズ。気温も、少し登ると暑いくらいです。

Img_9138

Img_9142

 途中、牛若丸が使ったいう言い伝えがある湧き水に出会いました。これが事実なら、800年も900年も湧き続けている湧水ということになります。ただし、今はポタポタと垂れる程度しか水が出ていませんが。

Img_9148

Img_9149

Img_9151

 登り始めて1時間半ほど、12時過ぎに鞍馬寺に到着しました。街中では一部葉桜になりかけている木があったものの、ここの桜はものすごくきれいです。

Img_9153


Img_9156

しばしこの美しい光景に酔っていたところ、隣のベンチの女性2人が大きな声でマシンガントーク炸裂(笑)。しかも当然ながら(?)関西弁です。ちょっと避難しました。
 

Img_9174

昼食は鞍馬の駅近くのお店、多聞堂さんへ。右側に見える佃煮がとてもおいしかったので、佃煮を買うなど私らしくもないのですが、おみやげに購入しました。

Img_9175

デザートには私は桜のジェラートを、とぅじさんは桜餅を頼んだのですが、桜のジェラートはこれで終わりだからと、とぅじさんの分もサービスしてくださいました。

Img_9178

Img_9177

Img_9181

昼食後、三条へ戻ります。時間は14時頃。

Img_9185

鴨川沿いでは、和服姿の若い女性たちが縄跳びに興じています。

Img_9186

また、手前では音楽を奏でる男性二人組。さわやかな歌声を聴かせてくれました。平和を謳歌している、そんな瞬間です。この平和が永遠に続くようにように願わずにいられません。

Img_9222

Img_9187

 今日の観光はもういいか。そういいながら、三条通にあるLIPTONのティーハウスで一息入れます。ここは、創業85年にもなるのだそうです。
Img_9188

  外では、お釈迦様の誕生日を祝うパレードが。ブラスバンドやチアリーダーなどの後ろに僧侶の行列が続きます。このギャップがまたとてもおもしろいと思いました。
 一息ついたあとに、ちょっと早いけど、と言いつつ宿に戻ります。

Img_9047

お茶を入れていただき、くつろいでいると、古い井戸のあるお寺があると、夕暮れ前の静寂を破るとぅじさんの神の一声(2日連続)。調べてみると、四条と五条の中間あたりに、古い井戸のある六道珍皇寺というお寺があるとのこと。拝観の時間がもし16時半までということなら、今すぐ出なくては、ということで、早速出かけます。清水五条の駅から四条方面へ少し行き、六道珍皇寺へ。

Img_9200

  このお寺は通称「六道さん」の名前で親しまれており、現世と冥界の接点、六道の辻と考えられていること、また本堂奥にある井戸は小野篁が冥土へ通った往還の井戸という不思議な伝説があるそうです。

 余談ですが、私が二十歳まで住んでいた東京板橋区にも「六道の辻」という地名のついた交差点があります。名前がついた由来はなんなのでしょうか。

Img_9199

Img_9194

Img_9195

Img_9198

  ただし、この井戸へ近づくことはできず、本堂脇にある扉の小窓から覗くことができるだけです。小野篁については、平安時代の文人であり、「篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという。この井戸は、京都嵯峨の福生寺(生の六道、明治期に廃寺)と京都東山の六道珍皇寺(死の六道)にあったとされ、また六道珍皇寺の閻魔堂には、篁作と言われる閻魔大王と篁の木像が並んで安置されている」とwikipediaに記されています。このあと、高台寺付近を経由して四条から宿へ戻ります。

Img_9203

Img_9207

途中、坂本竜馬遭難の碑があるところを見学しました。

Img_9211

高台寺~祇園~四条はものすごい人で、横断歩道も青信号のうちに渡りきれないほど。人酔いしそうになりました。それにくらべると、三条も人は多いけれど、四条ほどではなく、ものすごく落ち着きます。三条通りでおそばを食べ、宿に戻ります。こうして、トータル10kmほど歩いた一日も無事に終わったのです。

Img_9218


Img_9080


Img_9213

 ちなみに布団の枕元に、このような女将のメッセージが添えられた折り紙が置かれていました。初日と二日目でメッセージの内容が異なり、二日目は「楽しい思い出をぎょうさん持って帰っておくれやす」と最後の夜を意識した内容となっています。心遣いが素敵です。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧