文化・芸術

2018年10月13日 (土)

第三回蕎麦寶落語会

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10月12日は、那覇市にある日本蕎麦の店、寶さんで「第三回蕎麦寶寄席」に行ってきました。高座を務めるのは、今ラジオなどでも大人気で、あの立川志の輔師匠のお弟子さんだった北山亭メンソーレさんです。この落語会は当初、9月28日に計画をされていましたが、台風24号の影響により延期になっていたものです。

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店内に貼られたチラシには、「落語を二席」「だいたい1時間くらい」「蕎麦の落語をやる」と書かれています。通常、二席で2時間を超えるメンソーレさんの落語、1時間で二席できるのかなあなどと疑問に思いつつ、まずは落語会に先立ち、北海道産の新蕎麦を揚げたての海老天ぷらとともにいただきます。

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ショーの前にお食事、まるでディナーショーですね。

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開演10分ほど前に現れたメンソーレさん、みずからめくり台を組み立てます。

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テーブルを並べて、赤い布を被せて・・・これもすべてメンソーレさんの作業でした。

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少し到着が遅れているお客さんもいるとのことで若干遅れて始まった落語会。先の台風24号のさなか、メンソーレさんがパーソナリティを務めるラジオ番組出演のため、暴風雨の中徒歩でラジオ局へ向かったことをマクラに、開始から30分を過ぎてもまだマクラ。なのに、1時間で二席なんて・・・と思っていると、いよいよ本題へ。この日の演目は、「金明竹」。骨董店の店主が、甥っ子の与太郎に店番を任せ、何かあればすぐ妻に知らせなさい、と言い残して外出する。やがて一人の男が来店するが、関西弁でしかも早口であるため何を言っているのかさっぱりわからない。この男、与太郎と店主の妻相手に4回も同じことを言わされ、へとへとになって逃げるように帰って行く。戻ってきた店主にこの男が言っていたことを伝えようとするが・・・という古典落語。結局、一席だけで所要時間は1時間15分ほど。でも、マクラも含め、終始爆笑の渦でした。この日のチラシに書かれていたことがほとんどウソだったのでJAROに訴えようかと思っていますが(ウソです)、楽しかったのでまた来たいと思います。(文章めちゃくちゃです)。

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退店する際、北海道は六花亭のマルセイバターサンドをお土産にいただきました。六花亭大好きのとぅじさんと共に幸せな気持ちで帰宅の途についたのでした。


ちなみに来月、立川志の輔師匠の「志の輔落語」が開催され、私はチケットを早々にゲットしました。今年最後の(?)落語会、楽しみです。

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2018年9月21日 (金)

3度目の坐禅会

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19日は、3度目の坐禅会でした。
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最終日のこの日は、今までで一番長い30分の坐禅。初めて警策を受けてみましたが、「意外と痛い」という印象でした。
そして、最後は15分の坐禅ですが、副住職の読経がありました。より修行らしくなりました。
討たれ弱さがそう簡単に治るとも思いませんが、一つのきっかけになれば幸いです。
ところで、副住職がご自身でおっしゃっていましたが、坐禅について受講生に語っているときの声と、読経のときの声が全然違うのです。きっと、声の出し方が根本的に違うのでしょうね。ちなみに、我が家の法事では住職に読経をあげていただいていますが、住職はとてもいい声をなさっています。ええ声~~。
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ところで、最近、こんな本を買いました。渋すぎる趣味にもほどがあるってもんです(笑)。
右の「般若心経御写経」は、副住職からいただいたもの。心を無にするのに役立つそうです。
 

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2018年9月15日 (土)

2回目の坐禅会

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9月12日は、先週に引き続き2回目の坐禅会でした。

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夕暮れ時、観音堂から見る那覇の街並みです。9月も半ばに入り、少し暑さも和らいできたような気がします。

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この日から初めて参加させる方もいらっしゃったので、簡単に前回のおさらいも含めて坐禅会は進んでいきます。

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前回は、5分1回、15分2回でしたが、今回は、20分の2回とのこと。善國副住職が警策を持って歩く時間も増えます。2回目では、警策で叩かれる人が続出しました。これは、姿勢が悪いから懲らしめる、などということではなく、坐禅をしている参加者から合掌の合図があり、その求めに応じて叩かれるものであり、激励の意味もあるのだそうです。

前回は坐禅中に事故処理の笛の音が聞こえてきたのですが、今回は今月30日投票の沖縄県知事選挙の街宣車でした。なかなか、静かな環境での坐禅って難しいものなのですね。

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2018年9月 8日 (土)

坐禅体験講座

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9月5日は、那覇市の首里観音堂(臨済宗妙心寺派慈眼院)で行われたタイムスカルチャースクール特別講座「坐禅~心と体を豊かにしましょう~」に初めて参加しました。

講師を務めてくださるのは、善國乗栄(「よしくにじょうえい」と読むそうです。)副住職。

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(写真は、今年の正月、合掌犬のコナンと、善國副住職。)

最近、ちょっとメンタル的に少し弱くなってきたと感じる私。そんなこんなで、「自己を磨き、身心ともにリフレッシュ」するために、絶好の機会と捉えて早速申し込みました。

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坐禅は、心を調える「調心」、体を調える「調身」、呼吸を調える「調息」の3つの柱があるそうです。そして、坐禅中に「警策」と呼ばれる棒を持ってお坊さんが行ったり来たりするわけですが、近づいてきたからシャキッとする、通り過ぎたからだらっとする、ということをせず、お坊さんが近づいてきても動じない、という気持ちが大切なのだとか。また、無の気持ちになることが大切であるとも話をされていましたが、「無になろう、無になろう」と思っていることは無になっていることにならないとのことで、これはなかなか難しい話ではあります。

 

講話が終わるとまずは5分間の坐禅です。まずは、動かない、しゃべらない、の実践です。

頭から見て二等辺三角形のような形になり背筋は伸ばしますが、動かないことが重要なので、座り方は普通のあぐらでも体育座りでも構わないのだそうです。静まり返る堂内。聞こえてくるのは外を行き来する車の音と、すぐそばで起きた交通事故の処理のための笛の音くらいです。

少し講話を挟んで次は15分。今度は空調も切られ、照明も大部分が消されてかなり暗くなります。少し本格的な坐禅に近づきます。

そして最後は、いよいよ、副住職が警策を持って廻る、という体験です。少しすると、警策で叩く音がしました。乾いたとても響く音でした。後で聞くと、この方は坐禅の経験者で、叩いてください、との仕草をしたので叩いたとのことで、叩かれたから悪い、叩かれなかったから良い、ということでもないのだそうです。

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この日の講話の中で副住職から「私も人間なので喜怒哀楽もありますし」「外の事故処理の音が聞こえて嫌だった」「警策を持って歩く時間をうっかりして遅れてしまった」との話があり、副住職の人間性が垣間見えて興味深く思いました。

 

翌日、我が家でも21:30から15分の坐禅を実践してみました。照明を落とし、キッチン用のタイマーで坐禅開始です。

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ちなみに、我が家での坐禅では静寂に包まれるはずもなく、甘えてくるショパンの鳴き声、米軍機の音、そしてなぜか、キッチンからの大きな物音。しかし、動じず、動かず、しゃべらず。

 

坐禅を始めてまだ2日。坐禅のなんたるかを語る資格などあるはずもなく、ただ体験しただけではありますが、あと2回の講座も無事に務めあげたいと思います。

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2018年7月12日 (木)

ムーンビーチにルアウを見に行ってきました

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7月7日は、ムーンビーチにハワイアンフェスティバルであるルアウを見に行ってきました。
ムーンビーチに遊びに行くなんて、いったいいつ以来でしょうか。
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ビーチにはメインステージ開始1時間前に到着、ステージは準備の真っただ中です。
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周辺には軽食類がたくさん売られていますので、この日の夕飯は「軽いもの」セットです。ビーチで飲むビールはまた格別。
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ちょっとおっさんぽく写ってしまった残念な私。ま、まぎれもなくおっさんではあるのですが・・・(泣)。
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ちなみに、この日のバンドは、レオアロハ、コロヘクラブ、kaulana、kahealauiという、日本を代表するハワイアンバンドと言われている方々。特に、レオアロハのボーカルの方は、遠くから見ていると、私の大好きなKeali'i Reichelかと思うくらい風貌も声もよく似ていて素敵でした。 このステージで嬉しかったのは、Keali'i の E O MAI とKawaipunaheleの2曲が演奏されたこと。
気温もさほど高くなく、少し湿ったさわやかな風が吹く中、余韻を残して少し早めに帰宅しました。
 

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2018年5月 4日 (金)

みんな一番ヤバイとこ行こうぜ~立川こしら・むぎ(猫)二人会

4月28日、那覇市にある真教寺で、むぎ(猫)と落語家の立川こしら師匠のコラボイベントがありました。
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こしら師匠は、立川志らく師匠のお弟子さんで、すでに真打になっている落語家さんです。同じ立川の一門では、志の輔師匠の落語会にはほぼ毎年通い、志の輔師匠の元お弟子さんである北山亭めんそーれさんの落語会にも足しげく通っていますが、こしら師匠の落語に接するのは初めてです。
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それにしても、お寺という場所で一体どんなイベントが開催されるのか想像もつきません。なんせ、タイトルは「みんな一番ヤバイとこ行こうぜ」ですから(笑)。
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ちなみに、来場者一人につき一枚のクッキー付き。
イベントはまず、こしら師匠の落語から始まります。一席目は、「あくび指南」(「あくびの稽古」とも言うそうです)。あくびの稽古というわけのわからないものに誘われた八五郎は、見てるだけということで付いていき、その稽古の様子を見ていますが、あまりに退屈なあまり・・・。という古典落語です。
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つづいて、むぎ(猫)のライブ。
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休憩を挟んでの第二部は、今度はむぎ(猫)の2度目のライブ。
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そして、こしら師匠とむぎ(猫)のコラボがあり、最後はこしら師匠の落語二席目。お題は、「たいこ腹」。伊勢屋の若旦那が鍼の修行をはじめ、一八を相手に人体実験を行う。一八はあまりの痛さに悲鳴をあげて暴れると鍼が折れてしまう・・・。という噺なのですが、登場人物が痛みで悲鳴をあげている場面で外から救急車の音が聞こえたので、「救急車も来ているけど大丈夫か?」とアドリブを挟んだので会場は大爆笑。
落語会の異端児と呼ばれているらしいこしら師匠、噺のおおまかなストーリーだけ覚えて、途中途中にこのようにアドリブも入れているようです。それだけ頭の回転が速いということも言えるのでしょうか。
 
下は、こしら師匠がむぎの「どんなふうに」を熱唱しているところです。
こしら師匠の写真・動画の撮影はNGと言われていましたが、むぎとのコラボの場面は許可が出たので撮影しました。
 
そして、むぎの「天国かもしれない」。
むぎの音楽は、8ビートとかけた「AとBと」や、地球温暖化で上がっていく温度とかけた「あがってく音頭」など言葉遊びを織り交ぜつつも結構深い歌詞と、ラテンチックな「友達は食べちゃダメ」や、ブルーハーツを思わせるような痛快なパンクロック風の「AとBと」など多彩な曲調を持っているので、聴いている人を飽きさせません。フジロックフェスティバルにも出演したというむぎ。今後の活躍に期待します。
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みんな、満足そうな笑顔で帰路につきます。
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これは、昨年の桜坂アサイラムでの写真です。

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2018年3月 3日 (土)

わが街の落語会~北山亭メンソーレ

2月24日は、那覇市にある「わが街の小劇場」に北山亭メンソーレさんが出演する「わが街の落語会」を観に行ってきました。

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私は、会場でのアンケートに連絡先を記入しているので、こうして落語会のご案内が届くのです。

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ここを訪れるのも久しぶりのような気がします。外観を撮ろうとすると、まだ支度をしていないメンソーレさんが私服のまま登場。

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北山亭メンソーレさんは最近ラジオなどでもご活躍なので今更言うまでもないかも知れませんが、あの立川志の輔師匠の元お弟子さんで、当時は立川メンソーレと名乗っていたそうです。今も志の輔師匠の高座に行くと「メンソーレという男が落語のまねごとをしているが、なかなか面白いのでもしよかったら応援してやってください」と元弟子に対する暖かい思いやりの言葉をかけられます。

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この日の一席目は「つる」というお噺。マクラの間はほぼ自由に撮影させていただけ、

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おまけにカメラが向けられていることがわかるとピースをするサービスぶり。

ちなみに、この「つる」というお噺の内容について簡単に触れると、「鶴はなぜ「つる」というのか」と尋ねられた街一番の物知り男が「昔は首長鳥と呼んでいたんだが、あるとき、もろこしの方から雄の首長鳥が「つーっ」と飛んできてポッと木に止まった。すると次に雌の首長鳥が今度は「るーっ」と飛んできてポッと木に止まった。そこから「つる」と呼ばれるようになった」と知ったかぶりをかまします。その話を聞いた男は、これはいいことを聞いたと自慢をしに行くが、雄が「つーっ」と飛んできたまでは思い出せるが、雌がどう飛んできたのか思い出せない。あげくは「「つーっ」と飛んできて「るっ」と木に止まった」と言ってしまったために大混乱。「雌はなんと言って飛んできたのか?」と尋ねられた男が言った言葉とは・・・。この「つる」は、志の輔師匠に最初に稽古をつけてもらった噺だそうで、初心に戻る意味でこの噺を選んだそうです。ちなみに、この日の着物についても少しお話しがありましたが、書いていい話なのかどうかわからないので割愛します。

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二席目のお題目は、「猫の災難」。知り合いのおかみさんから鯛の頭としっぽをもらった男が、これを肴に一杯飲みたいと知り合い宅を訪ねます。知り合いは、鯛が頭としっぽしかないとは知らず、「こんないいお魚があるのなら、お酒を買ってくる」と言って出かけます。鯛をさばいておくように頼まれた男は、頭としっぽしかないとは言えず、隣の猫に食い逃げされたことにします。酒を買って戻ってきた知り合いは、鯛がないことにショックを受け、ならば今度は「鯛を買ってくる」と言って再び出かけます。すると今度は、買ってきたばかりのお酒に手をつけてしまい、とうとう空に。戻ってきた知り合いに「さっきの猫がまた入ってきて、追いかけているうちに猫が酒瓶を倒してしまい全部こぼれてしまった」と言い訳します。すると、そのやりとりを聞いていた猫の飼い主が「さっきから聞いていれば全部うちの猫のせいにして。うちの猫は病で伏せっているのよ」と怒鳴り込んできます。いよいよ立場が悪くなった男の言い訳とは・・・。

この二席目のマクラでは、先日春風亭昇太師匠が来沖された際、沖縄のグスク巡りなどに同行する機会があり、訪問した泡盛業者から10年ものの古酒をいただき、普段あまりお酒を飲まないメンソーレさんでもおいしいと思ったこと、最近ミシンに凝っていて「道中財布」なるものを作ったことの話があり、実際にその財布を見せてくださいました。道中財布とは、三つ折りの財布で、折り畳んだときに端っこについているひもでくるくるっと巻いて・・・という財布だそうで、メンソーレさん手作りの作品はとても素人が作ったものとは思えないできばえでした。金額にもよりますが、一個注文したいと思いますので、よろしくお願いします。

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2017年12月29日 (金)

2017年の文化・芸術の総括

今年も残すところ今日を入れてあと3日になりました。今年1年がどんな年であったかを、文化・芸能を中心に振り返ってみます。

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【1月】

3日に「この世界の片隅に」を観に行きました。きっかけは、私たちの好きなコトリンゴさんが音楽を担当されていることでした。主人公のすずさんの声はのんさんで、音楽と主人公の声がとてもマッチしていました。帰り道、駐車場で車をこすられたのですが、言われてもわからない程で、こすった方も正直に言ってくださったので、実害ゼロでした。帰宅して、「今年はコトリンゴさんのライブを観に行く」と目標を立てました。

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そしてもう一つ。立川志の輔らくごがありました。例年、師匠はこの時期、一ヶ月に及ぶパルコ公演を行っているのですが、パルコが立て替え中とのことで、沖縄に来てくださいました。この日の演目は、「モモリン」。抱腹絶倒の新作落語です。

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【2月】

与那原町にある歴史的建造物「聖クララ教会」で行われたコンサートに行きました。モーツァルトの教会ソナタが気に入りました。

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そして、映画「カタブイ」。沖縄の著名人たちを取材し、沖縄の人々の死生観のようなものを描いた映画です。

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【3月】

「Sakurazaka asylum」。富士ロックフェスにも出演したという「むぎ」が大人気でした。

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映画は、「彼らが本気で編むときは」。母親が男を作って行方不明になってしまった少女トモ(柿原りんか)は、叔父のトキオ(桐谷健太)を頼って行くと、トキオはトランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)と暮らしていました。とまどいを見せるトモではありましたが、やがて3人の心温まる生活が始まります。
この映画は、トモの姿に何度か泣かされましたが、LGBTや育児放棄といった事にも問題提起をしている映画です。生田さんの化粧した姿の美しいこと(笑)。

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【4月】

「切り絵アート展」へ。

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これほどの作品を作れる精神力、集中力。私にはとうていできないと思います。

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切り絵の第一人者である蒼山日菜さんのトークショー付きで、サインもいただきました。

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【6月】

映画「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」。世界的なチェリストであるヨーヨー・マさんですが、世界の様々な楽器との融合を試みています。「伝統は革新によって守られる」との言葉は深く心に残りました。

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そして、今年二度目の「志の輔らくご」。この日の演目は「ちりとてちん(酢豆腐)」と「宿屋の富」。今回は新作落語ではなく、古典落語でした。
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【7月】

海勢頭豊さんの「まふっくぁコンサート」。反戦平和を訴え続ける海勢頭さんのコンサートは、涙がこぼれるほど感動的でした。

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そして、岩合光昭さんの写真展。サイン会もあったので、時間より早めに家を出ましたが、整理券はずっと前になくなっていました。

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そして、今年一番のイベントと言っていいコトリンゴさんのライブ。東京まで行くことも考えていたのに、まさか沖縄まで来てくださるとは思いもしませんでした。ふわふわとした柔らかいボーカルと卓越したピアノをたっぷり堪能し、サインもいただきました。

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【8月】

「少年少女合唱祭」。県内で活動する合唱団が一堂に会するイベントです。どの合唱団がよかったか、個人的な感想はありますが、ここでは控えたいと思います。

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【9月】

NHKの公開収録「ベストオブクラシック」に行きました。出演は、ソプラノの砂川涼子さんとテノールの与儀巧さんという県出身のお二人。12月1日にテレビで放送があり、私たちがばっちり写っていました。

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映画は「ボブという名の猫~幸せのハイタッチ」を観に行きました。路上生活を送り薬物にも手を出してしまった主人公が、ボブという名の猫との出会いをきっかけに更正する実話を基にしたサクセスストーリー。ボブのかわいらしさに他のお客さんもメロメロでした。

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首里城で行われた「中秋の宴」に行きました。

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この日は、宮城能鳳さんと西江喜春さんという人間国宝が出演され、大盛況でした。演目は「執心鐘入」です。屋外の公演なので、普段は撮れない写真も撮ることができ大変満足です。ちなみに、無料です。

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【10月】

第五期組踊研修生による発表会「執心鐘入」も観に行きました。この日は国立劇場での開催ということもあり、鬼が入り込んだ鐘がつり上げられる仕掛けもありました。その鐘から鬼が顔を出すシーンは、圧巻でした。
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更に、スーパーキッズオーケストラコンサート。名前のとおり、高校生までの子ども達なのですが、その演奏力の高さには舌を巻くものがあります。立ち上がったり、ステップを踏んだり、身体を大きく揺すったり、見せる要素もたくさん含んだ、将来が楽しみな皆さんたちでした。

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【11月】

「影絵の夜」。

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この催しは一度観たことがありますが、今回、ひょんなことからメンバーの方からご案内をいただき、再び訪ねることにしました。小雨が時折降るという悪コンディションで開演も少し遅れたのですが、どうにか開催にこぎつけました。影絵というものには興味がなかったのですが、その奥深さにまた機会があれば訪ねてみたいと思いました。

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そして、今年最後のイベントは「魂の音楽祭~マブイオト」。このコンサートは、世界的なアコーディオニストであるCobaさんが提唱しているもので、毎回素敵なゲストが参加します。今年のゲストはMay Jさん。コンサート後、Cobaさんの新作CDを購入し、今ハマっています。

今年もたくさんの芸術に魅せられ、何度も泣きました。来年はどんな芸術に出会えるのか楽しみです。

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2017年11月19日 (日)

島添大里城趾~影絵の夜

昨日は、3年前に一度観たことがある「影絵の夜」を島添大里城趾に観に行ってきました。実は数日前、ひょんなことからメンバーの方から開催のご案内をいただき、「これは一期一会」と出かけることにしたのです。

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この日の朝の天気予報では、降水確率が60%となっていましたが、どうにか持ちそうな様子。ところが会場駐車場で車を降りる際は、何か嫌な雲行きだったので傘を持参、案の定開演直前に雨が。でもさほど強くもならず、降ったり止んだりの状態でどうにか開演です。今回の舞台は、貝の旅の物語だそうです。

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とっぷりと日が暮れ、真っ暗な中に、影絵が幻想的に浮かび上がります。

時折吹く風がスクリーンを揺らし、影の焦点が合ったり、ずれたり。これは、演じている方々にとってはもしかしたら悩ましい現象なのかも知れませんが、これはこれで自然が引き立てる演出として捕らえていいのではないかと私は思いました。

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また、ときにスクリーンの前での演奏やダンスもあり、なかなか興味深いものがあります。このダンスのシーンでは、このときに霧雨が降ってきて、これもまた自然の粋な演出となった気がします。

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ストーリーとして、少し難解な気もしますが、普段あまり目にすることのない楽器を使っての幻想的な歌と音楽、そして舞踏なども含めた影絵の世界はとても奥が深いと思います。そして、ストーリーは少し難解な方が、観て、感じて、考える、ということにもつながっていくのではないかとも思います。影絵の演出は、スクリーンの裏でどのようにやっているのだろうか、気になって気になって仕方なく、覗きに行きたい衝動をなんとか抑えるのに必死でした。

見終わっての印象は、「プログレッシブロック」。これが内田裕也さんなら「ロックンロール!」と言うのでしょうか? 「朗読」の舞台に接したときにもそう思ったのですが、ほぼ同じ印象です。いろいろな要素を詰め込んで、ちょっと難解で進歩的、前衛的(プログレッシブ)な舞台。二回観ただけでは簡単に語れないと思います。最近、やっと組踊がおもしろいと思い始めたばかりだというのに、またやっかいなものを知ってしまった気がします(笑)。

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今回ご案内をいただいた、影絵のOさんと。今回はほんの立話程度でしたが、今後ゆっくりと影絵のことなどを聴かせていただけたら嬉しいです。

後日、この日のあらすじを見つけましたので、記しておきます。

~「貝との約束」~

この世には3000年に一度、ある不思議な木に実る果実がある。
その果実が実る時、この世が一変するとの言い伝えがある。
そのことを知る者たちはあらゆる手段でその時を迎える準備を行っていたが、その度に誤解を生み、恐れられ、嫌われる存在となってしまった。
それでも彼らは、転々と渡りゆき、次の果実が実る場所と時間を正確に把握しながら今も淡々と生きているという。 彼らが最も大切にしている二つの貝。
内海に生きるスイジガイ。外海に生きるゴホウラガイ。
スイジガイは6本の角があり、果実が実る時を正確に刻んでいる時計がわりの貝。
ゴホウラガイは海を渡り世界各地を巡るための乗り物代わりの貝。 豊かに笑って生きること。

それが、古の時代に彼らが貝と交わした約束。

実がなる時間と場所を、時空を超えて探している大男がいる。
その大男は、現在・過去・未来の空間を自由自在に移動しながら3000年の節目の場所と時間を探している。

西暦2017年11月18日はスイジガイが刻んでいる3000年の節目、果実が実る日。
岩が割れ、砕けて砂になり、砂の川となって流れはじめる。
その砂は、砂の木となり果実を実らせた。
そして果実が実るとあっという間に水の中に消えていった。
果実が実った今この瞬間に、私たちは貝と約束した世を再び生き始める。

壮大で深淵なストーリーです。これぞ、プログレの精神世界でしょうか?

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2017年11月 4日 (土)

運命図書館に行ってきました

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前日とうって変わって小雨がぱらつき、気温も前日比-3℃といういい加減半袖では少し肌寒い11月4日、名護市宮里にある「BOOK CAFE AETHER(あいてーる)」に行ってきました。

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「あいてーる」さんは、古民家を改装して今年7月7日にオープンしたばかりのお店で、別名「運命図書館」とも言うそうです。それは、たまたま手に取った一冊が、運命を切り開くかも、という発想からきているのだとか。

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外観は、普通の古民家ですが、中に入ってびっくり。

入口を入ってすぐの一番座、二番座は「和」の(というよりも「琉」の、という方が適切でしょうか?)雰囲気を残してはいるものの、

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一番座の床の間も、二番座の仏壇も、全部書棚です。

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そして、奥のテーブル席は一転、おしゃれなこと。店内のBGMはジャズです。

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お食事のメニューは、「島カレー」「小腹セット」「ホットサンド」のみですが、

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添加物を含まない身体にやさしい調味料を使用し、

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コーヒー豆やローストにもこだわりを持った、いずれもおいしいものでした。

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私たちは「島カレー」(800円)に飲み物とラスクを注文しました。カレーは、男の私には量は少なめですが、丁寧に作られた感があり、とても好感が持てました。また、飲み物に添付されている砂糖は有機のものでした。コーヒーは、職場では比較的上等なものを作ってもらっているにもかかわらず、豆が変わったことにすら気づかない鈍感な私ですが、こちらのコーヒーを飲んでの第一声は「あっ、おいしい!」でした。

私がこのお店で特に共感したのはこの制度です。

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それが、「恩送りカード」です。それって一体何?と思ってよく読んでみると「まだ見ぬ友へ コーヒーを一杯おくりませんか?」ということで、

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例えばこの方のように「猫大好きな方へ」コーヒー一杯ごちそうする、と書くと、それに該当する方が名乗り出れば500円以内の飲み物をごちそうになる権利があるというものです。そして、ごちそうしてくれた方へメッセージを書き(このカードはごちそうしてくれた方へ送られるのだそうです)、ごちそうになった方はまた別の方へと恩送りカード(500円)を購入すれば新たなコミュニケーションが生まれる、というものなのです。今回これらには参加しませんでしたが、とても興味があります。この日に見た中では、「○○県出身の人」「○○が好きな人」など、同郷の人や共通の趣味などがある人にごちそうしたい、というケースが多いようでした。

今、とても世知辛い世の中で人間関係は希薄になり、些細なことで他人の命を奪うことが平気で行われています。そして、世界に目を向ければ、「核武装こそ我が身を守る唯一の道」だと軍事挑発を繰り返す国、そして異なる宗教観や思想を持つ人間を攻撃することになんのためらいも持たない連中が世界を困惑させています。

そんな世の中だからこそ、自分自身だけでなく、人と人とのつながりも大事にしていくべきなのではないかと思います。

ちなみに、店名の「あいてーる」とは「お店が開いてる」の意味のオヤジギャグに近いものかと思いましたが、帰宅して調べてみると「アイテール(=エーテル)は、古代ギリシャにおける輝く空気の上層を表す言葉。中世のキリスト教的宇宙観においても天界を構成する物質とされた」(Wikipediaより抜粋)と書かれており、まったく理解できないのですが、そうした崇高な言葉であるらしい、ということだけはどうにか理解できたところです。お店が7月7日の七夕の日にオープンしたことも何か関係があるのでしょうか。

「あいてーる」さんは、仲間と、見ず知らずの人と、そして自分と対話することによって生まれる新たなコミュニケーションを大切にして行きたいのだそうです。今回、お店の雰囲気や味も含めたメニュー、運営方針などにとても好感と興味を持ったので、近々また機会を見つけて訪れたいと思います。

今日は、いくつかのプランがあった中からこのお店に行くことになりました。この選択も『運命』でしょうか。

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