文化・芸術

2009年10月25日 (日)

片岡鶴太郎展に行ってきました

  今日は、台風接近のあいにくの天気ではありましたが、浦添市美術館で開かれている「片岡鶴太郎展’09」に行ってきました。
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そんな天気の悪い日に、なぜ今日なのか?

それはサイン会が開かれるからなのです。
鶴太郎さんと言えば、私にとってはたけし、さんまと並ぶコメディアンというイメージが強く、画家としての印象は皆無ではありました。なので、サインは欲しいけど、絵は見なくてもいいかな~?などと思っていたのです。

でもでも、実際に作品に触れてみると、実に素晴らしくて感動したのです。
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これは、「七福神」。
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「仔猫」。
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そしてこれは「子猫」。前のものとは、「子」の字が違います。白い部分があるところはショパンに、全体のトラ模様はトラッキーに似ています。

私が一番惹かれたのは、これです。
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「ししとう」。こんな、重要でもない、目立たない野菜を主役に選ぶこの感性。やっぱり、私のような凡人は、感性の部分が芸術家にはまだまだ及ばないと思うのです。当たり前かも知れませんが。こういう、さりげないものに注がれている愛情、慈しみの気持ちみたいなものが強く感じられるのです。

絵をひととおり見終わったあとは、いよいよお目当てのサイン会です。鶴太郎さんが登場すると盛大な拍手が。
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ごらんのような人だかりができました。ちなみに、サイン会では写真撮影はしないでほしい、とのこと。それは、ご本人から「ひとりひとりの方に心を込めてサインをしたいので、サインをすることに集中したいから」なのだという説明がありました。なので、写真撮影を許されたのはサイン会後なのです。

200人もの人へのサインなので、ひとりあたり10数秒なのですが、ひとりひとりに会釈をして、そして左手でサインをし、右手で握手、何名かの方に声をかけられても丁寧に応じていらっしゃいました。サインは、画集購入者先着200人に限られていたのですが、購入者だけでなく同伴家族にも握手をしてくださいました。また、親に抱かれた幼児にも、自ら手を差し出して握手をしていました。ファンを大切にする気持ち、痛いほど伝わりました。
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そして、これが画集にしていただいたサイン。「鶴」という字を鶴太郎さんが書き、隣の人がスタンプを押し、更に隣の人がサインを乾かす、という一連の流れ作業。
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サイン会のあとのトークショーでは、絵の解説などを中心に話をされていました。
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若い頃はお酒と女性しか興味がなかったけれど、40歳を前にしたある日、人知れず咲いている椿の美しさに強く感動したことが絵を描くきっかけになったことや、サザエさんの実写版で波平さんの役をやったことなどなどを30分ほどに渡ってお話しをされました。
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実際の鶴太郎さんはホントに華奢な方で、ご本人も言われたとおり、少し手が冷たい人でした。トークショーの最後の方では、「ちょっちゅね」も軽くやってくれました。
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控え室へ戻るところを一枚撮りましたがぶれてしまいました。

今日のサイン会も、とぅじさんが行くなら一緒について行ってもいいけど、くらいの気持ちでいたつもりだったのですが、昨日、なぜかトラッキーを「トラちゃん」と呼ぼうとして「鶴ちゃん」と呼んでしまいました。
何を隠そうミーハーな私。実はサイン会に行きたいと強く思っていたのは私の方かも知れません。

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2009年8月22日 (土)

中島潔の世界展

今日は、近所の浦添市美術館に中島潔展を観に行ってきました。
私自身、この人の作品は知ってはいましたが、作者がどんな人なのか名前すら知らず、中島潔と聞いてオペラ歌手の中島啓江さんを想像していたほどのど素人であります。でも、古くからファンであったとぅじさんと、CMを見てぜひ行こう、ということになり出かけてきた次第です。

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展示作品も多く、実に見応えのあるものでした。では、私が心惹かれたいくつかをご紹介しましょう。

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「想い雪」。

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「ほたるこい」。原画で観ると、ほたるが舞っている白い線が鮮明に見えます。

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「Cafè」。フランス滞在中の作品だそうです。

どれもほのぼのとして、日本の原風景という感じはありますが、どことなく主人公たちの少し悲しげな目線が郷愁をそそります。

売店で絵はがきやらなにやらいろいろと物色していたら、私ととぅじさんが2人とも選んだのが、下の「積もった雪」です。

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上のいくつかの絵とはだいぶ雰囲気の違う、およそ中島潔らしくないような絵ではありますが、この金子みすゞの詩に強く惹かれたのです。

私などは凡人なので、雪はどれだけ積もってもひとかたまりの雪でしかないのですが、上の雪、下の雪、中の雪、と思いを巡らせ、中の雪は空も地面も見えないからさみしいだろう、などと考える感性。やはり、すごい人というのは、着眼点、発想が凡人とはまったく違うものなのですね。

来月からは片岡鶴太郎展が始まる浦添市美術館。
「マッチで~す」とか「ちょっちゅね~」とか、ひょうきん族などでずっとお笑いをやっていた人が美術作品を作っていることに未だに信じられない私ではありますが、機会を見つけて行ってみようと思います。どなたか、魅力をご存じの方は、ご連絡を!

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2009年7月19日 (日)

浦添てだこまつり

  今日は、浦添市のてだこまつりに行ってきました。昨日もご紹介したとおり、花火は我が家からも見えるので、何もわざわざ人混みに行かんでも、ということでもう長いこと会場に足を運んではいませんでした。それが今年は、ずっとお付き合いがあるディアマンテスがゲストで出るというので、久々に足を運んだのです。

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去年、炎天下でのイベントに参加して夏バテをしてしまったので、ステージ開始にちょっとだけ余裕を持つくらいに行ったら、すでにこのありさま。よく見える場所を確保するのに苦労しました。

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司会は、沖縄では美川憲一のものまねで有名な、魅川憲一郎。顔だけでなく、声も本当にそっくりなのです。

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そして、ディアマンテス。彼らのライブハウスは那覇市から国頭村へ移ってしまい、そう簡単には行けなくなってしまったので、彼らのライブに接するのはなんと3年ぶりです。

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大勢のファンがステージ前に集まり、相変わらずの人気ぶり。

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アンコールは、今子どもたちに大人気、琉神マブヤー(仮面ライダーみたいなものと思ってもらえばいいでしょうか)のテーマ曲。すぐそばにいた子どもたちも、妙なテンションではしゃぎまわっていました。

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そして最後はお決まりの花火。

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我が家で落ち着いて見るのもいいものですが、会場で観客の歓声を聞きながら見るのもまたいいものです。思い起こせば2年前のこの時期はちょうど入院中、病室で花火の音を聞きました。今年は会場に来ることができた幸せを噛みしめ、家路についたのでした。

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2009年2月22日 (日)

仲間樋川の話

 昨日、私たちが住む浦添市の仲間樋川(なかまふぃーじゃー)と呼ばれる湧水の発掘現場見学会に行ってきました。通常、樋川のことは沖縄では「ひーじゃー」と呼んでいますが、ここは「ふぃーじゃー」と呼ぶのだそうです。主催は、浦添市教育委員会。
老若男女、50~60人ほどが集まる盛況ぶりでした。水への関心の高さがうかがい知れる集まりとなりました。
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仲間樋川は、住宅街に今もひっそりとたたずむ井泉で、昭和10年に水タンクが作られ、1731年の「琉球国旧記」に記述が出てくる大変歴史の古い湧水だそうです。
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興味深い話としては、自宅の井戸の中に井戸の水汲みに使う道具を落としてしまったが、数年後にこの仲間樋川から出てきた、というものです。主催者がこの話をしたら、参加者から「それ(道具を落とした人)は私の母です!」との声が。周りから驚きの声があがりました。その方によれば、浦添市ではここ仲間と伊祖に湧水が多いのだそうです。どちらも昔、お城が近くにあったことを考えると、納得のいく話です。
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今後の開発の状況によっては、将来的に水が枯れる可能性にも言及していましたが、これからも未来永劫守っていくつもりで水脈を傷づけないように注意を払ってほしいものです。

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2008年9月27日 (土)

Sun god rising in Okinawa~ダリ展

 沖縄でダリ展があるというので、とぅじさんと一緒に行ってきました。
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ダリってだり?などという寒いおやじギャグはやめて下さい。私がすでに使いひんしゅくを買いました。weep スペインが生んだ、世界的な芸術家、サルバドール・ダリです。
今回展示されるダリの作品とは、海洋博覧会の際に展示されたものだそうです。
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タイトルは 『Sun god rising in Okinawa(沖縄の海より出ずる太陽の神)』と題され、人魚に見立てた神が太平洋の中から平和を願い浮上してくる様子を表現したもので、第二次大戦の戦場になった沖縄に思いを馳せ、二度と戦争のないように、との願いが込められているとのことです。

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確かにその神の表情は嘆き悲しんでいるようにも見えます。
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首の後方に、Daliとサインが入っているのが確認できます。
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33年ぶりに「里帰り」したダリの作品ですが、沖縄での展示は明日28日までです。今、この作品を沖縄に残そうとする運動が展開されています。今日のところは、募金はしませんでしたが、今後、考えたいと思います。

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2008年8月24日 (日)

ウィーンの香りの映画

  今日は、前から観たいと思っていた映画、「幻影師 アイゼンハイム」を観に行ってきました。この映画は、横浜にあるオーストリア菓子の店「ノイエス」を訪れた際にチラシをもらって以来、いつ沖縄に来るのだろうか、と思っていたのですが、きっと沖縄には来ないんだろうな~と忘れかけていたところでした。ところが昨日、とぅじさんが新聞の広告で見つけ、昨日から那覇にある「桜坂劇場」という渋い作品を取り上げる小劇場でやることを発見したのです。
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この映画は19世紀末のウィーンが舞台です。ハプスブルク家の血を引く私としては(ウソです)、その当時のじいさまたちの世の中がどのようなものであったか、じいさまたちがどのような描かれ方をしているのか、当然知っておくべきだと思い出かけた次第です。
幻影師と、皇太子と結婚が予定されている幻影師の幼なじみの公爵令嬢がステージ上で偶然再会したことから始まる愛の物語。紆余曲折を経て、結末は意外な方向に・・・・。結末は私なりにいくつか想像していましたが、全く違う結末で、まんまと幻影師のすべにはまってしまいました。
じいさまたちの頃の歴史を勉強し直し、再度、歴史に秘められた背景などを探りつつ観てみたい映画でした。

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2008年8月14日 (木)

旧盆エイサー

 今日は旧盆の中日。明日がご先祖様をお送りするウークイの日なので、「エイサーは明日だろうな~」などと油断していたら、すぐ近所にエイサーがやってきました。演ずるは、浦添舜天雅団(うらそえしゅんてんみやびエイサー団)。
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これぞ沖縄の旧盆です。
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彼らは今日まで6日連続、明日まで演舞が続くそうです。
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場合によっては午前様にもなるし、何時間も道を歩きながら、激しく踊るので、本当に体力を必要とします(私は昨年大病をしましたので、そんな体力はありません)。
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明日、高校野球の甲子園大会で準々決勝を戦う浦添商業近くでも演舞があり、メンバーがちょっと水分補給している間に、「オジー自慢のオリオンビール」が唄われました。「今日は那覇市のビアガーデンで野球応援甲子園 明日は準々決勝ど 夜から応援しておくさ」という歌詞があり、まさしく今日のために作られた曲ではないかと思えました。
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ちなみに通常、貨物車の荷台にサンシン奏者が乗り、生演奏をスピーカーで流しています。
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お盆は明日までです。ご先祖様、何も食べ物も用意してませんが、ゆっくりしていってくださいね。そして、浦添商業高校に幸あれ。

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