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2017年11月 4日 (土)

運命図書館に行ってきました

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前日とうって変わって小雨がぱらつき、気温も前日比-3℃といういい加減半袖では少し肌寒い11月4日、名護市宮里にある「BOOK CAFE AETHER(あいてーる)」に行ってきました。

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「あいてーる」さんは、古民家を改装して今年7月7日にオープンしたばかりのお店で、別名「運命図書館」とも言うそうです。それは、たまたま手に取った一冊が、運命を切り開くかも、という発想からきているのだとか。

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外観は、普通の古民家ですが、中に入ってびっくり。

入口を入ってすぐの一番座、二番座は「和」の(というよりも「琉」の、という方が適切でしょうか?)雰囲気を残してはいるものの、

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一番座の床の間も、二番座の仏壇も、全部書棚です。

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そして、奥のテーブル席は一転、おしゃれなこと。店内のBGMはジャズです。

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お食事のメニューは、「島カレー」「小腹セット」「ホットサンド」のみですが、

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添加物を含まない身体にやさしい調味料を使用し、

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コーヒー豆やローストにもこだわりを持った、いずれもおいしいものでした。

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私たちは「島カレー」(800円)に飲み物とラスクを注文しました。カレーは、男の私には量は少なめですが、丁寧に作られた感があり、とても好感が持てました。また、飲み物に添付されている砂糖は有機のものでした。コーヒーは、職場では比較的上等なものを作ってもらっているにもかかわらず、豆が変わったことにすら気づかない鈍感な私ですが、こちらのコーヒーを飲んでの第一声は「あっ、おいしい!」でした。

私がこのお店で特に共感したのはこの制度です。

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それが、「恩送りカード」です。それって一体何?と思ってよく読んでみると「まだ見ぬ友へ コーヒーを一杯おくりませんか?」ということで、

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例えばこの方のように「猫大好きな方へ」コーヒー一杯ごちそうする、と書くと、それに該当する方が名乗り出れば500円以内の飲み物をごちそうになる権利があるというものです。そして、ごちそうしてくれた方へメッセージを書き(このカードはごちそうしてくれた方へ送られるのだそうです)、ごちそうになった方はまた別の方へと恩送りカード(500円)を購入すれば新たなコミュニケーションが生まれる、というものなのです。今回これらには参加しませんでしたが、とても興味があります。この日に見た中では、「○○県出身の人」「○○が好きな人」など、同郷の人や共通の趣味などがある人にごちそうしたい、というケースが多いようでした。

今、とても世知辛い世の中で人間関係は希薄になり、些細なことで他人の命を奪うことが平気で行われています。そして、世界に目を向ければ、「核武装こそ我が身を守る唯一の道」だと軍事挑発を繰り返す国、そして異なる宗教観や思想を持つ人間を攻撃することになんのためらいも持たない連中が世界を困惑させています。

そんな世の中だからこそ、自分自身だけでなく、人と人とのつながりも大事にしていくべきなのではないかと思います。

ちなみに、店名の「あいてーる」とは「お店が開いてる」の意味のオヤジギャグに近いものかと思いましたが、帰宅して調べてみると「アイテール(=エーテル)は、古代ギリシャにおける輝く空気の上層を表す言葉。中世のキリスト教的宇宙観においても天界を構成する物質とされた」(Wikipediaより抜粋)と書かれており、まったく理解できないのですが、そうした崇高な言葉であるらしい、ということだけはどうにか理解できたところです。お店が7月7日の七夕の日にオープンしたことも何か関係があるのでしょうか。

「あいてーる」さんは、仲間と、見ず知らずの人と、そして自分と対話することによって生まれる新たなコミュニケーションを大切にして行きたいのだそうです。今回、お店の雰囲気や味も含めたメニュー、運営方針などにとても好感と興味を持ったので、近々また機会を見つけて訪れたいと思います。

今日は、いくつかのプランがあった中からこのお店に行くことになりました。この選択も『運命』でしょうか。



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