« ネパールカレー | トップページ | happy birthday, Chopin!! »

2017年6月 5日 (月)

今年2度めの志の輔らくご

Img526

6月3日は、今年2回目の志の輔落語がありました。志の輔師匠の大ファンである私は、発売開始初日にネットで購入、2列目の真ん中あたりをゲットしました。

この日の一席目は「ちりとてちん(酢豆腐)」。

ある家の主が、予定していた会合が中止になってしまったものの頼んでいた食事が届けられてしまいどうするべきか困っていたので、知り合いを呼んでごちそうすることにした。「豆腐もあっただろう、持って来なさい」と持って来させるものの数日間常温で置いていたためにすでに食べられないシロモノに。しかしこのまま捨てるのももったいないと、これに細工をして近所の知ったかぶりで嫌みな男を招き、「台湾みやげでもらった“ちりとてちん”という食べ物なんだが食べ方もよくわからないし口に合わないので食べてくれ」と勧める。男は、「ああ、ちりとてちんね。よく知ってますよ。台湾に行っていたときはこれで一杯やっていた」と知ったかぶりをはじめ、主にのせられてとうとう口に・・・。という噺。

休憩を挟んで二席目が始まるとき、出囃子が流れて幕が開くと、一人の三線奏者が。そして、そのまま歌い出すではないですか。帰り道、「あの人の歌よかったね。おもしろい歌だったね」などと言っていたのですが、どうやらその方は沖縄では有名な歌者、よなは徹さんだったようなのです。

610ptbwpqjl__sx425_

私たちが知っているよなは徹さんはこういう風貌だったのですが、

Photo

この日のよなはさんは、これに近い出で立ちだったので、全く気づかなかったのです。この日披露されたのは2曲、「職業口説(しょくぎょうくどぅち)」と「卵毛売小売女(くうがんもーうぃぐゎーうやー)」。どちらも明るいメロディの楽しい曲でした。どうりで出囃子が沖縄の曲だね~などと思っていたのです。

51018cv9svl__sx425_

さて師匠の二席めは「宿屋の富」。

とある流行っていない宿屋を訪ねてきた男は、入ってくるなり「千両箱の使い道に困って漬物石に使っている」などと物凄い事を物凄い勢いで吹きまくる。ここの主人も人のいいもので、男の話をすっかり信用して、宿屋の副業として取り扱っている富くじの売れ残った最後の一枚を買ってくれるよう頼み込んだ。

値は一枚一分で、二番富でも五百両。一番富なら何と千両。「金が邪魔でしょうがない」と言うのを無理に拝み倒し、何とか札を買ってもらう。その上、『当たったら半分もらう』という約束まで取り付けてしまった。男は一人になると、「なけなしの一分を取られた」とブツブツ。挙句に「贅沢をするだけして逃げちゃおう」と開き直る。翌日、男は散歩〔二万両ほどの金の取引〕に出ると言って宿屋を飛び出した。やってきたのは湯島天神。たった今、富の抽選が終わったばかりだ。(Wikipediaより)

一席目のマクラでは、前日の宮古島での落語会は大盛況で手厚い歓迎を受けて感激したこと、ゆし豆腐を初めて食べて感激し、前年で沖縄での落語会を終わりにしなくてよかったと思ったこと、を話されていました。

Img_8422

Img_8439

そして、二席目が終わったあとに、「メンソーレという男が落語のまねごとをしているので、もしよかったら応援してやってください」と、廃業してしまった元・弟子の北山亭メンソーレさんにエールを贈られたのでした。そこには、いくら元弟子と言っても、廃業してしまった人間がやっていることを「落語」とは認めないという厳しさの中に、師匠としての暖かい想いが伝わってきて、何か嬉しくなったのでした。

|

« ネパールカレー | トップページ | happy birthday, Chopin!! »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ネパールカレー | トップページ | happy birthday, Chopin!! »