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2017年1月 3日 (火)

「この世界の片隅に」を観てきました

昨日は今ちまたで話題となっている映画「この世界の片隅に」を観てきました。いつもよりも早く、上映開始30分前に会場に着くと、チケット購入&入場のための人で行列ができていました。以前、この同じ会場で立ち見が出たこともあるのだそうです。

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戦争当時の広島県で暮らす北條すずが主人公。すずの声優を勤めるのは、「あまちゃん」でブレイクした女優、のんさん。音楽は坂本龍一さんに見いだされた個性的なシンガー&ピアニスト、コトリンゴさん。二人のほのぼのとした優しい声が、主人公のすずのキャラクターともぴったりマッチしていて、とても好感が持てました。主題歌の「悲しくてやりきれない」は、コトリンゴさんの「picnic album 1」に収録されていますが、映画で使われたものはストリングスを中心に再録音したものです。控えめでシンプルなアレンジと抑揚をつけた演奏が、より心に響きます。私たちは、彼女のふわふわした歌声と、不思議ちゃん的な雰囲気が大好きです。

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この映画は戦争当時のことが描かれていて、意図として「反戦平和」というものはあるのでしょうが、そういうことや戦争の悲惨さばかりを描くのではなく、そんな時代にあっても希望を失わずに強く明るく生きる主人公を描いていることで、さほど重くなることもなく観ることができました。もちろん登場人物も何人か戦死はしてしまうのですが。

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また、アメリカの映画あたりによく見られる兵士を英雄視するとか、兵士の友情を描くとか、そういうこともありません。あくまでも、普通に暮らしている人たちの日常に焦点が当てられているのです。

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ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書けませんが、この映画はエンドロールが終わって会場の照明が点くまでぜひ客席で観て頂きたいと思います。

この映画は原作も含めて綿密な取材が行われているそうで、よりリアルな日常が描かれています。そして、アニメの質がすごく高くきれいでした。細部までこだわって創っているのだと感じました。映画離れが言われて久しいですが、いい映画にはこんなにも人が集まるのだということを証明してくれました。上映する映画館が徐々に増え続けていると聞きます。もっともっと、たくさんの人に観ていただきたい。そんな映画です。

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