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2016年4月16日 (土)

京都・湧水と桜をめぐる旅(鞍馬編)


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 2日め、7時から宿の朝食です。

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バイキングの朝食も好きではありますが、こうした和風旅館の朝食も大好きです。左上にみえる豆乳とお豆腐、お塩でいただくのですが、これがとてもおいしい。

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こちらは大徳寺納豆。ちょっとクセはありますが、これもなかなかおいしい。そのほかも味付けがちょうどよく、絶妙な味です。
 私たちはすでに京都は何度も訪れており、今更清水でも金閣でもないので、今回の旅は水と桜に特化した旅にすることにしたのです。
 この日は水の神様がいる貴船神社を目指します。出町柳から叡山鉄道に乗り換えて30分ほど。貴船口で下車し京都バスに乗り換えです。このバスの運転手さんの車内アナウンスが「貴船行きー、発車ーしまーす」とまるで和歌でも詠んでいるような口調でとてもユニークでした。

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バスに揺られてわずか5分ほど、貴船に着きました。バス停から徒歩数分、貴船神社があります。

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 社務所脇にある御神水を早速口にします。普通、湧水というと、まろやかとか、甘いとか、例えようがあるのですが、この御神水は、たとえが難しい。冷たくておいしい水であることに間違いはないのですが。

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 ここで「水占い」(200円)をやってみることにしました。水におみくじを浮かべると、文字が浮かび上がってくるのです。

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私は吉、とぅじさんは大吉でした。
 次は鞍馬寺に行くことにしました。貴船口まで戻って電車で鞍馬に行くルートもありますが、私たちは歩いて鞍馬山を越えて行くルートを選ぶことにしました。受付の方に聞くと、「1kmほど山道を登り、500mほど下る。所要時間は1時間半くらい」、とのこと。

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新鮮な空気を吸いながら、ひたすら山道を登り続けます。2日前の雨の影響もなく道もスムーズ。気温も、少し登ると暑いくらいです。

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 途中、牛若丸が使ったいう言い伝えがある湧き水に出会いました。これが事実なら、800年も900年も湧き続けている湧水ということになります。ただし、今はポタポタと垂れる程度しか水が出ていませんが。

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 登り始めて1時間半ほど、12時過ぎに鞍馬寺に到着しました。街中では一部葉桜になりかけている木があったものの、ここの桜はものすごくきれいです。

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しばしこの美しい光景に酔っていたところ、隣のベンチの女性2人が大きな声でマシンガントーク炸裂(笑)。しかも当然ながら(?)関西弁です。ちょっと避難しました。
 

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昼食は鞍馬の駅近くのお店、多聞堂さんへ。右側に見える佃煮がとてもおいしかったので、佃煮を買うなど私らしくもないのですが、おみやげに購入しました。

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デザートには私は桜のジェラートを、とぅじさんは桜餅を頼んだのですが、桜のジェラートはこれで終わりだからと、とぅじさんの分もサービスしてくださいました。

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昼食後、三条へ戻ります。時間は14時頃。

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鴨川沿いでは、和服姿の若い女性たちが縄跳びに興じています。

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また、手前では音楽を奏でる男性二人組。さわやかな歌声を聴かせてくれました。平和を謳歌している、そんな瞬間です。この平和が永遠に続くようにように願わずにいられません。

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 今日の観光はもういいか。そういいながら、三条通にあるLIPTONのティーハウスで一息入れます。ここは、創業85年にもなるのだそうです。
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  外では、お釈迦様の誕生日を祝うパレードが。ブラスバンドやチアリーダーなどの後ろに僧侶の行列が続きます。このギャップがまたとてもおもしろいと思いました。
 一息ついたあとに、ちょっと早いけど、と言いつつ宿に戻ります。

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お茶を入れていただき、くつろいでいると、古い井戸のあるお寺があると、夕暮れ前の静寂を破るとぅじさんの神の一声(2日連続)。調べてみると、四条と五条の中間あたりに、古い井戸のある六道珍皇寺というお寺があるとのこと。拝観の時間がもし16時半までということなら、今すぐ出なくては、ということで、早速出かけます。清水五条の駅から四条方面へ少し行き、六道珍皇寺へ。

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  このお寺は通称「六道さん」の名前で親しまれており、現世と冥界の接点、六道の辻と考えられていること、また本堂奥にある井戸は小野篁が冥土へ通った往還の井戸という不思議な伝説があるそうです。

 余談ですが、私が二十歳まで住んでいた東京板橋区にも「六道の辻」という地名のついた交差点があります。名前がついた由来はなんなのでしょうか。

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  ただし、この井戸へ近づくことはできず、本堂脇にある扉の小窓から覗くことができるだけです。小野篁については、平安時代の文人であり、「篁は夜ごと井戸を通って地獄に降り、閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという。この井戸は、京都嵯峨の福生寺(生の六道、明治期に廃寺)と京都東山の六道珍皇寺(死の六道)にあったとされ、また六道珍皇寺の閻魔堂には、篁作と言われる閻魔大王と篁の木像が並んで安置されている」とwikipediaに記されています。このあと、高台寺付近を経由して四条から宿へ戻ります。

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途中、坂本竜馬遭難の碑があるところを見学しました。

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高台寺~祇園~四条はものすごい人で、横断歩道も青信号のうちに渡りきれないほど。人酔いしそうになりました。それにくらべると、三条も人は多いけれど、四条ほどではなく、ものすごく落ち着きます。三条通りでおそばを食べ、宿に戻ります。こうして、トータル10kmほど歩いた一日も無事に終わったのです。

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 ちなみに布団の枕元に、このような女将のメッセージが添えられた折り紙が置かれていました。初日と二日目でメッセージの内容が異なり、二日目は「楽しい思い出をぎょうさん持って帰っておくれやす」と最後の夜を意識した内容となっています。心遣いが素敵です。

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