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2016年4月17日 (日)

京都・湧水と桜をめぐる旅(伏見編)


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最終日は、街中を早めに離れ、名水の里である伏見を訪れることにしました。この日の朝ごはんは、ゆばのあんかけです。これをごはんに乗せて食べるとそれはもう絶品。

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宿をチェックアウト、お見送りを受けて外に出るとこんな注意書きに気づきました。「駐車禁止」「駐車お断り」。こんな風に書くより、やさしくていいですね。

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来たときから気になっていた、三条通にある歯医者さん。表にはそう書いてあるのですが、壁にはライブのチラシが張られていて、本業が何なのかよくわかりません。

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この日は、京阪電車を伏見桃山で下車し、まずは御香宮神社へ。

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ここも御香水と名付けられた湧水が有名な神社です。

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ここの水は、本によれば「伏見の水は中硬水でありながら、口に含むと驚くほどまろやか」とのこと。違いのわからない男である私はこの本の解説をそのまま引用させていただきます。ただ、明らかに昨日の貴船の水と違うということはわかります。

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ここで、とぅじさんは、再び水占いに挑戦します。結果は、ちょっと見づらいのですが、また大吉。これまで浅草寺などで凶を引きまくったとぅじさんとは思えないほど、水の神様から好かれている様子。

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 白菊水を経て、次に訪れたのは月桂冠の記念館。

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 ここにも「さかみづ」と名付けられた湧水があります。中へ入るには300円の入場料が必要ですが、300円で販売しているお酒のお土産が付き、三種類のお酒の聞き酒もできます。

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ただし、お水を汲むのは500mlくらいにしてください、とのこと。聞き酒は、甘口、辛口、ワインとどれもおいしかったです(写真は、おみやげのお酒。箸置きはライバル会社「黄桜」で購入したもので、月桂冠のおみやげではありません)。

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 その後は長建寺へ。ここには「閼伽水(あかすい)」という湧水があります。落ち着いた中庭で二胡を奏でている人がいました。曲は「川の流れのように」。ゆったりとした美しいメロディにうっとりです。

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 そしてそのあとは黄桜へ。私が幼少の頃、黄桜のCMが流れると「キュッ、キュッ、キュッ」と言っていたのを思い出しました。こちらは月桂冠と違い、入場料は取りません。こちらの「伏水」はほぼ汲み放題(ただし、たくさん汲む人は途中で次の人に譲ってね、との注意書きがあります)。無料なので当然と言えば当然かも知れませんが、お土産はつきません。ここは、近所にお住まいの方々がペットボトルを数本持って水を汲みに来ていました。外見はちょっと強面でしたが(笑)その方にお話しを聞くと、週に2回ほど汲みに来ており、ごはんやコーヒーに利用しているとのことでした。また、同じ酒所である灘へのライバル心みたいなものもチラホラ見え隠れしていました(笑)。

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敷地内にあるレストランで「竜馬御膳」なるものを食べ、そろそろ湧水めぐりも終わろうかというときに、坂本竜馬ゆかりの寺田屋がすぐそばにあるとのことで、行ってみました。

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途中、竜馬通りと名付けられた通りを歩きます。

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 そこには、龍馬伝にはまった福山ファンと思われる(?)女性達が一杯。私は、草苅民代さんでもいないかと探してみましたが、残念ながら探しきれませんでした。

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 敷地内に入ると、そこには維新時代の井戸が。隙間から下を覗くと今もお水が湧いていました。午前中だけで5カ所も湧水をめぐってきたこの旅に、最後を締めくくるにふさわしい光景が待っていました。一般公開をしていた京都御所に行こうとしていた私たちが伏見行きを決めたのは前日の夜。伏見にして本当によかったと思います。
 余談ですが、wikipediaによれば、『現在寺田屋を称する建物(同一敷地内)には、事件当時の「弾痕」「刀傷」と称するものや「お龍が入っていた風呂」なるものがあり、当時そのままの建物であるかのような説明がされている。しかしながら、現在の寺田屋の建物は明治38年(1905年)に登記されており、特に湯殿がある部分は明治41年(1908年。お龍はその2年前に病没)に増築登記がなされているなどの点から、専門家の間では以前から再建説が強かった。平成20年(2008年)になって複数のメディアでこの点が取り上げられ、京都市は当時の記録等を調査し、同年9月24日に幕末当時の建物は鳥羽・伏見の戦いの兵火で焼失しており、現在の京都市伏見区南浜町263番地にある建物は後の時代に当時の敷地の西隣に建てられたものであると公式に結論した』とのことです。

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伏見十石船の乗り場付近にある竜馬とおりょうさんに別れを告げ、関西空港へと向かいます。那覇空港からゆいレールに乗った際、とぅじさんのおみやげ袋がないことに私が気づきました。聞いてみると、どこかに置き忘れたらしく、急いで探しに行きましたがほどなくして無事に荷物を持ったとぅじさんが戻ってきました。おみくじに「失せ物はすぐ出る、人手に渡らず」というようなことが書かれていましたが、本当でした。券売機前に置き忘れたものがそのまま置かれていたそうです。ちなみに、「失せ物出がたし」とおみくじに書かれていた私の片方の靴下、変わり果てた姿で発見されたのは2日後です。

 私たちが京都を訪れる前日は雨と強風だったそうで、ニュースでは多くの飛行機が欠航だったとのこと。そして、帰宅した翌日の京都は最高気温が13度だったとか。滞在中、最高気温は20度を超え、朝晩は多少肌寒かったものの、雨も降りませんでしたし、天候は最高だったと思います。そして、宿の方々や小川コーヒーなどの飲食店の皆さんのおもてなしにも感動しました。京都の気質というと、はんなり、おっとりというイメージがある反面、結構頑固で大変よ、なんて話も聞きますが、あれだけの歴史のある街、その大切なものを守るためには、なんでも新しいものに流されたり、お金に目がくらんでしまったりしてはそれこそ大変なのでしょう。自分をしっかり持っていることの大切さ、それが頑固と言われる原因なのかな、と思いました。

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帰宅後、とぅじさんが思い出の品を整理しました。なかなかいい感じだと思います。

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そしてお土産。春限定・桜味の八つ橋、ゆばごはんの素、つくだ煮。本当に京都はおいしいものばかり。

 3日間で歩いた距離は合計で約20km。我ながら良く歩いたものだと感心しています。本当にいい旅でした。

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