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2014年7月28日 (月)

笑福亭鶴瓶落語会in OKINAWA2014

726日は、桜坂劇場に笑福亭鶴瓶落語会を観に行きました。鶴瓶さんが沖縄で落語会をやるのは初めてのことなんだそう。チケット発売日に2時間並んでゲットした席は最前列のど真ん中でした。

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開演時間ちょうどに出てきた鶴瓶さん。なんと、Tシャツと半パンという出で立ち。まずは、「鶴瓶噺」という落語のマクラのようなものが40分。まなぶという本名で予約をしていたのに、まめぶと間違って受け付けされていたために予約がないと騒ぎになったことや、大阪で電話をしているとその横で電話をしていた見ず知らずの女性が「鶴瓶おるで。かわろか」と受話器を差し出したこと、同級生らしき男がタクシーの運転手をしていて、どうやらそうに違いないと後ろから毛を引っ張ったいたずらをして「××やろ?」と言うと「覚えていてくれた~」と感激していたということ、沖縄の国際通りを歩いていると女子高生が「鶴瓶さんですか」と寄ってきたものの、「そうですよ」と言うとあっさり去って行って、サインを求めるわけでもなく写真撮影を頼まれるわけでもなく、あっさりしていてなんやねん!という噺を展開、会場は爆笑につつまれました。

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休憩を挟んでまずは鶴瓶さんの落語。「青木先生」という自分の学生時代の先生を題材にした創作落語です。先生の授業でいたずらを繰り返す様子や、先生の口癖、表情のまねにまたまた会場は大爆笑。ここはテストに出ると、ついうっかり言ってしまったのに、テストの平均点が一番低く一番ダメなクラスだったが、今日はどんなことをしてくれるのか毎回このクラスでの授業が楽しみだったという先生の言葉に私の高校時代のやんちゃな連中の姿がだぶり、ほのぼのとなりました。

次は鶴瓶さんのお弟子さんが「手水廻し」(ちょうずまわし)という噺を披露しました。お客に「手水を廻してくれ」と頼まれた宿の人が手水とは何かわからないために引き起こすドタバタ劇です。

そして、最後はまた鶴瓶さんの「錦木検校」(にしきぎけんぎょう)という噺。検校とは、室町時代以降、目の不自由な人に与えられた最高の官名で、専用の頭巾や衣服、杖などの所持が許されたのだそうです。この噺の中身に簡単に触れますと、バカ殿と言ってバカにされているお殿様の次男で角三郎という男のところに錦木という全盲のあんまが揉みにきて「骨組みが普通ではない。これは殿様になる骨組みだ」と言い、角三郎は「もし自分が殿様になったらおまえを検校にしてやる」と約束をします。あるとき、角三郎が本当にお殿様に。病気で長いこと寝込んでいたいた錦木はそれを聞き、殿様のもとへ。殿は「大名になった。おまえは本当に名人だ。あんま錦木、今日ただいまより検校である」と宣言するもそのとき錦木は息絶えていて、「おまえはわしを大名にしておいて、なんでわしがおまえを検校にささんつもりや!わしを恩知らずにするつもりか!」と絶叫するという人情噺。ラストのあたりでは鶴瓶さんの目が潤んでいるのがはっきりわかりました。鶴瓶さんの落語はCDDVDで発売されていないそうで、この噺は柳家喬太郎さんのCDで発売されているそうです。興味のあるかたはこちらをどうぞ。

鶴瓶さんは昼の部と夜の部では違う演目をやったとのことで、両方観た方でも十二分に楽しめたと思います。また来年も沖縄に来るような口ぶりでしたので、また次を楽しみにしたいと思います。今月は、志の輔さん、鶴瓶さん、と有名なお二人の落語に接することができました。落語って、本当にすばらしい世界に誇れる話芸です。

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