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2009年8月

2009年8月26日 (水)

タイガの訃報

  タイガの訃報に接したのは、今日のお昼休みのことです。パソコンでニュースを見ていたら、「タイガ 多くの感動残し天へ」という見出しが目に入りました。
え? なに? タイガ? どういうこと? 急いでその記事にたどり着くと、タイガの死について書かれていました。
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タイガは、釧路市動物園で飼育されていたアムールトラのオス。昨年5月に生まれて、きょうだいのメス、ココアとともに足に障がいがあり、成長すら危惧されたものの周囲も驚く成長ぶりを見せ、すくすくと育っていたのでした。
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当初、道央~道南の旅を計画していた私たちは、タイガとココアのことを知って、旅のスケジュールを道東方面へと変更。
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更に、園長がタイガとココアのお話しをしてくださるという時間に合わせて動物園を訪れたほど、先日の旅はすべてがタイガとココアに会うことを最大の目的として組まれた旅だったのです。
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タイガは、ココアに比べて障がいの度合いが重く、更に体重が増えると体全体への負担が懸念されてはいました。でも、まさかこんなに早くお別れの日が来てしまうなんて。
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私たちが会って、まだ1ヶ月も経っていません。
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地元の子どもたちと思われるメッセージが、飼育舎の裏に掲示されていました。
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山口園長始め、動物園関係者やこの子どもたちの悲しみや落胆ぶりが痛いほどわかります。
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幼くして逝ってしまったタイガのこと、残されたココアのこと、動物園のみなさんのこと、考えると涙が出そうです。

でも、時は止まってくれません。悲しくてもココアは成長を続けます。あとは、精一杯ココアに愛情を注いであげてほしいと思います。

滝にジャンプを続けるサクラマスと同様、生きる勇気と希望を与えてもらった先日の北海道旅行。私たちは、タイガと出会えたことをずっと忘れません。

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2009年8月22日 (土)

中島潔の世界展

今日は、近所の浦添市美術館に中島潔展を観に行ってきました。
私自身、この人の作品は知ってはいましたが、作者がどんな人なのか名前すら知らず、中島潔と聞いてオペラ歌手の中島啓江さんを想像していたほどのど素人であります。でも、古くからファンであったとぅじさんと、CMを見てぜひ行こう、ということになり出かけてきた次第です。

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展示作品も多く、実に見応えのあるものでした。では、私が心惹かれたいくつかをご紹介しましょう。

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「想い雪」。

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「ほたるこい」。原画で観ると、ほたるが舞っている白い線が鮮明に見えます。

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「Cafè」。フランス滞在中の作品だそうです。

どれもほのぼのとして、日本の原風景という感じはありますが、どことなく主人公たちの少し悲しげな目線が郷愁をそそります。

売店で絵はがきやらなにやらいろいろと物色していたら、私ととぅじさんが2人とも選んだのが、下の「積もった雪」です。

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上のいくつかの絵とはだいぶ雰囲気の違う、およそ中島潔らしくないような絵ではありますが、この金子みすゞの詩に強く惹かれたのです。

私などは凡人なので、雪はどれだけ積もってもひとかたまりの雪でしかないのですが、上の雪、下の雪、中の雪、と思いを巡らせ、中の雪は空も地面も見えないからさみしいだろう、などと考える感性。やはり、すごい人というのは、着眼点、発想が凡人とはまったく違うものなのですね。

来月からは片岡鶴太郎展が始まる浦添市美術館。
「マッチで~す」とか「ちょっちゅね~」とか、ひょうきん族などでずっとお笑いをやっていた人が美術作品を作っていることに未だに信じられない私ではありますが、機会を見つけて行ってみようと思います。どなたか、魅力をご存じの方は、ご連絡を!

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2009年8月15日 (土)

真喜屋の滝(普久川滝)

今日、名護市の真喜屋にある真喜屋の滝(正式名称は普久川滝と言うらしい)に行ってきました。前日は職場のサマーキャンプで恩納村に泊まったので、そのまま直帰するよりは、ということで行ってみることにしたのです。名護市でも2年弱ほど勤務をしていた私ですが、この滝の存在は知りませんでした。

真喜屋集落から、真喜屋ダムの横を通るように、3キロほど奥に入って行きます。どなたかのHP記事を頼りに、ちょっと不安になりながらも進んでいくと、車がたくさん路上に駐車されている場所があり、その脇の砂利道を人が出入りしているのが見えます。道の入り口には、標識などはないのですがここで間違いなさそうです。

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砂利道を進むこと10分弱くらいでしょうか。木の橋がありました。
ここを渡ると東屋があり、滝への標識があります。
少し進むと、滝の音が聞こえてきます。標識から滝まではほんの数分。標識には「3分」と手書きされていて、そんなにすぐなんだ、と思うと俄然元気が出てきます。

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滝に着きました。滝の高さは15mくらいかな?

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大きな滝ではないけれど、立派な滝で、滝壺では多くの家族連れが水と戯れていました。

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上を見上げると、熱帯ジャングルにいるような錯覚が。

小さな子どもでも気軽に行ける滝です。ただ、一箇所だけ川を渡る場所があるので、濡れてもいい履き物で行く方がいいでしょう。サンダルでも大丈夫だと思います。また、木々に囲まれた道を歩くので、炎天下の真夏でも苦になりません。

まだまだ暑い夏が続きます。涼を求めて訪れてみてはいかが?

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2009年8月13日 (木)

さんまがおいしかった! 北海道編グランドファイナル

北海道の旅行中、あれ?と思う風景に出会いました。
場所は、摩周湖に近い弟子屈。エゾシカバーガーのあるお店から100mほど、釧路川を渡って阿寒湖方面に行った左側です。

「この風景見たことあるよ。『初めてのおつかい』に出てきたんじゃないかな?」。
特に注意深くTVを見ていたわけでもないのに、一瞬の風景で記憶が蘇ってきたのです。

帰ってきて、早速DVDを確認しました。すると・・・。ありました。放送は昨年の初め頃。
弟子屈唯一のお弁当屋、ほかほか弁当のご子息が、弁当の配達とお買い物を頼まれるというもの。配達先の方に誉められて喜び、買い物帰りには袋が破れて荷物が散乱し、ぐちゃぐちゃになってしまった豆腐を見つめて泣きじゃくる、という感涙ものの内容でした。
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先般訪れたばかりの弟子屈の道の駅や、エゾシカバーガーの店も写り、なんだか嬉しくなりました。

お店のことが、弟子屈なびにも載っています。

この旅の一番の収穫は、サンマのおいしさを認識したことでしょうか。

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ほっけやししゃもは特に感動するほどでもなく。花咲ガニも想像どおり。

でも、サンマがこんなにおいしい(しかも生で)ものだとは。想像を遙かに超えるおいしさでした。先日沖縄でも買ってみました。確かに脂ものっておいしいものではありましたが、当然のことながら北海道で味わったものには遠く及びませんでした。風露荘で食べたサンマ、満腹で残してしまったのが、心残りです。

北海道での一、二ヶ月の人事交流や研修ってないですかね~。

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2009年8月12日 (水)

A souvenir of Hokkaido

ファイナルのあともまだまだ続く北海道シリーズ。
今回は、おみやげ編です。まずは、飲食物から。

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ご存じ、花畑牧場の生キャラメル。
今、那覇空港でも買えるようですが、沖縄産ではなく宮崎産のマンゴーを使っているので、ちょっと対抗意識を燃やしてしまいました。濃厚な味は私たちの口には合うのですが、人によっては「しつこい・くどい」と感じるようです。

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これは、今は石垣島にも進出しているロイズの板チョコ。

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白い恋人は相変わらずの人気のようですが、こちらはドリンク版です。濃厚な味です。

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まりもっこりクッキー。普通のクッキーですが、まりもっこりの形をしています。

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タイガとココアのラスク、その名も「とらすく」。ガーリック、マーブルなど3種ほどの味があります。職場へのおみやげで非常に好評でした。

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永谷園の北海道限定「鮭と昆布茶漬け」と、納沙布産の昆布。昆布は、これが3つで1000円でした。とぅじさんによると、こちらでは3倍くらいするとか。

次は、置物・飾り物編です。

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フクロウのかざりものです。一目惚れで購入しました。

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そして、招き猫、キツネ、コロポックル、鮭をくわえた熊。
昔は、北海道のお土産と言えば、アイヌの人形か、鮭をくわえた熊が定番だったのですが、今ではいろいろな彫り物があります。

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アイヌコタンの「エポエポ」というお店で買った熊の箸置きです。
食事をしたお店「ポロンノ」で使われていて、どこで買えるか聞いて買いに行くほどお気に入りでした。

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どうせトラッキーたちにはお土産はないのですよね。自分たちだけ新鮮な魚介類を食べてきて、いいですね・・・。

あ、忘れていました。ちゃんとありますよ。
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ほっけスティックジャーキー。さけスティックジャーキーもありましたが、すでに完食されました。
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おやつには目のないショパンが撮影現場にやってきました。早くくださいな。

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あ。実力行使に出ました。さすがはおやつ評論家ショパン。

行った私たちはもちろん、お留守番だったトラッキーとショパンにも、おいしい旅だったのでした。

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2009年8月 9日 (日)

サマーバケイションイン北海道 おまけ編

ここでは、5日間のブログに載せなかった写真などをまとめて載せてみます。

まずはスイーツ特集。とは言っても、ほとんどアイスクリームなんですけどね。
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これは、摩周湖のあいす。若干、リキュールも使用されているので、運転手である私には食べられないものもありました。
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阿寒湖でしか食べられない(と思う)マリモソフト。食べ進むと、中からヒミツが出てきます。ヒミツを知りたい方は、阿寒湖観光船乗り場脇にあるパーラーまで急げ!
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川湯温泉駅内にあるオーチャードグラスのケーキセットと、
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フルーツサンデー。
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川湯温泉に近い「くりーむ童話」のアイスクリーム。
一番左の緑色は「アスパラ」、右端は「ハスカップ」。珍しいアイスを食べたい方にはオススメ。左側のものが少し小さいのは、撮影前に私がすでに少し食べてしまったからです。
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そして、釧路で食べた「丹頂ソフト」。とぅじさんに言われるまで気付かなかったのですが、丹頂鶴をイメージしたアイスのようです。どこのアイスも、実においしい。使っている原料のミルクが違うのでしょうね。

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人気キャラクター(?)、まりもっこりのメロンソーダキャラメル。
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北海道限定のハイチュウ、レモンチーズケーキ味。ほかに、北海道限定ぷっちょもありました。
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「熊出没注意」デザインのミルクチョコレート。
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摩周湖の展望台で食べた、メロン。左が富良野メロン、右が夕張メロン。どちらも1切れ100円ですが、大きさがこんなに違うなんて。富良野はジューシーで、夕張は甘味が強いように感じました。

ちょっとお腹いっぱいになってきたので視点を変えてみましょう。
次は、北海道らしい景色の特集です。

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どこまでも続く、まっすぐな道。
ちなみに、道路端の上の方に見える赤い「↓」は、雪が降り積もっても道路の範囲がわかるように、と設置されたものなんだそうです。
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信号機が縦なのは、横よりも雪が積もる面積が小さいからだそうです。
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これは一番北海道らしい風景ではないでしょうか。行きも帰りも、この場所で写真を撮っている観光客を見ました。
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小さくて見づらいのですが、「新党大地」のポスターも。鈴木宗男議員が立ち上げた党ですね。
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エゾシカなんて、エゾというくらいですから北海道でしか食べることのできないものでしょう。
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クセもなく、おいしいバーガーでした。
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鹿注意の標識と、
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牛注意の標識。
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その標識の向こうには、牛さんたちがたくさんいました。

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右側のシルバーの車が、この5日間お世話になった日産ノート。ホンダマニアの私ですが、軽い走りと燃費の良さには感動しました。

沖縄のように、あちこちにコンビニやパーラーがあって、そこで焼とうきびなどいろいろなものが食べられると思っていた私たち。実際には店などほとんどなく、焼とうきびも、摩周湖の展望台で一回見たっきりだったので、結局食べられずじまい。若干の心残りもあるので、どなたか招待してください。

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2009年8月 8日 (土)

Summer Vacation in Hokkaido ⑤ final

北海道旅行最終日。とぅじさん初の朝寝坊です。
ホテルでは軽食のサービスがあるのですが、私たちはこれには目もくれず、お隣の和商市場に行きました。ここには有名な「勝手丼」というものがあります。
ご飯を買い、そのどんぶりにお気に入りのお刺身などを乗っけていってもらうシステムです。
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ホテルで、ここ矢部商店の割引券をいただいたので、ここで購入することに。市場内の他のお店の方からも、「ネタにこだわりがあるのは矢部商店」と推薦をいただきました。奥に、石塚英彦さんのサイン色紙が見えます。
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どれも新鮮なネタで、この写真を見ながらご飯が食べられそうなほど。
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とぅじさんはイクラ、ウニ、サンマなど。彩りが綺麗です。

ここで購入する直前、別のお店でいくらの味見をさせてもらいました。はっきり言って、今まで私たちが食べているものはいくらじゃない!それくらいおいしかったです。でも、長時間常温で持ち帰らなければならないので、泣く泣く購入をあきらめてしまったのです。
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私は、まぐろ、大トロ、ホタテ、イカ、鯨など。色彩の鮮やかさではとぅじさんに負けます。

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2人で2000円とちょっと。決してお安くはありませんが、どれも新鮮でおいしいものでした。

そして、このあとは、この旅の最大の目的が訪れます。
当初、旭山動物園、富良野、小樽、函館という、王道とも言えるようなコースを考えていた私たちが、道東コースに変更したのには理由があるのです。

それが、釧路市動物園に行き、アムールトラのタイガとココアに会うことなのです。
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瀕死の状態で発見されたトラの赤ちゃんは、1頭が死んでしまったものの、2頭はどうにか生き残ることができました。でも、先天的に足に異常があり、正常な生育も心配されたほどだったそうです。
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その2頭が、タイガとココアなのです。2頭は多くの支援もあって順調に成長してきました。
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議会の理解もあり、親の飼育舎の倍の広さを持つ運動場もできました。5000万円もかかったんだそうです。
動物園の方の命を大切にしたいという熱意や、懸命に生きようするタイガとココアの姿に感動し、絶対に会いに行こう!と決めたのでした。
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山口園長と談笑するとぅじさん。沖縄から来たと言うと、痛く感激されていました。
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ホンモノと記念撮影はできないので、ボードと記念撮影。

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そう言えばこの動物園には、白くまにオスだと思って「ツヨシ」と名前を付けたら、実はメスだったので困ってしまった、という笑えるような話題もありました。写真に写っているのが「ツヨシ」なのだそうです。

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お昼は、北海道名物、ザンギバーガー。鶏の唐揚げバーガーと思ってもらえばいいでしょうか。

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ゴボウとタレが絶妙にマッチです。ラードで揚げているんだそうです。
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帰りの飛行機まであと2時間ほど。遠くには行けないので、釧路湿原の展望台に行くことにしました。
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散策ルートが整備されていて、ぐるりと歩いてみました。一周約45分ほどです。
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雨も少し降りだしてきましたが、深い森の木々に守られ、傘いらずでした。

こうして5日間の旅は終焉を迎えました。私たちが訪れるまで、梅雨のない北海道で梅雨か?と思えるほどずっと天候不順だったそうですが、滞在中は天候にもおおむね恵まれ、天気の悪い日もそれなりに雰囲気があり、雄大すぎる自然やおいしいもの、そして、親切な人たちにもたくさん出会いました。
本当に素晴らしい旅をありがとう!

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2009年8月 7日 (金)

サマーバケイションイン北海道④

4日め。とぅじさんの異常な早起きにも慣れてきた今日この頃。雨は前の晩から降り始め、朝になってもポツポツと少しだけ降っています。

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宿の朝ご飯は、奥さん手作りの焼きたてパンと、周辺の木の実などで作ったジャムの数々。私は、食事には甘いものや甘酸っぱいものなどはあまり好きではないので、パンにジャムを使うこともめったにないのですが、この日はいろんなジャムを試してみました。ハスカップ、ハマナス、コクワ・・・。どれも非常においしかったのですが、特にとぅじさんはコクワが大のお気に入り。コクワは、キウイの仲間なんだそうで、味も似ていて美味。

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出発前に、宿の内部や外観を撮影してみました。

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ここの奥さんは野鳥や草木にとても詳しいので、それに関する本もたくさんあります。快適なホテルライフをお望みの方にはお勧めしませんが、フィールドワークに興味のある方や、宿の方や同宿の方との交流をしたい方、かつ食事のおいしい宿をお望みの方などにはお勧めの宿です。

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お庭はよく手入れをされていて、ターシャのお庭のようです。

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この花を風露草(ふうろそう)と言って、宿の名前になった花だそうです。

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なんだか、絵はがきにもなりそうな風景です。

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さて根室に来た最大の理由。それは、日本最西端がある沖縄県から最東端を目指そう、というもの。私もとぅじさんも、最西端制覇者です。

阿寒の人から「根室は霧ばっかりだから、あんまり期待しない方がいいよ」と言われたのですが、宿の人に聞くと「今日は少し雨が降っているから霧も出ないかも」。そっか~。雨が降ったら逆に霧が出なくていいんだ~。

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お世話になった宿に別れを告げ、いざ最東端の納沙布岬を目指します。

その途中、宿の近くにある風蓮湖に丹頂がいるとの情報を宿の奥さんから教えていただいたので寄ってみたのですが・・・。

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悲しいことに、丹頂とサギの区別がつきません。

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道路の標識に気温や風速が表示されているので見てみると、なんと13℃。この旅一番の低温で、沖縄の冬よりも寒いくらいです。ここでまたまた気象条件を調べてみたところ、この日の納沙布岬の最高気温は12.9℃、最低気温は11℃、平均気温は11.9℃でした。

この旅ずっと安全運転を心がけていた私たち。事故を起こさないようにするのはもちろんのこと、スピード違反で捕まって楽しい旅を台無しにすることもないよう、スピードも抑え気味で走っていました。すると、後ろから迫って来る車がいたので、すぐそばにあったバス停の引き込み線に車を寄せて先を譲りました。すると。

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ここはこんな名前のバス停でした。「フラリ」。バスの時刻表を見ると1日9便。とてもフラリとは寄れそうにない場所でした。

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外は小雨がぱらついているのに、霧が。

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雨だから霧は出ないって言ったのに~。でも、こんなかすんだ風景も絵になります。

納沙布岬が近づくにつれ「返せ北方領土」など、北方領土に関する看板が目に付くようになります。沖縄などではこんなことを言うと「右翼の人?」などと言われそうですが、こちらではごく当たり前の問題です。

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納沙布岬に到着、早速記念撮影などしますが、よく見ると「本土最東端」と書かれています。そうか、今まで「日本最東端」だと思っていましたが、日本最東端は北方領土にあるので、ここはあくまでも「本土」の最東端になるのです。認識不足でした。

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霞んでいても肉眼で見える灯台がありましたが、そこはすでにロシアの管理下に置かれているとのこと。こんなに近くまで?というのが印象です。

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写真は、最西端与那国島のシャツを着て最東端に立つとぅじさんの姿。これがやりたかったの~。

以前、釧路川に現れて話題になったラッコのくーちゃんが、今は納沙布岬にいると宿の人から聞いたので、お土産屋の人に聞いてみると「今日はまだ見てないけど、いるんでないかな」とのこと。普段見かけるという場所をゆっくり探しながら歩くことにしました。いないね~などと言いながら船着き場のあたりを見ていると、なにやら沖縄でよく見かけるマングースのような生き物がちょこちょこと歩いて岩の隙間に消えていきました。あれはなに? まさかくーちゃん? 調べて見ると、ラッコが陸上に上がることはめったにないとのこと。違うのかな。でも、私たちは「あれはくーちゃんだった」と思いこむことにしました。思い過ごしも恋のうちです(意味不明)。

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こんぶを積んで坂道を一輪車で運んでいたおばあちゃんが、ひと休みしていました。こんな光景も味があります。

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決して楽しい場所ではないので、こんな天気も合うのかも知れません。私たちがここを後にしようかというとき、少し雨脚が強くなってきました。調べてみたところ、この日の降雨は21.5mm、でも翌日は42mmもあったのですから、この日でよかった、と思っています。


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昼食は、根室駅そばのニューモンブランで根室名物のエスカロップ。バターライスの上にトンカツが乗り、デミグラスソースがかかっています。想像するほどくどくもなく、おいしかったです。

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根室駅前です。高校時代、この駅前でゆでたカニを買って食べた記憶がありますが、どの店だったとか、その辺は全く覚えていません。それどころか、根室に何をしに来たのかも覚えていないのです・・・。


夕方、釧路に到着。ホテルニューオーシャンは、釧路駅の目の前、しかも勝手丼でおなじみの和商市場の隣という絶好の立地。

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夕飯は、フィーシャーマンズワーフの居酒屋で。ここは、両サイドにいろいろなお店があり、好きな店で好きなものを頼むことができます。

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この日のメニューは、もちろんビールと、コーンバター、ソーセージ盛り合わせ、ししゃも、釧路ラーメン、ホタテ串。

満足したあとは、激安の北海道産サクランボを買って部屋に戻り、鉄腕DASH島原編を見ながら過ごしたのでした。

こうして、北海道最後の夜も、やがて終わりを告げたのでした。

 

 

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2009年8月 6日 (木)

サマーバケイションイン北海道③

北海道旅行3日め。今日も「旅の朝は超ハイテンション」なとぅじさんの影響で6時前に目覚め。2日間の走行距離260kmの疲れか、ほとんどアクセルを踏みっぱなしだった右足だけ少し筋肉痛なので、阿寒の人が「川湯温泉は疲れが取れる」と絶賛していた温泉で朝湯に浸かりました。

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今日もいい天気です。

本日は、周辺の湧き水散策と、硫黄山、屈斜路湖を経て、根室へ向かう予定。荷物をまとめてチェックアウトし、フロントでおすすめの湧き水スポットがないか尋ねていると、たまたま通りかかったホテル従業員らしき人が、「サクラマスの遡上が見られる滝があるから、そこを見て知床経由で行くといい」と勧めてくださったので、そうすることにしました。

BGMは忌野清志郎。ブラックフィーリング溢れるロックンロールと、心に染みるバラードが北海道の風景にぴったりでした。

 

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硫黄山は、車窓から見るだけにして、まずは、近所の湧き水へ。地図を頼りに行ってみたら、間違ってしまいました。

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でも、こんなにかわいい駅舎を発見。

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湧き水の場所は、道路沿いにありました。

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ちょっときれいになるかしら??


湧き水から走ること約40分、札弦(さっつる)のやや南側に、目指すさくらの滝がありました。すでに滝沿いにいた数人から歓声があがっています。遡上が見えるのでしょうか。

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滝は3~4メートルほどの高さ。

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ここを、サクラマスが懸命にジャンプしているのが見えます。わかりますか?

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こんな風景、初めて見ました。ジャンプしては滝の流れにはじき飛ばされているものも見えます。

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一体、どれくらいの確率でジャンプは成功するのでしょうか。

これからの人生で壁にぶつかったとき、彼らの姿を思い出し、勇気づけようと思いました。

 

12時前、斜里の道の駅に到着。ここで聞いてみると、有名な湧き水がここから20分くらいで行けるとのこと。先の長い旅でもあり、ちょっと迷ったのですが、再び訪れる機会があるかどうかもわからないので、行ってみることにしました。

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ここは「来運の泉」といって、実に縁起のいい名前です。

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ここは、勝手にそういう名前を付けたわけではなく、地名なのです。こんなに縁起のいい名前なら、お守りやらグッズやらを作れば売れると思うのに、商売に使ったりしない謙虚さ。すばらしいと思いました。

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水はこの池から湧き出ているようです。飲み口の方に流れる水と、奥の方に川となって流れ出る水があります。

このあとは一路、知床をめざします。

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ここから、オホーツク海を左に眺めながら車を走らせます。BGMは、ハワイのベテランロックバンド、kalapanaに変わりました。高校時代、私は彼らの曲を聴きながら北海道を旅していたので、その再現です。まだウォークマンなんてものがなかったころ、アーモンドチョコの箱くらいの大きさのその名も「旅カセ」というポータブルカセットで聴いていたのです。マイクも内蔵されていて、当時としてはかなりの優れもの。これで修学旅行の模様なども録音し、今では大変貴重な思い出になっています。

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話がそれましたが、オシンコシンの滝に到着。岩肌を流れる勇壮な滝です。ここのトイレの脇に、有名な猫がたたずんでいました。観光客が寄って行って写真を撮っても触っても、身動き一つせず。とは言っても私たちは写真を撮ってはいないので、他の人のブログなどでご確認ください。オシンコシンの滝 猫で検索すれば、すぐに出てきます。

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知床峠に至る途中、エゾシカが山の斜面で草を食む姿を目撃しました。

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知床峠の展望台から眺めると、遠くにうっすらと国後島が見えました。ここでまたまた気象条件を調べてみたところ、前日までの3日間と翌日からの2日間はほとんど日照ゼロ。でも、この日は7.8時間もあったのです。前後に数日ずれていたら、きっと国後は見えなかったでしょう。

ホッケや昆布で有名な羅臼から2時間以上車を走らせ、やっと根室の宿に到着。

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ここ風露荘は古い民家で、民宿と言ってもいいような宿です。トイレは、ペダルを踏んで流す方式で、電車のトイレを思い出させる作り。でも、お風呂場は木造で雰囲気がありました。こういうところはお食事が楽しみなのですが・・・。

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出ました。花咲ガニ。

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サンマの刺身。サンマの刺身なんて、新鮮じゃなきゃできないものだと思いますし、これが実においしいものでした。

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マスのバター焼。サクラマスの勇姿を見て感動してきた私たちが食べるのを躊躇していると、「これはサクラマスじゃないから」という励まし(?)の言葉をいただき、安心して(?)を箸を進めたのでした。

宿の奥さんや、札幌から来たご夫婦と一緒に談笑しながらいただく夕飯はとても楽しいものでした。

夕方の気温は16℃、当然クーラーなど使用するはずもなく、窓を閉め切り、布団と毛布を掛けて床につきました。走行距離315kmの旅も、無事に終わりました。

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2009年8月 5日 (水)

サマーバケイションイン北海道②

2日めは、阿寒湖への観光です。

前日、睡眠不足の上に長旅だったのでゆっくり寝たかったのですが、旅となると朝から異常なハイテンション女、とぅじさんがガサゴソと始めたので、6時前に目が覚めてしまいました。とぅじさんは、新婚旅行でも、時差ぼけなどものともせず、夜明けのパリの街をホテルの部屋から写真を撮っていたほどです。

朝からいいお天気。暖かいです。と思っていたのですが、実際の気温は16℃。沖縄の冬並みです。

今日のBGMは、ドラマ「優しい時間」のサウンドトラック。「北の国から」同様、倉本聰原作の、富良野を舞台にしたドラマでした。「始まりはいつも倉本聰」。そんな感じです。

 

弟子屈の街を抜け、ひたすら山道を走り続けて約50分。双湖台という展望台に着きました。

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ここからは、ペンケトー、パンケトーという2つの湖が見えるとのことですが、もう一つがどこに見えるのかわかりません。ぺーとパーなので、ピンク色のシャツを着た不思議な二人をイメージキャラクターにして売り込んだらどうでしょう?(逆にイメージダウンだなんて言っているのは誰?)

ここを出て約20分でマリモで有名な阿寒湖に到着。私たちは、森の中から湖畔に出る遊歩道を歩いてみることにしました。

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しばらく歩いていると、木にエゾリスが。私たちの姿を見て警戒したのか、するすると上に登っていき、木々に飛び移ってやがて姿が見えなくなりました。

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雄阿寒岳がきれいに見えました。暑いくらいまで気温が上がりました。前日まで寒かったのに、という話を聞いたので調べてみたところ、前日の最高気温は22.3℃、この日の最高気温は25.8℃で、3.5℃も高くなりました。

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お土産屋の脇にいたまりもっこりさんと記念撮影。

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湖畔を少し歩いたあとは、アイヌコタンへ。私は25年前にもここを訪れていて、当時の写真を見ると、ほとんど同じあたりから撮っていました。当時は年末年始に訪れていて、その日の朝の気温が氷点下16℃だという話を聞いた覚えがあります。

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アイヌの伝統工芸品を売る店がたくさん集まっています。

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まずは、アイヌ料理を食べさせてくれる喫茶店、「ポロンノ」で昼食です。

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とぅじさんは、ユックセット。

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私は鹿肉を使ったカレー、アマムカレーです。どちらも、「今風」ではなく、素朴なおいしさでした。

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メニューもアイヌ柄です。

このお店で使われていた熊の箸置き(とぅじさんの料理にちょっとだけ写っています)が気に入り、どこで手に入るか教えてもらってそのお店に行きました。この周辺のアイヌの方々はみんなそうですが、こちらの方も、沖縄っぽい顔をされています。沖縄から来た、というとご自分が沖縄を訪れたときの話をしてくれました。沖縄の人と間違われて、食堂で「これはどんな料理?」と聞くと不思議そうな顔をされたとか。

それと、これは別のお店でですが、伝説のロックバンド「紫」の宮永英一氏のイベント告知ポスターが貼られていたのにはビックリ! そう言えば昨年の彼のライブにはアイヌの人が参加していました。このお店の方は、「沖縄で食堂に入ったら、ちょうど沖縄尚学が試合中で食事を作ってくれなかった。帰りの飛行機の中で優勝が決まって、みんなで喜んだ」という話をされ、「浦添って言ったら、去年浦添商業がいいところまで行ったよね」と、浦添の名前までもが出てきて、ホント嬉しかったです。北海道のみなさんが沖縄のチームを応援してくれていたなんて! (すみません、私は田中マーくんのときに早稲田を応援してしまいました!)

みなさん沖縄っぽい顔をして沖縄のことを話していると、自分がいる場所がどこだか一瞬わからなくなります。

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↑熊の箸置きを売っていた、エポエポというお店で、アイヌの伝統衣装を貸していただき、記念撮影をしました。

帰り道、弟子屈の道の駅前に、湧き水を発見!

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ジョボジョボと、あふれんばかりに湧き出る水。

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飲んでみると、これがまた氷水のように冷たいのです。

まだ時間も2時過ぎと早かったので、摩周湖に寄ることにしました。

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第一展望台。ここからが有名な摩周湖の眺めです。

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こちらは、第三展望台からです。

「きれいな(霧に包まれていない)摩周湖を見ると婚期が遅れる」。そう聞いたのは高校生のとき。そのときもきれいな摩周湖を見てしまい、実際、婚期もとことん遅れたのですが、今回も実にきれいな摩周湖が。まあ、婚期を今更気にする2人でもないので、安心ではありますが。

夜は、摩周湖での星空観測ツアーに参加しました。前日もいい天気だったので申し込もうとしましたが、すでに満席。でも、夕方から雲が出て結局中止だったそうです。この日は予約も取れ、開催が決まりました。聞くところによると、7月で開催できたのはたったの3日だったそうです。なんと運のいいことか。またまた調べてみたところ、前日までの7月の30日間で雨の降った日が20日、雨が降っていなくても日照のほとんどない日が3日ほどありました。それがこの日は降雨ゼロ、日照は9時間。7月で3番めの好条件となりました。

夜8時半すぎにバスは出発。山道を登っていると、何かがバスの前を横切りました。「キタキツネだ!」そうつぶやいた私にガイドが素早く反応。ガイドがしっかり確認、キタキツネであったことが証明されました。

ちなみに、肝心の星空は観測の途中で雲がかかってしまったのですが、展望台から見る街の方に雲海がかかっていて、慣れているはずのガイドまでもが感動するような光景が広がったり、キタキツネを計3匹みかけたり、それはそれは楽しい有意義なツアーとなったのです。でも、寒かった~。夜10時、街まで下りてきたそのときの気温は17.3℃。展望台は13℃くらいだったかも知れません。こうして2日めも無事に終わりました。

 

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2009年8月 4日 (火)

サマーバケイションイン北海道①

7月30日~8月3日まで、夏休みで北海道を旅行してきました。北海道は、私は3回目、とぅじさんは初めてです。私も3回目とは言っても、前回は25年も前のこと。その前は更に3年くらい前。なので、私も初めてと言ってもいいくらいです。

前の晩、緊張と興奮でなかなか眠れなかった私。朝一の便に乗るときは、たいていいつもこうなのです。

8時のANAで東京に行き、根室中標津行きに乗り換え、13時すぎに到着です。機内では、同じ顔をした幼い3人兄弟(5歳、3歳、2歳か?)が大はしゃぎしていましたが、楽しい夏休みの飛行機の中、仕方ありません。私は、子どもよりも、おばさん達の方が始末が悪いと思いました。

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レンタカーを借りて、いざ、出発! BGMは、ベタな選曲と言われようが、「北の国から」で決まり。

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途中、山肌に「牛」と書かれたものが。だから、なんなんだ~。

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途中、こんな標識が。さすがは北海道。鹿との事故も結構多いそうです。

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私たちの最初の訪問地は、摩周湖。でも、なんだか雰囲気が違う。そう、ここは、普通の逆から見る、裏摩周の展望台なのです。普通は、真ん中の小島の右側に大きな山、カムイヌプリが見えるのですが、ここでは左側に見えます。どうにも不思議な風景。

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ちなみに空港からここまで約42km。途中、商店はたったの2件。しかもうち1件は休業。自販機などは商店前以外には見かけませんでした。

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次に訪れたのは、裏摩周の少し北側にある神の子池。池から流れ出る川に手を入れると、氷水のように冷たい!

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神の子池は、神秘的な青が印象的な小さな池です。

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水はとても透き通っています。

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駐車場の脇にはこんな看板が。熊注意って、そんなんゆうたかてお母ちゃん。北海道に来たな~と思わせる看板です。

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2晩お世話になる川湯温泉の御園ホテルに到着、6時からは夕飯です。
イカ刺し、イカ焼き、帆立、じゃがバター、ほっけORステーキ、釜飯などなど、盛りだくさんのメニュー+ビールで、もうお腹いっぱい。
食後は、近所の神社で「源泉祭」なるものがあるので出かけてみましたが。

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期待していた焼とうきびのような出店もなく。

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ゲームも、ストラックアウト、射的、輪投げなどしかなく、人もまばらで、しまったな~と思いました。でも、

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アイヌの踊りや、ムックリと呼ばれる、「ビヨ~ン、ビヨ~ン」と鳴る伝統楽器などが披露される時間には結構な人が訪れていました。

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お客さんのひとりが、「色男」に選ばれて、その色男を2人の女性が奪い合うという踊りが披露されると大きな笑いが。

北海道の温泉の中でも特に泉質の良さで知られる川湯温泉。その後ゆったりと温泉につかり、一日の疲れを癒して初日が終わりました。

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