2017年7月23日 (日)

バー鼎での人間観察

先日、那覇市久茂地交差点近くにあるバー「鼎」に行きました。馴染みの店ではありますが、近年、夜の外出はほとんどしないので、飲み会などがあれば2次会として、年1~2回程度行くだけなのです。

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私がここに行くときはたいてい一人。みんなでわいわい楽しく飲むのも好きですが、うわべだけの付き合いしかしていない連中と無理にカラオケなどに行っても楽しめないので、そんなときは一人でここを訪れます。

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照明が落とされてゆったりとしたジャズが流れる店内は、10人も入れば一杯になってしまうくらいのこじんまりとしたスペースでとても落ち着きます。

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ここで、私とマスターの共通の知人である某ミュージシャンなどの昔話などに花を咲かせるのも好きですが、他のお客さんとマスターの会話などにも耳を傾けるのも好きです。

「あれ、○○さんは今日は一緒じゃないの?」

「今日はだいぶ飲んでますね」

「これから会社に戻らないといけないんです・・・」

「会社のクーラーが壊れてしまってですね・・・」

などなど、お客さんそれぞれに事情があって、人間模様があります。前回の訪問のとき、NHKの番組「ドキュメント72時間」に取り上げられたらおもしろいでしょうね、という話をしたことがあります。これが、大人数が入る賑やかな居酒屋ではこんな考えもなかなか起きないものです。

必ずこの店で、とある女性と待ち合わせをし、必ず別々に帰るという某会社の男性社長さんもいらっしゃいました。この方は、このお店でしかその方と会うことはないんだそうです。

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この日、あとから来た、私と同い年くらいの男性二人組。この人たちのしゃべり方、アクセントなどを聞きながら、どの辺の方なのか、帰り際に聞いてみました。

「失礼ですが、九州の北部、熊本から北あたりの方ですか?」とお訪ねすると

お一人は福岡の方、もうお一人は熊本の方でした。九州の中部~北部と南部の違いを聞き分ける能力などないのですが、ただなんとなくそう思っただけなのです。そう言えば昨年、「関東北部の方ですか?」とお聞きしたところ、「栃木です」と回答があって自分なりに驚いたことがありました。これも、栃木と群馬、茨城あたりの聞き分けなどできないのですが。

人間観察・人間模様。そんなことを考えながらこうしたお店に行ってみるのもまた一興です。

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岩合光昭写真展

昨日(7月22日)は、浦添市美術館に岩合光昭写真展を観に行きました。

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この日を選んだのは、岩合さんのギャラリートークとサイン会があるため。

トークショー&サイン会は、11時~と2時~の2回。11時は都合が悪いので、では2時に間に合うようにと、早めの12時半頃家を出ました。

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美術館に着くと、グッズ売り場がごった返しています。

係の人に尋ねると、サイン会の整理券配布はすでに終了したとのこと。ギャラリートークも、30分も前だというのにすごい人だかりができてしまい、他のお客さんのためにスペースを空けてほしいと要請する事態に。岩合さんの人気を甘く見ていました。片岡鶴太郎さんのサイン会でもこれほどの事態にはならなかったと記憶していますが。美術館に勤務している知人に聞くと、午前中は外まで人があふれ、入場制限もあったとのことでした。

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あまり鮮明に作品を掲載してしまうといろいろと問題もあるかも知れませんのでチラシだけにしておきますが、見学をされている人たちの目尻が下がりっぱなしだったのが印象的でした。

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2017年7月22日 (土)

取材同行

7月16日、とある取材でいらっしゃった「ミツカン水の文化センター」の方々をご案内する機会がありました。と言っても私の役目は、運転手兼取材の様子を取材する黒子でしたけど。

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まずは、宜野湾市大山にあるヒャーカーガーへ行きます。このあたりは、普天間基地周辺を水源とするカーが点在し、ここから湧き出した水は周辺にある田芋畑を潤します。心なしか、田芋の作付けが減ってしまったような気がします。

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次は、浦添市の仲間樋川へ。ここは、ヒャーカーガーの開放的な雰囲気とは大きく異なる、歴史を感じさせる樋川です。飲料水、生活用水、信仰と、非常に大きな役目のあったカーです。近所の井戸に落とした物がここから発見されたことがその昔にあったという話を聞いたことがあります。

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カーをふたつご案内したあと、近所のパーラーで取材続行です。
このあたりは、メルギブソン監督で話題の映画「ハクソーリッジ」の舞台となった前田高地で、先の大戦では激戦を極め、住民の多くも犠牲になったそうです。この映画の影響でアメリカ軍人の団体が見学に訪れることもあるそうで、この日も外国人のお客さんが多かったように思います。
また、琉球の三山が統一され王府が首里へ移る前の王様だった英祖王のお墓があります。その一帯を「浦添ようどれ」と言いますが、昔買った地図に「浦添よいどれ」と書かれていて笑ってしまったことがあります。間違うにもほどがあるってもんです(笑)。

この日いらっしゃったのは、前川さん、開さん、ミラーナさん、大平さん。ミラーナさんはイタリアのご出身だそうで、“acqua minerale senza gas.”くらい言おうかと思ったのですが、結局オール日本語で済ませてしまいました。

この日は、「田芋」「冷たいぜんざい」「温かい豆腐」と、いくつかの疑問にぶつかったようです。そういえば、沖縄好きで知られるスターダストレビューの根本要さんが、ある沖縄の若手バンドのメンバーに、「ぜんざいって、ふたを取ると湯気が出ているもんなんだぞ」と言ったところ、「そんなに冷たいんですか?」と反応が返ってきたという話をされていました。この3つの疑問だけでもケンミンSHOWネタでいけそうです。

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ちなみに、喫茶店などで「ぜんざい」を頼むと、たいていこのような感じで出てきます。

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18日のお弁当に付いていたのは、ミツカンさんの味ぽんでした。
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はちみつしょうが黒酢や、
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納豆、たまねぎぽん酢なども購入してみました。似たような他社商品があっても、今後はミツカンさんをごひいきにしていこうかと思っています。

前川さん、開さん、ミラーナさん、大平さん、先日は暑い中大変お疲れ様でした。


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2017年7月 9日 (日)

コンサート紀行⑪~コトリンゴ(2017.7.8)

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昨日7月8日は、コトリンゴさんのライブがありました。コトリンゴさんは、坂本龍一さんに見いだされ、超ロングランヒットの映画「この世界の片隅に」の音楽を担当されており、ピアノ・ヴォーカルだけでなく作詞作曲、プロデュースまでこなすという才能あふれる方なのです。

今年の正月、「コトリンゴさんのライブを観に行く」という目標を立てた私たち。東京のライブに出向くことまで考えていましたが、こんなに早く、しかも沖縄で目標が実現するなど考えてもいませんでした。

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私は、彼女の特徴であるふわふわしたヴォーカルと卓越したピアノ、そして不思議ちゃん的なキャラクターが大好き。

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私はチケット発売初日の3月11日に窓口へ赴き、整理券番号001~002をゲットしました。入場は整理券の番号順なので、席はもちろん最前列。開演前は、関西から一人で来たという筋金入りのファンの男性や、同じく発売初日にチケットを買いに来たという女性たちと並びの席になり、いろいろと情報交換などをして緊張を紛らせます。そしてスタッフがステージ裏に消え、コトリンゴさんの足が少しだけ見えると、まるで変態オヤジのように興奮してしまったのです。

コンサートは、ピアノとヴォーカルのコトリンゴさんと、コトリンゴさんが教官と慕うチェロの徳澤青弦さんのお二人で、まずは映画の冒頭に使われていた“神の御子は今宵しも”でスタート。凛としたピアノと艶々としたチェロの音色にもう涙が出そう。

この日の曲目は、映画のサントラからを中心に、新旧のオリジナル曲も多数披露されました。私は特にサントラの中のボーカル入りの曲「悲しくてやりきれない」「隣組」「みぎてのうた」「たんぽぽ」に感動しました。ピアニカや木琴も披露され多彩な才能にも脱帽ものです。

約2時間の夢のような感動の時間が過ぎ、いよいよもう一つのお楽しみであるサイン会。私は、コンサートなどに行くと、その出演の方々へ敬意を表す意味で作品を購入することにしています。それにサインが付くとなれば逃す手はありません。

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これが今回私が購入した2枚。上が徳澤さんの「カジャラの音楽」、下はコトリンゴさんの「Sweet Nest」。

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そしてこれが徳澤さんのサイン。

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これがコトリンゴさん。

サインをいただいたあと、「写真を撮らせてもらってもよろしいですか?」とおたずねすると、徳澤さんから「もちろん!」とお答えが。

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そしてこれが撮らせていただいた写真。私の後ろにも多くの人が並んでいたので「サイン中の姿でいいですよ」と言ったのですが、ペンを置いてピースまでしてくださいました。

2週間前、これも数ヶ月前から楽しみしていたライブにのっぴきならない事情で行けなくなってしまった私。今回もまさかそんなことにはならないだろうか、と不安で仕方なかったのですが、終わってみればもう少し不安を味わっていたかったような複雑な気持ちです。人間の感情なんて、勝手なものですね。

今年のもう一つの目標は「小澤征爾さんのコンサートを観に行く」なのですが、年内実現可能でしょうか。

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2017年7月 8日 (土)

コンサート紀行⑩~溝口肇(2016.4.8)

「世界の車窓から」のテーマ曲で知られる溝口肇さんのコンサートが行われたのは2016年4月8日。場所は京都の平安神宮でした。

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溝口さんが出演されたのは「平安神宮 紅しだれコンサート2016」。

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コンサート情報を開演1時間半くらい前に仕入れ、チケットがあるのかどうかもわからずに平安神宮に急ぎました。

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前日は大雨と強風で多くの飛行機が欠航し、鴨川沿いの桜もだいぶ葉桜になってしまっていたのですが、この日はこんなきれいな天気で、神宮内の桜も健在でした。

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私が溝口さんについて知っていたのは、まさに「世界の車窓から」のオープニングテーマのほんの10秒ほどの演奏のみだったのですが、いろいろな映画音楽などの演奏もあり、楽しめました。何よりも、こんな美しい風景の中でゆったりとした美しいチェロの音楽が聴けるのですから、こんな贅沢はありません。

溝口さんのチェロには「アンジェラ」という名前が付けられており、年齢はおよそ300歳だそうです。「今後もあと300年くらいは生き続けられるだろう。彼女が生き続けられるように、戦争は絶対に起こしてはいけない」と語っておられたのがとても印象的でした。

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この日のセットリスト。ちょっと見にくいのですが、第二部ではニューシネマパラダイスの演奏があったようです(ちょっと残念)。

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一部と二部の休憩時間中を利用して溝口さんがサイン会をしてくださいました。

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2017年7月 5日 (水)

コンサート紀行⑨~DAVID LINDLEY(2005.4.27)

アメリカウエストコーストロックの巨人、Jackson Browne氏の盟友として多くのアルバムで演奏してきたDavid Lindley氏。

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↑コンサート用ポスター。直筆サイン入りです。

Browne氏のみならず、Bruce Springsteen氏やRod Stewart氏などのさまざま人のアルバムでもバックを勤め、印象的な演奏を残しています。

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ギターのみならず、フィドルその他ありとあらゆる弦楽器を操るLindley氏は、スライドギターの名手でもあります。Browne氏の“Running on empty”のスライドギターのソロは、私の中で「最もかっこいいギターソロ」の一つになっています。

そんなDindley氏の沖縄でのライブが実現したのは、2005年4月27日。場所は、当時那覇市の松山にあったクラブDセット。

アコースティックギターなどをヒザの上に置き、スライドギターのように弾く独特の奏法に目を奪われます。ギターのみならず、ハイトーンのボーカルまで聴かせてくれました。アンコールでは、「納豆、納豆、下さーい」などというヘンテコな(?)歌まで披露してくれました。

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ライブ終了後は、サイン会をしてくれました。

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持参したCDジャケットにサインを入れてくださいました。

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日本語タイトルは「化けもの」というヘンなタイトルですが、このアルバムジャケットにもサインを入れていただきました。

Lindley氏とアルバム作りをしなくなってからBrowne氏のアルバムが面白くなくなったと思っている私。また盟友復活で素敵なアルバムを届けてほしいものです。

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2017年7月 4日 (火)

コンサート紀行⑧~桜坂劇場編

コンサート紀行と言うわりには、肝心なコンサートのことにあまり触れていないこのコーナー。そろそろネタも尽きかけてきたでしょうか。

今回は、桜坂劇場で行われたコンサートの特集です。

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まずは遠藤賢司さん。フォークの一時代を築いた方で、“カレーライス”や”不滅の男”“夢よ叫べ”などが代表曲です。ステージ上では、何かに取り憑かれたように激しく叫び、アンコールが終わると、ギターを担いで歌舞伎のような舞を披露しますが、ステージを下りると、とても声が小さくでシャイな方です。このチラシにはサインを入れていただいており、右肩のところには猫の絵、左肩のところには「えんけん」と書かれています。

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最近のアルバムでは、「静」と「動」の対比が顕著になってきている気がします。

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次はパリミュゼット(Paris Musette)。

アコーディオンのダニエルコラン(Daniel Colin)さんを中心に、ギターのドミニッククラビック(Dominique Cravic)さん、ピアノのグレゴリーヴー(Gregory Veux)さん、ボーカルのクレールエルジエール(Claire Elziere)さんの4人組。このチラシにはヴーさんだけ写っていないのですがしっかり4人のサインが入っています。

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この顔ぶれに、一度だけラウルボルボサ(Raul Barboza)さんというアコーディオニストが加わったことがありました。「2大アコーディオニスト夢の共演」と書かれていますが、申し訳ありません、ラウルさんのことはよく存じ上げていませんでした。彼らの音楽は、シャンソンなどのフレンチミュージックで、このバンドに興味を持つまでは“パリの空の下”くらいしか知らなかったのですが、“ムーランルージュの唄”“愛の賛歌”“聞かせてよ愛の言葉を”“さくらんぼの実る頃”などなどいい曲がたくさんあります。私は、エルジエールさんのボーカルが大好きですが、クラビックさんが時折披露する低音の渋いボーカルもまた味があります。

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左からエルジエールさん、コランさん、ヴーさん、クラビックさん。

2011年にコランさんの引退公演が行われて以来このメンバーでの活動も終わってしまったようで、これ以来お目にかかれていないのが残念です。

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2017年7月 3日 (月)

コンサート紀行⑦~GIPSY KINGS(2000.5.3)

今回のコンサート紀行はGIPSY KINGS。

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場所は、東京の国際フォーラムでした。GIPSY KINGSと言えば、麒麟淡麗のCMに使われた”ヴォラーレ”や、”バンボレオ””ジョビジョバ”などのヒット曲で有名です。

バンドは、

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Tonino Baliardo氏の超絶フラメンコギターと

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Nicolas Reyes氏の哀愁を帯びたハスキーボイスが売り物ですが、

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私は、Canut Reyes氏のボーカルが大好き。彼がリードボーカルをとるのはアルバム中せいぜい多くて2曲くらいなのがさみしいところではあります。“Love & Liberte”に収録されている“Montana”は必聴です。

さてコンサートは、会場が広すぎて、ステージ上のどれが誰なのか、まったくわからず、ちょっと前に出てきたから「あ、あれがCanutなのね」という状況。もうすでに相当昔の話なので、コンサートの内容を詳細に記憶していませんが、コンサート終了後1階席の脇を通ってステージの広さ、会場の大きさを改めて実感したのでした。

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2017年7月 2日 (日)

あれから10年

7月2日は、忘れもしない、「あの日」から10年を迎えます。

あの日、何があったかと言うと・・・。くも膜下出血で緊急入院したのです。突然後頭部に激痛が走り、直後激しいおう吐。そのまま救急車で運び込まれ、気が付いたときは集中治療室の中。運び込まれてから2日後のことでした。

一般病棟に移れたのは10日~2週間ほど後のことだったでしょうか。順調に回復・・・と思われたところに、今度は水頭症を発症。水頭症は、脳に水がたまり、記憶障害や失禁などの症状を引き起こすために、日常生活に大きな支障をもたらします。そのため、その水を胃に流す「シャント」という機械を埋め込まれました。胃カメラをやると、脳にたまった水を胃に流すための管を見ることができます。

40日ほどで退院し自宅で静養していたところ、物がうまくつかめずに落とすことが続きました。検査入院ということで病院へ行くと、一回目の手術の際クリッピングという処置をしていた動脈瘤がふくらんできて神経を刺激しているとのこと。すぐさま琉球大学の先生を呼んでの再手術の計画が組まれました。再破裂をしないよう、手術までトイレでふんばったりしないよう、注意を受けました。

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退院直後の生々しい傷が残る頭。

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お腹にも、シャントを埋め込んだ手術の際にできた傷が。

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今も、頭の右側には、開頭手術をしたときの傷が残り、

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左側にはシャントのふくらみがはっきりと確認できます。

発症した人の4人に2人が亡くなり、4人に1人は後遺症が残り、後遺症もなく生き残れるのは4人に1人だと先生から聞きました。「運がよかったんだよ」。先生がそう言いました。実際、入院中にくも膜下出血で亡くなった方の死亡広告を何度か見かけました。

今も血圧管理で定期的な通院が欠かせませんが、何よりも、後遺症もなく何不自由ない日常生活が送れていることに感謝です。そして、病院の先生や看護士さん、リハビリスタッフのみなさん、家族、三ヶ月にも及ぶ病休期間中のみならず勤務再開後も勤務負担軽減にも協力してくれた職場の皆さんにも本当に感謝します。(今、ふっと思い出したのですが、病気を発症する直前、友人のS君(このあとに出てきます)と一緒に行った玉泉洞内の「身代わり地蔵」なるところに手を合わせて祈願したのです。お礼には行っていませんが、こちらにも感謝・・・。)

余談ですが、最初の入院中に東京からお見舞いに来てくれたS君。モノレール古島駅から浦添総合病院まで歩いてきたそうです。どうして徒歩で?

その答えが「直線だから近いと思った」って、あんたね~。じゃあ、那覇から名護まで歩いてごらん、直線だし。

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これが、噂のS君(右側)。この頃、まだ歩行器を使わなければ歩けませんでした。わざわざ、東京から飛行機賃をかけて来てくれたS君。友情にも感謝です。

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2017年7月 1日 (土)

2016年を彩ったアルバムたち

2016年は激動の一年でした。そんな2016年もいろいろと素敵なアルバムに出会いました。

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まずは、「世界の車窓から」のテーマ曲を演奏されている溝口肇さんの「New best selection」。昨年の京都旅行で平安神宮のコンサートに行き、その日の出演者が溝口肇さんだったのです。

このアルバムはベストセレクションだけあって、いい曲が目白押し。しばらくは聞き惚れました。⑤の“SAKURA DAYS”と⑩の“Spring Rose”はゆったりとして比類なき美しさの曲。⑬の“Eternal Wind”は広大な草原をゆったりとした風が舞うような、本当に気持ちのいい曲です。そして、ラストの⑭“Espace”はそれまでのポピュラー風の雰囲気を排除し、チェロ一本で重厚な雰囲気を醸しだします。

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次は、SPIZの「醒めない」。これは、夏を彩ってくれたアルバムです。

東京に住む私の母は認知症を患っていて、2週間ほどの日程で介護のために上京しました。認知症だとわかっていながら、繰り返される同じ会話に疲れ、精も根も尽き果てて帰りの飛行機に乗ったとき、機内オーディオでスピッツの特集をやっていました。「ロビンソン」に疲れた心を鷲づかみにされて涙を流し、このアルバムを購入したのです。スピッツのベストアルバム以外を購入するのは初めてでしたが、絶品メロディのオンパレードで、これはベストアルバムか?と思えるほど完成度の高いアルバムだと思っています。

①の“醒めない”はアルバムのオープニングを飾るにふさわしい軽快なロック。②の“みなと”④の“コメット”⑪“ヒビスクス”などなど、どれもスピッツらしいメロディアスな曲です。ちなみに、ヒビスクスとは、ハイビスカスのことで、詩の内容からこれは沖縄戦(または反戦平和)のことを歌ったものではないかと思っていたのですが、マサムネさんにはそんな意識はなかったそうです(笑)。でも、そう受け止めるのであればそう思ってもらってもいいと、雑誌のインタビューで答えていました。

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そして、我が沖縄から。マルチーズロックの「ダウンタウンパレード」。秋を彩ってくれました。

自分の中では、「マルチーズ=ダーク」というイメージが固まりすぎていて、なかなか購入できなかったのですが、ライブを観て一気に購入を決めました。

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高い音楽性と、もりとさん(前列中央)の深淵な詩&しわがれただみ声、馬頭琴という珍しい楽器が編成に加わっていることも大きな魅力。②の“維新伝心”(「以心伝心」ではない)の強烈な言葉が並ぶ激しいロック、⑦のミステリアスな雰囲気を醸し出す“モンキーレストラン”、⑨の“ダウンタウンパレード”は、戦争当時のひめゆり学徒隊の少女たちの行進をテーマに「少女達の涙を忘れないように」「悲しみの行進はもう決して繰り返さない」と切々と歌う壮大な曲です。

あまりにいろいろなことがあった2016年、これらのアルバムがあったからこそ乗り切れた気がします(大げさか・・・)。

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