2017年11月19日 (日)

島添大里城趾~影絵の夜

昨日は、3年前に一度観たことがある「影絵の夜」を島添大里城趾に観に行ってきました。実は数日前、ひょんなことからメンバーの方から開催のご案内をいただき、「これは一期一会」と出かけることにしたのです。

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この日の朝の天気予報では、降水確率が60%となっていましたが、どうにか持ちそうな様子。ところが会場駐車場で車を降りる際は、何か嫌な雲行きだったので傘を持参、案の定開演直前に雨が。でもさほど強くもならず、降ったり止んだりの状態でどうにか開演です。今回の舞台は、貝の旅の物語だそうです。

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とっぷりと日が暮れ、真っ暗な中に、影絵が幻想的に浮かび上がります。

時折吹く風がスクリーンを揺らし、影の焦点が合ったり、ずれたり。これは、演じている方々にとってはもしかしたら困った現象なのかも知れませんが、これはこれで自然が引き立てる演出として捕らえていいのではないかと私は思いました。

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また、ときにスクリーンの前での演奏やダンスもあり、なかなか興味深いものがあります。この下のダンスのシーンでは、このときに霧雨が降ってきて、これもまた自然の粋な演出となった気がします。

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ストーリーとして、少し難解な気もしますが、普段あまり目にすることのない楽器を使っての幻想的な歌と音楽、そして舞踏なども含めた影絵の世界はとても奥が深いと思います。そして、ストーリーは少し難解な方が、観て、感じて、考える、ということにもつながっていくのではないかとも思います。影絵の演出は、スクリーンの裏でどのようにやっているのだろうか、気になって気になって仕方なく、覗きに行きたい衝動をなんとか抑えるのに必死でした。

見終わっての印象は、「プログレッシブロック」。これが内田裕也さんなら「ロックンロール!」と言うのでしょうか? 「朗読」の舞台に接したときにもそう思ったのですが、ほぼ同じ印象です。いろいろな要素を詰め込んで、ちょっと難解で進歩的、前衛的(プログレッシブ)な舞台。二回観ただけでは簡単に語れないと思います。最近、やっと組踊がおもしろいと思い始めたばかりだというのに、またやっかいなものを知ってしまった気がします(笑)。

なお、今回ご案内をいただいた方と終演後にお話をさせていただき、記念撮影もしたのですが、その方の了解も得ていないため、写真は掲載していません。

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2017年11月11日 (土)

石垣島 食レポ&more

先日は2泊3日で石垣島へ行ってきました。

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お世話になった宿は、今年オープンしたばかりのWBF石垣島さん。

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廊下は打ちっ放しの様子がおしゃれです。

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部屋にはキッチンもあり、長期滞在で外食に飽きてきた人にも最適。

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「部屋には洗濯機もあるのに干場がない」との口コミもあり、まあそのとおりではありますが、工夫すればどうにかなるのでは。新築だけあってバストイレその他も新しくて清潔で、アメニティも充実していました。

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朝は軽食のサービスがあります。おにぎり2個、コロッケ1個、鳥のからあげ1個など。

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ロビーには数種類のドリンクがあり、自由に頂くことができます。(泡盛、サーターアンダギー、ちんすこうもあります。)

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初日の昼は「来夏世」(「くなつゆ」と読むそうです)さんに行きました。このお店はガイドブックにも載っているらしく、観光客が多く訪れていました。

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メニューは、八重山そばと、じゅーしー、赤米の単品またはセットのみ。

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私は、「八重山そばセット」をいただきました。セットは、八重山そば(中)とじゅーしーか赤米が付きます。つゆは、かつお系のあっさり出汁でおいしかったです。中の席が一杯だったため、外のテーブルで食事をした私たち。食事を終えて席を立ったところ、食べ物を求めて大きなカラスが舞い降りて来たのには驚きました。

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翌日の昼は、カレーの「中村屋」さんに行きました。

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こちらは、数種類のカレーが単品(800円~1100円)か2種類のコンビ(1000円)で選べます。カレーは具材によって辛さが変わります。また、コーヒーやチャイなどの飲み物が付きます。私が注文したのは、ビーフとバターチキンのコンビ。コンビカレーは、2種類のカレーそれぞれ味わえるだけでなく、2種類を混ぜるとまた違った楽しみ方ができます。店内のBGMは、クラシックやレゲエなど、様々な曲がジャンル問わずに流れていました。

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そして、なかなか試すことができなかった「オニササ」もいだきました。オニササは、ここ知念商会さんが元祖なのだそうです。場所は、八重山農林高校近くにあります。

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数種類のおにぎりと揚げ物を選んで袋に入れ、棚に置いてあるソースやドレッシングを好みでかけます。私が選んだ揚げ物は、ささみフライです。感想はというと、どちらもそれぞれおいしいので、「別々に食べてもええんちゃう?」
でした。でも当然、組み合わせてもおいしいです。ちなみに、これで200円はお安いと思います。
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この日の夜は、海人居酒屋源総本店さんに行きました。

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新鮮なお刺身、特にマグロがおいしかったと思います。

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お酒は、前日お邪魔した高嶺酒造さんの「於茂登」(おもと)。すっきりとした飲みやすい泡盛です。

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最終日の昼食は、石垣空港にある「ゆうなキッチン」さんへ。ロビーの飲食スペースはかなり混雑していますが、ここは奥まったところにあって以外と静かです。どちらかと言えば、空港関係者向けの意味合いが強いのかも知れません。

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豊富なメニューの中から私が選んだのは

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カツカレー(800円)。この前の日も昼がカレーであったことに、このブログを作成中に思い出しているダメな私。少し、八重山の香辛料、ピパーチを振りかけるとうまさが引き立ちます。

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搭乗待合室に入る直前、アイスで一息入れます。私が選んだのは、「ミルク」と「げんき クール」です。八重山げんき乳業さんが作っているげんきクールが原料になっており、多分八重山でしか味わえないはず。ヤクルトや、ヨーゴのようなさわやかな乳酸菌飲料です。

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今回の旅では、2日めの夜に飲んだ「於茂登」を作っている高嶺酒造に行きました。こちらは、道ばたにカーがあり、現在使ってはいないそうですが、お水はしっかり湧いているそうです。でも、有名な観光地、川平湾のすぐそばなので、塩分混じりなのだそうです。この日は、集落で「カー拝み」があるとのことで、周囲に葉っぱが巻かれているのだそうです。

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それと、もう一つ、泡盛「宮の鶴」を作っている仲間酒造さんにも行きました。何か、おしゃれな入口です。私のお気に入りの写真です。

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私たちが今回お世話になったホテルのすぐ向かいは発掘作業中でした。作業中の方にお聞きすると、この場所は遺跡で、15世紀時代の漆器や人骨などが発見されているとのこと。15世紀といえば、琉球王朝時代、石垣で言えばオヤケアカハチの頃でしょうか。歴史のロマンを感じます。

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ホテルから徒歩数分のところにあるユーグレナモールでは、市場の向かいに露天があり、ここで売られている某商品が他店よりも断然安い価格で売られていました。

2泊3日の旅は無事に終わりましたが、職場に戻ると、来週はバタバタとしそうな情報が・・・。









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2017年11月 4日 (土)

運命図書館に行ってきました

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前日とうって変わって小雨がぱらつき、気温も前日比-3℃といういい加減半袖では少し肌寒い11月4日、名護市宮里にある「BOOK CAFE AETHER(あいてーる)」に行ってきました。

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「あいてーる」さんは、古民家を改装して今年7月7日にオープンしたばかりのお店で、別名「運命図書館」とも言うそうです。それは、たまたま手に取った一冊が、運命を切り開くかも、という発想からきているのだとか。

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外観は、普通の古民家ですが、中に入ってびっくり。

入口を入ってすぐの一番座、二番座は「和」の(というよりも「琉」の、という方が適切でしょうか?)雰囲気を残してはいるものの、

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一番座の床の間も、二番座の仏壇も、全部書棚です。

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そして、奥のテーブル席は一転、おしゃれなこと。店内のBGMはジャズです。

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お食事のメニューは、「島カレー」「小腹セット」「ホットサンド」のみですが、

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添加物を含まない身体にやさしい調味料を使用し、

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コーヒー豆やローストにもこだわりを持った、いずれもおいしいものでした。

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私たちは「島カレー」(800円)に飲み物とラスクを注文しました。カレーは、男の私には量は少なめですが、丁寧に作られた感があり、とても好感が持てました。また、飲み物に添付されている砂糖は有機のものでした。コーヒーは、職場では比較的上等なものを作ってもらっているにもかかわらず、豆が変わったことにすら気づかない鈍感な私ですが、こちらのコーヒーを飲んでの第一声は「あっ、おいしい!」でした。

私がこのお店で特に共感したのはこの制度です。

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それが、「恩送りカード」です。それって一体何?と思ってよく読んでみると「まだ見ぬ友へ コーヒーを一杯おくりませんか?」ということで、

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例えばこの方のように「猫大好きな方へ」コーヒー一杯ごちそうする、と書くと、それに該当する方が名乗り出れば500円以内の飲み物をごちそうになる権利があるというものです。そして、ごちそうしてくれた方へメッセージを書き(このカードはごちそうしてくれた方へ送られるのだそうです)、ごちそうになった方はまた別の方へと恩送りカード(500円)を購入すれば新たなコミュニケーションが生まれる、というものなのです。今回これらには参加しませんでしたが、とても興味があります。この日に見た中では、「○○県出身の人」「○○が好きな人」など、同郷の人や共通の趣味などがある人にごちそうしたい、というケースが多いようでした。

今、とても世知辛い世の中で人間関係は希薄になり、些細なことで他人の命を奪うことが平気で行われています。そして、世界に目を向ければ、「核武装こそ我が身を守る唯一の道」だと軍事挑発を繰り返す国、そして異なる宗教観や思想を持つ人間を攻撃することになんのためらいも持たない連中が世界を困惑させています。

そんな世の中だからこそ、自分自身だけでなく、人と人とのつながりも大事にしていくべきなのではないかと思います。

ちなみに、店名の「あいてーる」とは「お店が開いてる」の意味のオヤジギャグに近いものかと思いましたが、帰宅して調べてみると「アイテール(=エーテル)は、古代ギリシャにおける輝く空気の上層を表す言葉。中世のキリスト教的宇宙観においても天界を構成する物質とされた」(Wikipediaより抜粋)と書かれており、まったく理解できないのですが、そうした崇高な言葉であるらしい、ということだけはどうにか理解できたところです。お店が7月7日の七夕の日にオープンしたことも何か関係があるのでしょうか。

「あいてーる」さんは、仲間と、見ず知らずの人と、そして自分と対話することによって生まれる新たなコミュニケーションを大切にして行きたいのだそうです。今回、お店の雰囲気や味も含めたメニュー、運営方針などにとても好感と興味を持ったので、近々また機会を見つけて訪れたいと思います。

今日は、いくつかのプランがあった中からこのお店に行くことになりました。この選択も『運命』でしょうか。



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2017年11月 3日 (金)

今朝の日の出

今日の日の出です。

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6:11。空が明るくなってきました。

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6:26。空が赤くなってきました。燃えるような朝焼けとはこういうことを言うのでしょうか。

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6:35。もう少しで太陽が出そうです。

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6:45。太陽が顔を出しました。今日もいい天気のようです。


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2017年10月26日 (木)

エンケンさんのこと

昨日10月25日、エンケンこと遠藤賢司さんの訃報が飛び込んできました。

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私がエンケンさんを知ったのは、2008年、沖縄で開催された「うたの日コンサート」でした。東京から高校の同級生たちがこのコンサート目当てにやってくる。でも私は、この年の出演者のみなさんのことはさだまさしさん以外はよく知らず、失礼ながらあまり乗り気ではなかったのです。でも、エンケンさんや琉球ちむどん楽団、かりゆし58など、この年の出演者の皆さんは後に大好きな存在になったのです。このとき演奏されたのは「カレーライス」「夜汽車のブルース」「不滅の男」「夢よ叫べ」などエンケンさんの代表曲ばかりだったのですが、この系統に弱い私にはこの時点ではピンと来なかったのが正直なところでした。確か、このときは演奏終了後にステージを飛び降り、客席付近を走ったような記憶があります。

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この模様は後にWOWOWで放送されましたが、足を大きく開いて歌う後ろ姿が逆光でシルエットのようになり、それがとても格好良く、惚れ惚れしました。

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そしてその後、エンケンさんが沖縄でライブを演るたび私は足を運び、出張などで空港へ向かう際のBGMには「不滅の男」で気合いを入れたものです。また、エンケンさんのライブのタイトルだった「年末ワッショイ!」にひっかけて、「週末ワッショイ」などと言ってビールを飲んだこともありました。

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ステージ上では、美しいピアノを聴かせ、つぶやくように歌ったかと思えば、何かに取り憑かれたように激しく叫びドラムを叩く。その激しさゆえシンバルが吹っ飛び、抱えたギターは振動とあちこちに弦がこすれることで、グワングワン音が鳴り、まだ余韻が残っているそのギターを倒れたアンプの上に置き去りにステージを下りる姿は、もうすごすぎて唖然呆然。「言葉を失う」以外に表現できませんでした。

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そしてアンコールの「夢よ叫べ」が終わると、ギターを担いで歌舞伎のような啖呵を切ってステージを去るエンケンさん。「かっこいい」の一言でした。

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↑ これは直筆サイン入りチラシです。

私はエンケンさんを見ると江頭2:50さんを思い出すのです。以前、エンケンさんのライブで興奮した江頭さんがエンケンさんの楽器を壊し始めたのだそうです。青ざめるスタッフをよそに、エンケンさんはその光景をニヤニヤしながら見ていたのだそうです。エンケンさんは江頭さんのことを「純芸人」と呼び、親交があったのだとか。

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でも、そんなエンケンさんも、ステージを下りると声が小さくて照れくさそうに話をされます。「本当は恥ずかしいから写真は嫌なんだけど・・・。じゃあ、1枚だけね」などと言いつつ、ポーズをとってくれました。このときだったか、サイン会で顔を合わせると「久しぶり」と言っていただきました。お会いするのは約2年ぶり、しかもサイン会という場所なので会話をしたと言ってもせいぜい数十秒くらいのもの。それなのに、覚えていてくれた・・・。本当に感激でした。このライブの模様をブログに載せたところ、エンケンさんの招聘にかかわった方からメッセージをいただいたこともありました。

そのサイン会でエンケンさんに、「今度はバンドで来てください」と言うと、「来たいんだけど・・・」と言っていました。結局、バンドで歌う姿は一度も拝めなかったことがとても心残りです。

今月予定されていた大阪でのライブがキャンセルされました。癌告知後のことでしたから、もうかなり悪いのだろうと思ってはいました。また、古い音源の再発が続き、活動の総括をしようとしているのかな、というイヤな予感もありました。

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私がエンケンさんを知って10年弱。ライブに行ったのは08年、10年、12年、13年の4回。持っているCDは8枚、DVD1枚。昔からの熱烈なファンの方々から見れば私のような人物はひよっこであり、ファンと自称することは許してもらえないかも知れません。

享年70歳。ファンに断りもなく自分勝手に、こんなに早く逝きやがって。悔しいです。ご冥福をお祈りします。

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2017年10月22日 (日)

「執心鐘入」を観てきました

10月19日は、国立劇場おきなわに組踊「執心鐘入」を観に行きました。この日は、第五期組踊研修生の第一回発表会です。

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「執心鐘入」は先日の首里城中秋の宴でも演目になった玉城朝薫の人気の作品です。

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あらすじは、夜道に迷って宿を借りにきた若い男性に宿の女性が一方的に想いを寄せますが、男はこれを断り近くの寺に逃げ込みます。(写真はいずれも首里城中秋の宴より。)

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男を追ってきた女は、叶わぬ想いから鬼へと変身し、寺の僧侶たちとの息詰まる攻防が繰り広げられるのです。

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首里城中秋の宴では屋外であることもあって大がかりな仕掛けはありませんでしたが、国立劇場では鬼が入り込んだ鐘がつり上げられ、鐘の下から鬼が顔を出すという演出がありました。前列の席で小さな子どもが鑑賞していましたが、この子にとってはとても恐い光景だったと思います。しかし、大人になると鬼の形相よりも、女の執念の方が恐ろしいと思う今日この頃(笑)。

研修生の待遇はかなり厳しいようですが、伝統文化の継承・発展のため頑張っていただきたいと思います。(お前なんかに言われんでも頑張ってる!との声が聞こえてきそうですが・・・)



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2017年10月21日 (土)

スーパーキッズオーケストラコンサートを観てきました

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10月8日は、沖縄市民会館に「スーパーキッズオーケストラ」(SKO)を観に行ってきました。

SKOは、言わずと知れた世界的な指揮者、佐渡裕さんが深い愛情を注ぎ育てているオーケストラです。私は以前、日曜朝のテレビ番組で、佐渡裕さんが指揮をし、さだまさしさんが歌う「風に立つライオン」を演奏している姿を観て、その高い演奏技術とあまりの美しさに涙したものです。

この日のプログラムは、

第一部

1 ホルスト:セントポール組曲より第一楽章

2 バッハ:シャコンヌ

3 モリコーネ:ニューシネマパラダイス

4 指揮体験

5 レハール:メリーウィドウメドレー

アンコール

6 アンダーソン:フィドルファドル

7 ウィーラン:リバーダンス

第二部~ゲストとの共演~

8 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(solo 島田真千子)

9 クーセヴィッキー:コントラバス協奏曲(solo 幣隆太朗)

10 ボッテシーニ:ヴァイオリンとコントラバスのための協奏的大二重奏曲(solo 島田真千子、幣隆太朗)

沖縄特別プログラム

11 芭蕉布(共演:浦添市ジュニアストリングス、沖縄市ジュニアストリングス、名護ジュニアオーケストラ、那覇ジュニアオーケストラ)

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この日のプログラムで嬉しかったのは、3の「ニューシネマパラダイス」。クラシック曲ばかりが並ぶ中での映画音楽で、我が家には映画のサウンドトラックだけでなく、溝口肇さん、2cellos、Yo-Yo Maという3大チェリストのバージョンもあるほどこの曲が大好き。

4の指揮体験では、会場から希望者を募って指揮者の体験をしてもらうというもので、偶然、小学5年生の男女が選ばれて指揮体験を行いました。テーマとなった曲は、モーツァルトのアイネクライネナハトムジークでした。まず、「この曲は四拍子ですので、四拍子をやってみましょう」と練習をさせ、いざ本番へ。素人の指揮者が振るタクトにもテンポ、強弱をしっかりと表現する即応力の高さも見せてくれました。

アンコールの6「フィドルファドル」と7「リバーダンス」はどちらも軽快な曲で、メンバーの皆さんは、曲に合わせて立ち上がって身体を左右に揺すったり、ステップを踏んだり、コントラバスはくるくると回転させたり、と魅せる要素満載の曲です。第二部のゲストとの共演では彼らの表情から笑顔は消えていましたが、第一部の特にこの2曲の生き生きとした笑顔満点の表情は観ている私たちも楽しくなりました。この2曲はYou Tubeで観ることができますので、興味のある方はどうぞ。

メンバーの皆さんが小学生~高校生のいわゆる「子ども」であるなどと見くびってはいけません。演奏技術や経験などは一流のオーケストラの方々にはかなわないでしょうが、彼らにはそれらを補ってあまりある純粋さや情熱があるのです。演奏会が面白くないと言われる某一流オーケストラは、高いお金を出してまで観たいとは思いませんが、SKOは別です。大人になると、経験や知識、技術がかえって邪魔をし、打算的になってしまう部分があるのではないかと私は思うのです。映画・ドラマでも、大人の臭い芝居に対して、子役の純粋な演技には本当に感心させられることがあります。ストーリーに感情移入できないくらい大人のヘタな演技は勘弁してほしいものです(笑)。

話がそれましたが、SKOの皆さんには、これからも純粋な感性を失わずに情熱を持って音楽に励んでいただくことを願うのみです。今後の活躍を期待しています。

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2017年10月17日 (火)

昨日の朝日

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10月16日の日の出です。時間は、6:36です。

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9月7日は、6:17、

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8月12日は6:05の日の出です。

8月、9月に比べてだいぶ日の出が遅くなってきました。そして、日の入りもぐっと早くなってきたように思います。

先日は北海道で初雪が降りました。東京でも13度とかと言っています。

ここ沖縄は10月に入っても、最高気温は30度をずっと超えていて、数日後には台風も接近しそうな気配です。季節ももう何がなんだかわからない状況ですが、秋は近づいているようです。

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2017年10月 1日 (日)

首里城公園中秋の宴

9月30日は、首里城公園に「中秋の宴」なる催しを観に行きました。

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このイベントは、9月30日と10月1日の2日間開催されますが、30日は土曜日であることや、人間国宝のおふたりが共演されることからこの日を選びました。

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普段、なかなか訪れることのない首里城。様々なイベントが開催されていることも知ってはいましたが、足を運ぶのは今回が初めてです。

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夕暮れ時の18:30から、きれいに晴れた空の下、宴が始まります。月がきれいに見えています。舞台向かって左側の最前列の席をゲットしました。

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厳かな雰囲気の中開演、

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まずはめでたい宴の席で最初に披露されることの多い「かぎやで風」、

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続けて「女こてい節」

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「ぜい」の琉球舞踊が披露されます。

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その後、人間国宝の西江喜春さんの演奏が披露されますが、私の席からは伴奏の方の姿と重なってしまい、見えませんでした。

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19時も過ぎ、だいぶ暗くなってきました。月がきれいです。

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そしていよいよ、西江さんともう一人の人間国宝である宮城能鳳さんの共演。舞を披露するのが宮城さん、3人並んだその中央が地謡の西江さん。この日最大の見せ場です。

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演目は「天川(あまかー)」です。

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普段、演目中の写真など撮れないのですから、この日はまさしく絶好のチャンスです。すり足の音までもが聞こえる距離、その美しい舞を十分堪能することができました。

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そして宴はいよいよ佳境に入り、組踊「執心鐘入」へ。歌も語りもすべて沖縄の方言ですから、ステージ下に標準語と英語の字幕が出ます。これで、方言がわからない人もより深く理解ができます。

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「執心鐘入」は組踊の創始者、玉城朝薫五番の一つで人気の高い演目です。

あらすじは、「中城若松という美少年が、首里王府へ奉公に行く途中、ある一軒家に一夜の宿をお願いします。宿の女は、親が留守だからと断りますが、男が若松だと知ると、態度を一変させて宿を貸します。女は、若松に言い寄りますが、若松は断ります。若松はいたたまれなくなり、末吉の寺に駆け込み救いを求めます。女は、必死になって若松を追い、寺へとやって来ます。しかし若松が見つからないため、とうとう鬼女へと変身し…。」(国立劇場おきなわHPの解説から)

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これは、追ってきた女が鬼の形相へと変身する場面。花笠で顔を隠し、その裏でメイクをするのですね。大変な作業です。

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そしていよいよ本物の鬼へと変身、お寺の僧侶は必死に念仏を唱え、鬼を退散させます。一方的に想いを寄せて、その想いがかなわぬものと知ったとき、その相手と一緒に死のうだなんて、女の情念、恐いですね(笑)。←幸か不幸か私は未経験(笑)。

本当にあっという間の50分間、見応えのある舞台でした。

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この日のラストを飾るのは琉球舞踊「醜童」(しゅんどう)。序盤は二人組の美しい舞が披露されますが、後に面をつけた二人が加わり、そのコミカルな舞に会場から笑いがおきました。コミカルな舞いというと、素人目には簡単に見えるのですが、コミックバンドがまともな曲をやったら意外と上手なように、あるいは、いつも凶器ばかりを使うタイガージェットシンが普通にプロレスをやらせたら意外と強いように(例えとして適切でしょうか?)、基本というものがしっかり身に付いていないとできないことなのかも知れません。

こうして、2時間半にも及んだ宴は幕を閉じました。

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美しくライトアップされた首里城周辺を散策しながら帰路につきました。

2年ほど前までは、テレビで組踊の特別番組が始まるとチャンネルを変えていた私ですが、好き嫌いの好みの感情なんてわからないものですね。

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2017年9月23日 (土)

NHK「ベストオブクラシック」の収録を観てきました

9月22日は、南城市のシュガーホールに、NHKのベストオブクラシックの収録を観に行ってきました。

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出演は

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ソプラノの砂川涼子さん

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テノールの与儀巧さん

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ピアノの栗原正和さん。(砂川さんの画像に比べ、与儀さんと栗原さんの画像が荒いのは、他意はありません。)

歌手のお二人は沖縄の出身で、NHKのニューイヤーオペラコンサートなどにも出演されており、全国的に名前を知られている方です。

演目は

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1 禁じられた音楽(ガスタルドン):砂川、与儀

2 ラルゴ「なつかしい木陰」(ヘンデル):与儀

3 あこがれの人に(チェスティ):砂川

4 暁は光から(トスティ):与儀

5 夢(トスティ):砂川

6 芭蕉布(普久原恒勇作曲・吉川安一作詞・中村透編曲):与儀

7 ばんがむり(宮古島民謡・中村透編曲):砂川

8 童神(佐原一哉作曲・古謝美佐子作詞):砂川、与儀

9、10 歌劇「愛の妙薬」から二重唱「そよかぜに聞けば」「ララ、ラララ」             (ドニゼッティ):砂川、与儀

11 歌劇「カルメン」から二重唱「母のたよりを聞かせてよ」(ビゼー):砂川

12 歌劇「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」(プッチーニ):砂川

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13 歌劇「ルイザ・ミラー」から「穏やかな夜には」(ヴェルディ):与儀

14 歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」から「私は神のいやしいしもべです」(チアーレ):砂川

15 歌劇「アルルの女」から「ありふれた話」(フェデリコの嘆き)(チアーレ):与儀

16  歌劇「死の都」からマリエッタの歌「私に残された幸せ」(コルンゴルト):砂川

17 歌劇「椿姫」から乾杯の歌「友よ、さあ飲み明かそう」(ヴェルディ):砂川、与儀

アンコール

18 メリーウィドウ(レハール):砂川、与儀

19 てぃんさぐぬ花(沖縄民謡):砂川、与儀

19時の開演から2時間超、お二人の圧倒的な歌声(砂川さんの美しさにも!)に魅了されっぱなしでした。10の「ララ、ラララ」では、与儀さんが泡盛の瓶を持って登場、酔って踊る場面では沖縄の踊りであるカチャーシーを取り入れ、会場を盛り上げました。

この日披露された曲のうちの何曲かは我が家のCDラックにもあり、7の「ばんがむり」も城間健市さんのものがありました。城間さんの曲は民謡らしからぬ、ちょっとミステリアスでロック調のアレンジですが、砂川さんの曲はちょっとジャズっぽいアレンジが素敵でした。

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また、4と5のトスティの曲は、私の知り合いであるローマ在住のオペラ歌手、Yumi TanakaさんのCDに入っていました。

この日の演目は、知らない曲が多かったのですが、とても楽しめました。FMラジオでの放送は10月30日19:30~、BSプレミアムでは12月1日朝5:00~だそうです。今から楽しみです。

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